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きなり寿a

商品詳細

届出番号 J967
商品名 きなり寿a
会社名 さくらフォレスト株式会社 他製品
ウェブサイト https://sakura-forest.com/
表示しようとする機能性 /foods
本品には納豆菌由来ナットウキナーゼとDHAが含まれます。納豆菌由来ナットウキナーゼは、血流(末梢)を改善することで血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています。DHAには、中高年の認知機能の一部である、日常生活における数に関する情報の記憶と数・ことばに関する情報の判断や読み書きをサポートする機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 疾病に罹患していない成人男女
機能性関与成分名 納豆菌由来ナットウキナーゼ、DHA
1日あたりの含有量 納豆菌由来ナットウキナーゼ:3.97mg(2000FU)、DHA:544mg
摂取目安量 5粒
摂取方法 1日5粒を目安に水またはぬるま湯などでお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 ■開封後はお早目にお召し上がり下さい。 ■本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。 ■食物アレルギーのある方は原材料をご確認ください。 ■抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤等を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。
届出日 2024/12/27
販売開始予定日 2025/03/03
販売状況 販売休止中
食品分類 /foods
加工食品(サプリメント形状)【DHA・EPA含有精製魚油、納豆菌培養エキス含有加工食品】
安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
確認を行った事業者団体等の名称
消費者庁(届け出詳細内容)
変更履歴

撤回日
届出撤回の事由

届出者の評価

安全性

【納豆菌由来ナットウキナーゼ】
①喫食実績
納豆菌由来ナットウキナーゼを1日3.97mg(2000FU)配合した本品と同等量の機能性関与成分を含む食品を2000年4月から累計約1200万食以上(1箱30日分)販売し、重篤な健康被害の報告はなかった。納豆菌由来ナットウキナーゼは納豆由来の成分で、古来より食されている食品であり、十分な食経験を有している。
②既存情報による安全性試験の評価
健常な成人男女を対象とした臨床試験で、本品に含まれる納豆菌由来ナットウキナーゼ(3.97㎎(2000FU)/日)、及びその5倍量(19.85㎎(10000FU)/日)の摂取で、安全性に問題ないことが確認された。また、本品とは異なるメーカーの納豆菌由来ナットウキナーゼ10000FU/日の摂取でも安全性に問題ないことが確認されている。
③医薬品との相互作用
納豆において血液凝固抑制薬との相互作用が報告されているが、納豆に含まれるビタミンK2が影響しており、本品に使用している納豆菌培養エキス末は製造工程中にビタミンK2を除去しているため、安全性に問題がないことヒト試験で確認している。

【DHA】
使用しているDHA・EPA含有精製魚油は1990年から原料として累計で5,000トン以上の販売実績があり、サプリメントや魚肉ソーセージなどの加工食品、特定保健用食品(リサーラソーセージ、DHA・EPA1050㎎/本、2005年販売)などに使用されている。これらの製品は、これまでに健康被害に関する重篤な報告は無い。さらに、既存情報を用いた評価も行った。
・欧州食品安全機関(EFSA)では1日5g、アメリカでは3gの摂取において、特に問題ないとされている。
・平成28年国民健康・栄養調査の結果に基づく、n-3 系脂肪酸の日本人30~49 歳の中央値は、2.0 g/日(男性)、1.6 g/日(女性)。
・DHA・EPAを含むn-3系脂肪酸の日本人の食事摂取基準は、成人男性2.0~2.2g/日、成人女性1.6~2.0g/日。(厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年度版))
また、魚油の多量摂取により凝血能や血圧が低下することがあるが、ラベルに「抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤等を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。」と表記して注意喚起を行っている。

