PRIME INULIN プライムイヌリン
商品詳細
届出番号 | J1096 |
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商品名 | PRIME INULIN プライムイヌリン |
会社名 |
ハートメディカル株式会社
他製品 |
ウェブサイト |
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
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表示しようとする機能性 | /foods 本品にはイヌリンが含まれます。イヌリンには食後の血糖値の上昇をゆるやかにする機能のあることが報告されています。また、イヌリンには腸内のビフィズス菌を増やし、腸内環境を整える機能のあることが報告されています。さらに、イヌリンには血中中性脂肪を減らす機能のあることが報告されています。 |
想定する主な対象者 | 食後の血糖値が気になる方、おなかの調子が気になる方、中性脂肪が気になる方。 |
機能性関与成分名 | イヌリン |
1日あたりの含有量 | 食後の血糖値の上昇をゆるやかにする、1袋(3g)当り・・・2.21g、腸内環境を整える、2袋(6g)当り・・・4.42g、血中中性脂肪を減らす、5袋(15g)当り・・・11.05g |
摂取目安量 | 1日摂取目安量:食後の血糖値の上昇をゆるやかにする(1日1袋3g)、腸内環境を整える(1日2袋6g)、血中中性脂肪を減らす(1日5袋15g)、を目安にお召し上がりください。 |
摂取方法 | 顆粒をそのまま、あるいは飲料水などと一緒に摂取してください。 |
摂取をする上での注意事項 | 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。摂りすぎあるいは体質、体調によりお腹がゆるくなることがあります、原材料表示を確認の上、食物アレルギーのある方は摂取をお控えください。 開封後はなるべく早くお召し上がりください。 |
届出日 | 2025/01/28 |
販売開始予定日 | |
販売状況 | 販売休止中 |
食品分類 | /foods 加工食品(錠剤、カプセル剤等)【菊芋(加工食品)】 |
安全性の評価方法 | |
機能性の評価方法 | |
確認を行った事業者団体等の名称 | |
消費者庁(届け出詳細内容) | |
変更履歴 | |
撤回日 | |
届出撤回の事由 |
届出者の評価
安全性 | |
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機能性 | <食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能について> 1.標題 イヌリンによる食後血糖値上昇をゆるやかにする作用に関する定性的研究レビュー 2.目的 キクイモ由来イヌリンを含む食品には、疾病に罹患していない健常な成人の食後血糖値の上昇を穏やかにする機能があることを検証する。 3.背景 イヌリンによる食後血糖値上昇がゆるやかにすることはいくつか報告があるが、健常者を対象とした研究レビューは未だ行われていない。 4.レビュー対象とした研究の特性 「医中誌」「JDreamIII」「PubMed」「The Cochrane Library」を用いて論文検索を行った。対象(P) が、疾病に罹患していない健常な成人、介入(I)がイヌリンを含む食品の摂取、対照(C)がプラセボ食品の摂取、無介入または摂取前値、アウトカム(O)が負荷食後の食後血糖値、である論文を収集した。 5.主な結果 5 報の論文を採用した。 5 報中 3 報において、イヌリンの摂取により食後血糖値の上昇が有意に抑制されていた。境界域の者を含む論文が 1 報あったため、これを除いた論文群でも考えたところ、この論文群では 4 報中 2 報で有意な効果が見られていた。 6.科学的根拠の質 5 報の採用論文はいずれもRCT試験であり、デザイン上の問題はない。限界としては、5 報の結果には中程度の非一貫性がある。さらに、今回の採用論文の中には二重盲検についての記述が無いものが存在するが、エビデンス総体をみたときに大きな問題となるようなリスクはなく、科学的根拠の質は高いと考えられる。 