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歩筋サポートEX(イーエックス)

商品詳細

届出番号 J739
商品名 歩筋サポートEX(イーエックス)
会社名 株式会社伊藤園 他製品
ウェブサイト https://www.kenkotai.jp/shop/
表示しようとする機能性 関節の動きをサポート;筋肉をつくる力をサポート
本品にはマスリン酸及び非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)が含まれます。マスリン酸には筋肉に軽い負荷がかかる日常的な運動と併用することで、年齢とともに低下する筋肉量及び握る力を維持する機能があることが報告されています。非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)には膝関節の柔軟性・可動性を助け、歩く、階段の昇り降り、しゃがむ、正座する、正座や椅子から立つといった日常生活における膝や腰の違和感の軽減、寝返り、腰を反らす、腰をひねる時の腰の違和感の軽減、スムーズな歩行や階段の昇り降りをサポートすることが報告されています。
想定する主な対象者 健康な中高齢者および健常な成人男女
機能性関与成分名 マスリン酸、非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)
  • 非変性Ⅱ型コラーゲン
  • マスリン酸
  • 1日あたりの含有量 マスリン酸:60mg 非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として):3.2mg
    摂取目安量 2粒
    摂取方法 かまずに水などと一緒にお飲みください。
    摂取をする上での注意事項 本品は、多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
    届出日 2024/10/21
    販売開始予定日 2025/02/25
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【オリーブ果実抽出物・非変性Ⅱ型コラーゲン含有加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    1.マスリン酸の安全性に関する届出者の評価
    <喫食実績の評価>
    本届出製品の喫食実績はない。
    <既存情報による食経験の評価>
    機能性関与成分であるマスリン酸に関する食経験の評価はない。
    <既存情報を用いた評価および既存情報による安全性試験の評価>
    成人男女(主に中高齢者)、もしくは女性のみを対象としたマスリン酸経口摂取試験7報において、マスリン酸の長期摂取が原因と考えられるような有害な作用はいずれの試験中にも見られなかった。また、本届出商品に使用されるマスリン酸を用いた過剰摂取安全性試験によって、当該品が原因とみられる有害事象はみられず、安全性に問題がないことを確認している。これらのことからマスリン酸は十分に安全であると判断した。また本届出製品はマスリン酸を含む打錠であることから、同様に安全であると考えられる。
    2.非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として) の安全性に関する届出者の評価
    当該製品の機能性関与成分「非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)」を含む食品(カプセル、錠剤、粉末など)は、日本国内では2003年10月から販売されており、これまでの約20年間に4.2億食以上の流通実績のある食経験を有する。また、2023年10月31日時点において機能性関与成分を含む当該食品及び類似食品において重大・重篤な健康被害は報告されていない。それらの喫食実績をもとに安全性を評価し、安全であることを確認した。
    さらに、機能性関与成分の安全性情報に関して、文献情報の検索を行ったところ、安全性に問題のないことが確認された。また、日本人の健常者を対象とした機能性関与成分の過剰摂取試験(摂取目安量の10倍量摂取の臨床試験)を行った結果でも安全性に問題のないことが確認されている。なお、過剰摂取試験には、当該製品と同じ原料である鶏軟骨抽出物が用いられている。
    また、機能性関与成分と医薬品との相互作用の有無については、2023年11月8日時点においてデータベースで調査した結果、医薬品との相互作用に関する報告は確認されなかった。
    したがって、当該製品の機能性関与成分は長い食経験を有しており、また文献情報、並びに臨床試験結果をもとに安全性を評価し、安全であることを十分に確認できたことから、当該製品の安全性は問題がないものと判断できる。

    機能性

    【標題】
    最終製品「歩筋サポートEX(イーエックス)」に含まれる機能性関与成分「マスリン酸」による筋肉量および筋力の効果に関する研究レビュー
    【目的】
    疾病に罹患していない成人男女(妊産婦、授乳婦は除く)がマスリン酸を継続摂取した際の、筋肉量および筋力を維持する機能について検証した。
    【背景】
    骨格筋量は加齢によって減少すると言われている。運動機能を維持し自立した生活を送るためには、骨格筋の機能維持が重要となる。マスリン酸を経口摂取することで筋重量、筋力やタンパク質合成率が増加するという報告はいくつかあるが、健常者を対象とした研究レビューは未実施であった。そこで、疾病に罹患していない成人男女を対象とした研究レビューを行い、その科学的エビデンスを確認した。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    国内外の文献検索及び内容の確認を行い、健常者を対象にした臨床試験報告2報を得た。この文献は試験を設計する際に十分な科学的根拠が得られるよう考慮されたランダム化比較試験であり、質の高いものであった。
    【主な結果】
    定性的SRを実施した結果、マスリン酸の継続経口摂取に加えて、日常的な運動を併用することにより、年齢とともに低下することが想定される筋肉量及び筋力(握力)を維持することが示唆された。健康な中高齢者について、「日常的な運動+マスリン酸60mg以上の摂取」による筋肉量及び筋力(握力)の改善効果には科学的根拠があると判断した。
    【科学的根拠の質】
    本レビューの対象となった臨床試験の試験食品は株式会社ニップンから提供されており、マイナスデータが報告されていない可能性は否定できない。また本レビューは文献2報と対象者が限定的であったことを考慮すると、今後の研究動向を継続的に観察しさらなる検証の必要があると考えられた。