以上より、本品を適切に摂取する場合、安全性に問題はないと考えられる。

機能性

【納豆菌由来ナットウキナーゼ】
(ア)標題
機能性関与成分納豆菌由来ナットウキナーゼの摂取による血圧低下機能に関する研究レビュー
(イ)目的
研究レビューにより、「血圧が高めの者(正常高値血圧者またはⅠ度高血圧者)を対象に、プラセボの経口摂取と比較して、国内外の論文を検索・調査し、科学的根拠を評価した。
(ウ)背景
現在、日本において生活習慣病の増加が問題となっており、高血圧もその一つである。高血圧が進むと、心不全等の心疾患や脳出血等の脳血管障害等のリスクが高まる。納豆菌由来ナットウキナーゼには、血小板凝集抑制作用や血流改善効果も報告されており、主にサプリメント(顆粒、カプセル状など)等の食品として摂取することで、血圧が高めの者(正常高値血圧者またはⅠ度高血圧者)の血圧を低下させる機能があることが報告されている。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
国内外の文献データベースから納豆菌由来ナットウキナーゼと血圧に関係する研究があるか検索した。目的に沿った研究は、3.97㎎(2000FU)の被検食を用いたランダム化比較試験を行った研究が2報あったため、その論文について評価した。そのうち2つの試験に使用された納豆菌由来ナットウキナーゼは日本生物科学研究所が提供したものであった。
(オ)主な結果
上記論文では1日あたり3.97㎎(2000FU)の納豆菌由来ナットウキナーゼを含むソフトカプセルを、血圧が高めの者(正常高値血圧者またはⅠ度高血圧者)が摂取する事によって、プラセボ摂取群と比較して有意な結果を示していることが確認された。
(カ)科学的根拠の質
バイアスリスクについては、症例減少バイアスとして、脱落例がみられた研究が2報あったが、その他に研究結果に影響を与えるバイアスリスクは少ないと考えられる。非直接性については低いと判断した。出版バイアスについては、メタアナリシスを実施していないため、バイアス自体を否定することはできないが、未報告研究は確認されず、その他研究結果に影響を与える要因も認められなかったことから、低いと判断した。

【DHA】
ア.標題:
DHAによる認知機能に関する研究レビュー
イ.目的:
誰に      P) :疾病に罹患していない成人に
何をすると   I) :DHA を摂取させることは
何と比較して  C) :プラセボ摂取、もしくはDHA摂取なしと比較して
どうなるか   O) :認知機能に対する効果が認められるか
研究デザイン  S):ランダム化比較試験(RCT)
ウ.背景:
認知機能に対する DHAの効果については、数多くの報告がある。しかし、疾病に罹患していない成人に着目して研究成果全体をまとめたレビューは限られている。そこで、これまでの国内外の知見を精査し、標題の研究レビューを行った。
エ.レビュー対象とした研究の特性:
文献の検索は、RCT(対象者をランダムに2つのグループに分け、一方は評価しようとするもの、もう一方には対照となるものを摂取させて比較する臨床試験)であること、DHAを摂取させる試験であること、疾病に罹患していない成人を対象としていることを条件に実施した(最終検索日2016/8/2)。なお本研究レビューは、届出者以外の第三機関が実施した。
オ.主な結果:
認知機能の一部である「記憶」および「判断・実行」において群間比較によるDHA摂取の有効性は、それぞれ7報の文献で認められた。これらの文献における1日当たりのDHA摂取量は480~1720mgであった。また、効果が認められた試験は、提示された数、ことば、図形などの情報を覚え込み、維持した情報を思い出して、思い出したことが正しいか確認するといった一連の脳内の作業を評価していた。これらの知見に基づき、本製品の表示しようとする機能性は、「DHAには、中高年の認知機能の一部である、日常生活における数に関する情報の記憶と数・ことばに関する情報の判断や読み書きをサポートする機能があることが報告されています。」とした。
当該製品は一日当たりの摂取目安量中にDHA544 mgを含む食品であり、当該機能の効果が期待できるものと判断した。
カ.科学的根拠の質:
採用文献の各種バイアス・リスク(偏りの危険性)は中程度、エビデンス(科学的根拠)の強さは中(B)と評価した。
幅広い年代の男女で機能が認められていた。また、効果を認められた文献のうち日本で実施された研究報告は3報あり、当該機能性において人種間に差異が認められるとした報告も無いため、日本人への外挿性(結果の日本人への適用)に問題はないと考えられる。ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアスや言語バイアスが完全には否定できないことが挙げられる。

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