したがって、本研究レビューの結果から、イヌリンの食後血糖値の上昇を緩やかにする機能は、科学的根拠があると判断した。 <腸内のビフィズス菌を増やし、腸内環境を整える機能について> 1.標題 イヌリンによる整腸作用に関する定性的研究レビュー 2.目的 「健常な成人において、イヌリンを含む食品の摂取は糞便中のビフィズス菌数および排便回数、排便量を増やすのか」を検証する。 3.背景 イヌリンによる整腸作用は多くの論文で報告されているが、健常者のみを対象とした研究レビューはまだない。 4.レビュー対象とした論文の特性 「医中誌」「JDreamIII」「PubMed」「The Cochrane Library」を用いて論文検索を行った。(P)健常な成人、(I)イヌリンを含む食品、(C)プラセボ食品、無介入のコントロール群、または介入前と比較し、(O)糞便中のビフィズス菌量または排便回数、排便量を評価している論文を収集した。 5.結果 34 報の論文を採用した。34 報中 24 報で糞便中のビフィズス菌量を評価しており、23 報で有意な増加がみられた。また、 34 報中 20 報で排便回数を評価しており、13 報で有意に増加していた。さらに、11 報で排便量を評価しており、5 報で有意に増加していた。便秘傾向者での結果に限ると、排便回数は 10 報中 9 報で、排便量は 6 報中 5 報で有意な改善が見られた。これらの論文での用量は 0.55 ~ 27.6 g、介入期間は 7 ~ 30 日間であった。 6.科学的根拠の質 34報のうち31報はRCT試験であり、デザイン上の問題はない。日本人のみの論文に限ったときにも同様の効果が得られていたことから、外挿性に問題はないと考える。またエビデンス総体をみたときに大きな問題となるようなリスクはなく、科学的根拠の質は確保されていると考える。 したがって、本研究レビューの結果、健常な成人が、イヌリン摂取すると糞便中のビフィズス菌の量が増加し、また特に便秘傾向者において排便回数、排便量が増加することには科学的根拠があると判断した。 7.結論 本研究レビューの結果、健常な成人が、イヌリンを一日当たり 0.55 ~ 27.6 g を 7 ~ 30 日間にわたり摂取すると、糞便中のビフィズス菌の量が増加し、また特に便秘傾向者において排便回数、排便量が増加することが明らかになった。 <血中中性脂肪を低下させる機能について> 1.標題 イヌリンによる血中中性脂肪低下作用に関するメタアナリシスを含む研究レビユー 2.目的 「健常な成人において、イヌリンを含む食品の摂取は血中中性脂肪を減少させるのか」を検証する。 3.背景 イヌリンの摂取による中性脂肪低下作用をまとめたシステマティックレビューは存在しているが、これは対象に病者を含んでいる。健常者のみで考えた研究レビューはまだない。 4.レビュー対象とした論文の特性 「医中誌」「JDreamIII」「PubMed」「The Cochrane Library」を用いて論文検索を行った。(P)健常な成人、(I)イヌリンを含む食品、(C)プラセボ食品、無介入のコントロール群、または介入前値、(O)血中中性脂肪を評価している論文を収集した。 5.主な結果 9 報を採用した。9 報中 3 報で血中中性脂肪は有意に改善していた。このうち、主要評価項目として中性脂肪を評価し、かつクロスオーバー試験であった 4 報を用いたメタアナリシスの結果、イヌリンの摂取により、血中中性脂肪は有意に低下することが示された。この 4 報での介入に用いられた用量は 8.1 ~ 13.95 g、介入期間は 4 ~ 6 週間であった。なお、血中中性脂肪が「やや高め」な者を対象に含む 1 報を除いた 3 報では、メタアナリシスの結果は有意ではなかった。 6.科学的根拠の質 9 報の採用論文のうち8 報はRCT試験であり、デザイン上の問題はない。9報はすべて外国人対象の論文であったが、作用機序から考えて日本人と差があるという報告はなく、結果の外挿に問題はないと考える。限界としては、メタアナリシスに用いた 4 報での結果の非一貫性は低かったが、集めた論文全体での一貫性が高くなかったことがあげられる。しかしながら、エビデンス総体をみたときに大きな問題となるようなリスクはなく、科学的根拠の質は確保されていると考える。 したがって、本研究レビューの結果から、イヌリンの血中中性脂肪を低下させる機能には、科学的根拠があると判断した。 |