    【標題】
    最終製品「歩筋サポートEX(イーエックス)」に含まれる機能性関与成分である「非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)」を含む食品を摂取した場合における関節の機能に関する研究レビュー
    【目的】
    本研究レビューでは、健康な成人男女(健常者)を対象とした非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)を含む食品を摂取した群(グループ)が、非摂取群(プラセボ群;非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)を含まない食品を摂取したグループ)と比較して関節への効果(機能性)について、国内外の研究論文を網羅的(広範囲)に調査して、科学的に評価することを目的とした。
    【背景】
     健常者の関節には変性していない状態のⅡ型コラーゲン(すなわち、非変形Ⅱ型コラーゲン)が存在しており、関節軟骨での構成割合は15~20%程度である。非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)は、これまでに関節症患者において経口免疫寛容作用による関節の快適さ(痛みや腫れなど)に有用であることが報告されている。そこで、健常者における関節への機能性における効果についても期待できると考えられる。
    【レビュー対象とした研究の特性】
     日本語及び英語文献の国内外のデータベース(医中誌Web、CiNii、J-STAGE、PubMed、CINAHL Complete、Scopus、Google Scholar)を用い、検索日以前において、健常者を対象にした非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)の経口摂取によって関節への機能を検討したランダム化コントロール比較試験(RCT;Randomized Controlled Trial)を実施した文献を検索した。そこで、抽出した研究論文に対して、バイアスリスク、非直接性、非一貫性等からエビデンスの強さを評価した。
    【主な結果】
     文献調査を行った結果、このたび採択・評価された研究論文(採用文献)は3報(そのうち1報は日本人を対象)であり、いずれも健常者を対象にしたランダム化コントロール比較試験(RCT)で査読付き論文であったことから、信頼性の高い研究であった。また、いずれの研究論文も、標題に対して肯定的な結果であった。まず、日本人の健常者を対象にした臨床試験では、非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)(3.2mg/日;当該製品と同じ原材料及び同じ定量方法)の経口摂取により、対照であるプラセボ群と比較して摂取12週間後において、膝(ひざ)関節の柔軟性及び可動性(膝関節の動く範囲、曲げ伸ばし範囲)、日常生活(歩行、階段昇降、しゃがむ、正座する、正座や椅子から立つ等)における膝及び腰の違和感、また日常生活(寝返り、腰を反らず、腰をひねる等)における腰の違和感、歩行機能及び階段昇降機能(スムーズな歩行や階段の昇り降り)を有意に改善させた。また、ドイツで実施された研究では、非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)(1.2mg以上/日;原料規格で非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)を3%以上含有する鶏軟骨抽出物40mg/日)の経口摂取は、対照であるプラセボ群と比較して摂取24週間後において、膝関節の屈曲(柔軟性及び可動性)を有意に改善させた。さらに、アメリカで実施された研究では、非変性Ⅱ型コラーゲン(10mg/日;現在の定量方法では非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)として2.3mg/日に相当)の経口摂取は、対照であるプラセボ群と比較して摂取120日間後において、膝関節の柔軟性及び可動性(膝関節の動く範囲、曲げ伸ばし範囲)を有意に改善させた。これらの研究報告において、非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)の経口摂取によって、経口免疫寛容が誘導される作用などが考察され、膝(ひざ)関節の柔軟性・可動性をサポートする(助ける)、日常生活における膝及び腰の違和感の軽減、歩行機能及び階段昇降機能の向上(スムーズな歩行や階段の昇り降りのサポート)することが示された。これらの全ての機能性に関わる非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)の摂取量は3.2mg/日であった。なお、試験期間中において機能性関与成分の経口摂取に起因する有害事象は無かった。
     以上の結果より、機能性関与成分である非変性Ⅱ型コラーゲン(三量体として)を1日当たり3.2mg含む当該製品は機能性表示食品として適切であると判断された。
    【科学的根拠の質】
     採択・評価された研究論文は3報ではあったが、査読付き論文であり、研究デザインがRCTであったため、エビデンスの質は高いと考えられる。また、本研究レビューの限界については、未発表の研究データが存在する可能性が否定できないものの、文献検索は科学技術分野から医療分野の主要なデータベースを使用しているため、現時点で公表されている当該研究をほぼ網羅していると判断した。なお、採用された論文が3報と少ないことから、今後さらなるエビデンスの蓄積が望まれる。

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