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さらっと茶AOJIRU(アオジル)

商品詳細

届出番号 J555
商品名 さらっと茶AOJIRU(アオジル)
会社名 粋株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 骨代謝の促進;血糖値の上昇を抑える
本品には桑葉由来イミノシュガー、大豆イソフラボンが含まれます。桑葉由来イミノシュガーは、食事の糖の吸収を抑えて、食後血糖値の上昇を抑える機能があることが報告されています。大豆イソフラボンには中高年女性の骨の成分を維持するのに役立つ機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 ・健常な成人女性 ・健常な成人男女
機能性関与成分名 桑葉由来イミノシュガー、大豆イソフラボン
  • イミノシュガー
  • 大豆イソフラボン
  • 1日あたりの含有量 桑葉由来イミノシュガー2.42mg、大豆イソフラボン(アグリコン換算)25mg
    摂取目安量 1日1本
    摂取方法 1日1本を目安に、約100mLの水またはぬるま湯に溶かしてお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ○原材料名をご確認のうえ、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。 ○本品は多量摂取により、疾病が治癒したり、健康が増進したりするものではありません。 ○1日の摂取目安量を守ってください。 ○妊婦・授乳中の方、乳幼児及び小児は召し上がらないでください。 ○イソフラボンを含む他の特定保健用食品等との併用は避け、過剰摂取にご注意ください。 ○糖尿病の薬(血糖降下薬)をご使用されている方は、使用前に医師、薬剤師に相談してください。
    届出日 2024/08/19
    販売開始予定日 2024/12/01
    販売状況 販売休止中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【桑葉末加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    ●桑葉由来イミノシュガー
    桑葉由来イミノシュガーの安全性について3倍量以上を4週間摂取したヒト試験で有害事象は見られていない(過剰摂取)。加えて、本品の原材料である桑葉粉末を過剰摂取または長期摂取させたヒト試験から推定される桑葉由来イミノシュガーの摂取量および期間は5倍量以上で2週間摂取(過剰摂取)、加えて1日摂取目安量と同等以上の摂取量で3ヵ月の摂取(長期摂取)であるが、いずれも、桑葉由来イミノシュガーによる有害事象は見られていない。以上より、桑葉由来イミノシュガーの安全性に問題はないと判断した。
    医薬品との相互作用については、糖尿病治療薬との併用で血糖値が過度に低下する恐れがある。本品は健常者を対象としており、疾病に罹患していない者が本品を摂取する場合においては安全性に問題はないと考えられる。
    ●大豆イソフラボン
    文献データベースPubmedを用いて大豆イソフラボンをヒトに摂取させて安全性について評価した文献を調査したところ、14件が該当した。これらの文献において、大豆イソフラボンの安全性は肯定的に判断されており、大豆イソフラボン摂取に関連付けられた重篤な副作用の報告も見られなかった。また、大豆イソフラボンをアグリコン換算で300 mg/日、2年間摂取した試験で安全性が確認されている。このように、大豆イソフラボンは、本届出食品に含まれる大豆イソフラボンのアグリコン換算で5倍量を超える用量かつ12週間を超える試験期間の過剰摂取および長期試験で安全に使用されている。
    医薬品との相互作用については、複数の医薬品について大豆イソフラボンと共に摂取することで体内動態が変化することが報告されていた。上述の相互作用について、その大半はヒト試験にて確認されたものではないエビデンスレベルの低いものであった。ヒト試験の結果から相互作用の可能性について言及されているtheophyllineおよび midazolamについては、それらの試験における大豆イソフラボンのアグリコン換算での投与量が、本届出食品に含まれる大豆イソフラボンのアグリコン換算の1日当たりの摂取目安量の5倍量を明らかに超える過剰量であることから本届出食品の摂取とは乖離がある。以上のことから、本届出食品が医薬品と相互作用する可能性は低いと判断した。

