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真茶園カテキン緑茶

商品詳細

届出番号 J540
商品名 真茶園カテキン緑茶
会社名 株式会社松田商店 他製品
ウェブサイト https://fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 血糖値の上昇を抑える
本品にはエピガロカテキンガレート(EGCG)が含まれます。エピガロカテキンガレート(EGCG)には食後血糖値の上昇をおだやかにする機能が報告されています。
想定する主な対象者 食後の血糖値が気になる健常者
機能性関与成分名 エピガロカテキンガレート(EGCG)
  • エピガロカテキンガレート
  • 1日あたりの含有量 140.2㎎
    摂取目安量 1日2g(2本)
    摂取方法 スティック1本を湯呑みに入れ、お湯または水(150~200ml)を注いで粉末が固まらないよう、よくかき混ぜてください。1日2g(2本)を目安に食事とともにお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 本品は、多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日当たりの摂取目安量を守ってください。本品は、カフェインを含んでいますのでカフェインに過敏な方は注意が必要です。
    届出日 2024/08/09
    販売開始予定日 2024/10/12
    販売状況 販売休止中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【粉末煎茶】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本品は通常の茶葉を粉末化した粉末緑茶であるため、一般的な茶としての喫食経験から安全性評価は可能であると判断される。令和3年度の国内の荒茶生産量は78,000トンとされ(農林水産省「作物統計」)、また抹茶の原料である碾茶の生産量も3,200トン(全国茶生産団体連合会調べ)であることから、十分な食経験があると考えられる。一方、本品の機能性関与成分であるエピガロカテキンガレート(EGCG)は、茶に含まれるカテキンの一種で最も豊富に含まれる成分であるため、茶に含まれるカテキンの安全性を評価することで通常の茶の飲用におけるエピガロカテキンガレート(EGCG)の安全性は評価できると判断される。茶カテキンを関与成分とした特定保健用食品が販売されており、個別に安全性の評価を受けているほか、これまでに主だった健康被害は報告されていない。 検索データベースを用いて文献検索を行った結果、1報のシステマティックレビューにおいては、絶食時に固形物などとしてエピガロカテキンガレート(EGCG)を急性多量摂取する場合に肝毒性と関連が認められたとの報告があったが、伝統的に摂取されている飲料形態や緑茶抽出物、食品の一部として摂取する場合には安全であることも報告されている。本品はEGCG 140.2mg/日を摂取する粉末緑茶で3倍量の過剰摂取でもEGCG 420.6mg/日の摂取であるが、茶カテキン1397.4mg/日の緑茶飲料摂取での有害事象は観察されなかったとの報告があることから本品過剰摂取においても安全は確保できていると判断される。また、欧州食品安全機関によるEGCGに関する安全性の科学的意見書によれば緑茶浸出液でのEGCGの平均一日摂取量は90~300 mg/日で、高レベル摂取者では866 mg/日に達すると見積もられるが、従来の緑茶浸出液の摂取であれば総じて安全であると考えられると結論付けられている。本品は、従来の粉末茶で飲用されるものであり、「本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日当たりの摂取目安量を守ってください。」などの注意喚起を表示するものであることから、安全性に問題はないものと判断した。

    機能性

    【標題】
    届出商品「真茶園カテキン緑茶」に含まれる機能性関与成分エピガロカテキンガレート(EGCG)の単回摂取による食後血糖値上昇抑制作用に関する
    研究レビュー
    【目的】
    疾病に罹患していない日本人(未成年者、妊産婦及び授乳婦を除く。)におい
    て、エピガロカテキンガレート(EGCG)を含む食品の単回摂取が、食後血糖値
    の上昇を抑制する(おだやかにする)か検証するため、定性的研究レビューを
    実施した。
    【背景】
    食生活や運動習慣、社会環境の変化に伴い、日本では糖尿病患者が年々増加し
    ている。厚生労働省の「2017 年患者調査の概況」では、2017 年の糖尿病患者数
    は328 万9,000 人となっており、以前の調査時(2014 年)から12 万3,000 増
    加したと報告されている。糖尿病の判定基準の一つの指標としても使用されて
    いる食後の血糖値においては、その値が増悪することは血管系疾患の発症進展
    リスクも高めるとされているほか、より軽度の糖尿病であるほど、その病態の
    進展に食後高血糖が影響することが示されており、食後高血糖の是正を含めた
    血糖コントロールが重要である。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    採用された文献1報は日本語で記載されていた。試験デザインは、二重盲検ラ
    ンダム化プラセボ対照クロスオーバー比較試験であった。また対象者は健常な日
    本人男女であった。介入群のエピガロカテキンガレート(EGCG)の摂取量は140.2
    mg/日であり、摂取時の形態は飲料形態であった。対照群はプラセボ飲料を摂取
    していた。アウトカム指標としては、食後血糖値及び食後血糖値AUC を測定して
    いた。
    【主な結果】
    適格基準に合致した1報の文献を採用した。採用した文献の質は、QL1(質が
    高い)であった。採用文献は、エピガロカテキンガレート(EGCG)の単回摂取に
    より対照群との比較において食後血糖値の有意な上昇抑制作用が確認された(効
    果あり)。採用文献は、健常な日本人男女を対象とした試験であった。採用文献
    のエピガロカテキンガレート(EGCG)摂取量は140.2 mg/日であり、エピガロカ
    テキンガレート(EGCG)140.2 mg/日以上の摂取により疾病に罹患していない日
    本人(未成年者、妊産婦及び授乳婦を除く。)において、食後血糖値の上昇が抑
    制される(おだやかになる)ことが示唆された。
    【科学的根拠の質】
    適格基準に合致した1報の文献を採用した。採用した文献の質は、QL1(質が
    高い:いずれの評価視点においても適切)であった。主な摂取対象者が日本人であることを考慮し、疾病に罹患していない日本人(未成年者、妊産婦及び授乳婦を除く。)を試験対象者とすることでエピガロカテキンガレート(EGCG)の単回摂取による食後血糖値の上昇抑制作用について検証した。そのため採用論文が1報と少ないことが限界として挙げられた。しかしながら、エピガロカテキンガレート(EGCG)の単回摂取は対照群と比較して食後血糖値の上昇を有意に抑制することから、エピガロカテキンガレート(EGCG)の単回摂取は食後血糖値の上昇を抑制する(おだやかにする)作用を有するという肯定的な結果を得た。さらなるエビデンスの充実が必要ではあるものの、本研究レビューの結果からエピガロカテキンガレート(EGCG)の単回摂取は食後血糖値の上昇を抑制する(おだやかにする)作用を有すると考えられた。

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