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日清MCT(エムシーティー)オイル e

商品詳細

届出番号 J805
商品名 日清MCT(エムシーティー)オイル e
会社名 日清オイリオグループ株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.nisshin-oillio.com/
表示しようとする機能性 ストレス・緊張の緩和;疲労感を軽減
本品には中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)が含まれます。中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)は運動との併用で、健常な中高年者が日常の生活で生じる一過性の肉体的疲労感および精神的疲労感を軽減する機能が報告されています。
想定する主な対象者 疲労感の気になる健常男女
機能性関与成分名 中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)
  • 中鎖脂肪酸
  • 1日あたりの含有量 中鎖脂肪酸1.6g(オクタン酸1.24g、デカン酸0.352g)
    摂取目安量 1日2g
    摂取方法 1日2gを目安に食べ物や飲み物に加えてお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●油を直接飲むことはお控えください。 ●1回の摂取量が多いとお腹がゆるくなることがあります。
    届出日 2024/11/18
    販売開始予定日 2025/01/31
    販売状況 販売休止中
    食品分類 食用油
    加工食品(その他)【食用油脂】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本品は、西暦2010年より製造販売する食用油である日清MCTオイルと同じであり、年間1百トン以上の流通実績がある。本品に起因する重大な健康被害の報告はないものの、摂取目安量を明示していない。本品の喫食実績はあるものの、食経験の評価は「十分でない」とした。
    つぎに、類似する食品として本品と同じ食用油であり、機能性関与成分および一日当たりの機能性関与成分の摂取目安量が同じである「ヘルシーリセッタ(特定保健用食品、許可番号447、類似品1)」と、一日当たりの機能性関与成分の摂取目安量が4.6gと本品の機能性関与成分の同等量以上である「リセッタソフト(特定保健用食品、許可番号591、類似品2)」について評価した。類似品1、2いずれも、機能性関与成分の消化・吸収過程に大きな違いはなく、製造加工および使用時の加熱調理による機能性関与成分の変性もなく、非加熱の生食でも摂取する食品である。類似品1は、西暦2003年より製造販売し、年間2千トン以上の流通実績、類似品2は、西暦2004年より製造販売し、累計50トン以上の流通実績があり、類似品1、2いずれも、これまでに重大な健康被害の報告はない。
    この類似する食品の喫食実績から食経験の評価は「十分である」と判断したが、以下に示す既存情報による安全性試験の評価を行った。
    食品安全委員会の食品安全総合情報システムには、機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を含むリセッタ健康ソフト(一日当たりの機能性関与成分の摂取目安量は4.6g)について評価書が収載されており、ヒト試験の項で中鎖脂肪酸トリグリセリドを一日40g(機能性関与成分中鎖脂肪酸の摂取量として32g)・4週間摂取させ、安全性に問題はないと判断されると記載があった。
    本届出品は1日摂取目安量当たりの機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)量が1.6gであり、評価書のヒト試験で示された一日当たり中鎖脂肪酸摂取量32gは本届出品の機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)摂取量の約20倍に相当することから、既存情報による安全性試験の評価に関して「十分である」と判断した。また、リセッタ健康ソフトの原材料である食用精製加工油脂に含まれる中鎖脂肪酸油と、本届出品の原材料である中鎖脂肪酸油は、いずれも日清オイリオグループ株式会社製であり、本届出品の機能性関与成分の同一性を確認した。

    機能性

    【標題】機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)摂取と運動の併用による肉体的および精神的疲労感を軽減する機能に関する研究レビュー(定性的システマティックレビュー)
    【目的】P:疾病に罹患していない健常者に対して、I:中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)含有食品の経口摂取(運動との併用)により、C:プラセボ食品の経口摂取(運動との併用)と比較して、O:肉体的および精神的疲労感を軽減する機能がみられるか評価を行った。
    【背景】現代社会の課題に、生活環境の変化などに伴い疲労が蓄積しやすく、原因が明らかでない疲労がある。1999年に厚生労働省疲労調査研究班が実施した疫学調査では、疲労を自覚している人の割合は就労人口の約60%(4,720万人)と報告されており、さらにその半数(2,960万人)が半年以上続く慢性的な疲労に悩んでいると報告されている。さらに、2012年に一般地域住民2,000名を対象に実施した疲労に関する調査では、半数近くの者が疲労を誘因とした日常生活や社会生活の問題を抱えていることが報告されている。上記のように、疲労は社会的に重要な課題となっている。運動との併用で疲労感を軽減する食品成分の一つに中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)があり、ヒト臨床試験において運動との併用により健常者の肉体的および精神的疲労感を軽減する機能が報告されている。そこで、疾病に罹患していない健常者が中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を摂取することで、運動の併用により肉体的および精神的疲労感を軽減する機能がみられるか、研究レビューを実施し検証した。
    【レビュー対象とした研究の特性】本研究のデザインは研究レビューであり、4つの電子データベースを使用し、中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)が運動との併用により疲労感に与える影響について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。評価項目「肉体的疲労感」「精神的疲労感」について、中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)摂取群とプラセボ群のデータについて調査・評価を行った。
    【主な結果】1報のRCT論文が抽出され、評価項目「肉体的疲労感」「精神的疲労感」で、中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)摂取群が運動との併用により肉体的および精神的疲労感を軽減する方向で有意な結果を示していることが確認された。採用論文が1報のみであったことから、メタアナリシスによる定量的な統合は実施しなかった。
    【科学的根拠の質】本研究の限界としては、採用論文が1報のみであり、メタアナリシスが実施されていないことや、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、言語バイアスについて否定できないことが挙げられる。採用論文数が1報であることなどを考慮して、エビデンス総体の確実性は「低」と判断したが、各評価項目で採用論文1報のうち1報でプラセボと比較して有意差が認められており、表示しようとする機能性を裏付ける根拠になると判断した。

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