    桑葉由来イミノシュガーと大豆イソフラボンの相互作用の報告はなかった。

    機能性

    【食後血糖値の上昇を抑える機能】
    (ア)標題
    桑葉由来イミノシュガーによる食後血糖値上昇抑制に対するシステマティックレビュー
    (イ)目的
    桑葉由来イミノシュガーの経口摂取が健常成人の食後血糖値の上昇抑制に有効か検証することを目的とした。
    (ウ)背景
    桑葉はイミノシュガーとして1-デオキシノジリマイシン、2-O-α-D-ガラクトピラノシル-1-デオキシノジリマイシン、ファゴミンを特徴的に含んでいる。桑葉由来イミノシュガーは、炭水化物の消化吸収に関わるα-グルコシダーゼを阻害し、実験動物において、食後血糖値上昇抑制作用が報告されている。しかし、予備的な文献検索で、桑葉由来イミノシュガーによる食後血糖値上昇抑制効果に関するシステマティックレビューの査読付き論文は見当たらなかった。そのため、桑葉由来イミノシュガーによる食後血糖値上昇抑制作用に関する包括的で最新の理解を得るために定性的システマティックレビューを行った。
    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    3つの文献データベースで英語および日本語を用いた検索と臨床試験登録システムに登録された試験からの検索を行った。健常成人が桑葉由来イミノシュガーを摂取した場合、プラセボの摂取と比較して食後血糖値の上昇を抑制するかを検討した論文をレビューの対象とした。
    (オ)主な結果
    文献検索の結果、2報を採用した。採用した論文2報では、健常成人が2.42~10.2mgの桑葉由来イミノシュガーと一緒に白米やビスケットなどの炭水化物を多く含む食品(負荷食)を一緒に摂取した場合と、プラセボと一緒に負荷食を摂取した場合と比較して、桑葉由来イミノシュガーによって有意に食後血糖値の上昇が抑制されることが認められた。本品は1日あたりの摂取目安量中に桑葉由来イミノシュガーを2.42mg含んでおり、食事と一緒に摂取することで食後血糖値の上昇抑制に期待できると判断した。
    (カ)科学的根拠の質
    本レビューで桑葉由来イミノシュガーが食後血糖値の上昇を抑制することが認められたが、一方で、採用された論文が2報と少ないこと、臨床試験の参加者の総数が40人と少ないこと、また、採用した論文の質の評価において試験方法などに部分的に不明な箇所があるということなどが見られた。そのため、最終的に桑葉由来イミノシュガーによる食後血糖値上昇抑制効果のエビデンスの強さは「効果の推定値に中程度の確信がある」と判断した。

    【骨の成分を維持するのに役立つ機能】
    (ア)標題
    最終製品「さらっと茶AOJIRU(あおじる)」に含まれる機能性関与成分大豆イソフラボンによる骨吸収抑制作用に関する研究レビュー
    (イ)目的
    健常な日本人成人に大豆イソフラボンを30 mg(アグリコン換算)/日以下で摂取させると骨吸収が抑制されるか検証すべく研究レビューを実施した。
    (ウ)背景
    大豆イソフラボンの骨吸収マーカーの低下作用について複数の論文報告があるものの、対象を健常な日本人成人として網羅的に解析した研究レビューは見つからなかった。そこで健常な日本人成人に大豆イソフラボンを摂取させることによる骨吸収に及ぼす作用を検証するため本レビューを実施した。
    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    健常な日本人成人を対象とし、骨吸収マーカーである尿中デオキシピリジノリン(DPD)について、大豆イソフラボン30 mg(アグリコン換算)/日以下の摂取とプラセボ摂取を比較している査読付き論文を採用した。日本語及び英語の臨床論文を、データベースを用いて検索し、8報を採用した。
    (オ)主な結果
    採用した論文は、いずれも健常な日本人中高年女性を対象としており、大豆イソフラボンの摂取量は23.3~26.9 mg(アグリコン換算)、摂取期間は2~10週間であった。8報中7報で大豆イソフラボンの摂取前後の比較で尿中DPD量の有意な低下が認められた。8報中1報でプラセボ群と比較して大豆イソフラボン群において尿中DPD量の有意な低値が認められた。また、8報中1報では摂取前後の尿中DPD変化率について、閉経後女性を対象とした層別解析でプラセボ群と比較して大豆イソフラボン群において有意な低下が認められた。
    (カ)科学的根拠の質
    研究の質の評価において、バイアスリスクは中、非直接性は低、非一貫性は低であり、出版バイアスについては否定できないと考えられた。対象論文8報において、大豆イソフラボンの摂取に起因すると考えられる有害事象は報告されていなかった。

    以上のことから、健常な日本人中高年女性が大豆イソフラボン23.3~26.9 mg(アグリコン換算)/日を継続的に摂取することにより、骨吸収マーカーの低下が認められる肯定的な結果を得た。したがって、大豆イソフラボンの骨の成分を維持する作用には科学的な根拠があると判断した。

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