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日清MCT(エムシーティー)パウダー a

商品詳細

届出番号 I881
商品名 日清MCT(エムシーティー)パウダー a
会社名 日清オイリオグループ株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.nisshin-oillio.com/
表示しようとする機能性 脂肪の消費をサポートする
本品には中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)が含まれます。中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)は運動時の脂肪の燃焼を高めることが報告されています。
想定する主な対象者 健常者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)および授乳婦を除く)
機能性関与成分名 中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)
  • 中鎖脂肪酸
  • 1日あたりの含有量 中鎖脂肪酸1.84g(オクタン酸1.37g、デカン酸0.472g)
    摂取目安量 1日3.5g
    摂取方法 1日3.5gを目安に食べ物や飲み物に加えてお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ■本品を直接食べることはお控えください。 ■1回の摂取量が多いと、お腹がゆるくなることがあります。
    届出日 2023/11/13
    販売開始予定日 2024/02/28
    販売状況 販売休止中
    食品分類 食用油
    加工食品(その他)【粉末油脂】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (R06.1.12)様式Ⅰ当該製品の機能性に関する届出者の評価追記、様式Ⅱ⑧医薬品との相互作用に関する評価「参考にしたデータベース名又は出典」変更、別紙様式(Ⅱ)-1⑧医薬品との相互作用に関する評価変更
    (R06.3.27)
    ・様式Ⅱ⑧医薬品との相互作用に関する評価「参考にしたデータベース名又は出典」変更
    ・別紙様式(Ⅱ)-1⑧医薬品との相互作用に関する評価変更
    (R06.10.04)様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本品の原材料は、西暦2010年より製造販売する食用油である日清MCTオイルと同じであり、年間1百トン以上の流通実績がある。本品に起因する重大な健康被害の報告はないものの、摂取目安量を明示していない。本品の喫食実績はあるものの、食経験の評価は「十分でない」とした。
    つぎに、類似する食品として機能性関与成分が同じであり一日当たりの機能性関与成分の摂取目安量が4.6gと本品の機能性関与成分の同等量以上である「リセッタソフト(以下、類似品)」について評価した。類似品は特定保健用食品(許可番号591)であり、機能性関与成分の消化・吸収過程に大きな違いはなく、製造加工および使用時の加熱調理による機能性関与成分の変性もなく、非加熱の生食でも摂取するファットスプレッドである。西暦2004年より製造販売し、累計50トン以上の流通実績があり、これまでに類似品に起因する重大な健康被害の報告はない。
    類似品の喫食実績からその安全性は十分高いと考えられたものの、本届出品と製造工程が異なる食品であることから、食経験の評価は「十分でない」と判断し、以下に示す既存情報による安全性試験の評価を行った。食品安全委員会の食品安全総合情報システムには、機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を含むリセッタ健康ソフト(一日当たりの機能性関与成分の摂取目安量は4.6g)について評価書が収載されており、ヒト試験の項で中鎖脂肪酸トリグリセリドを一日40g(機能性関与成分中鎖脂肪酸の摂取量として32g)・4週間摂取させ、安全性に問題はないと判断されると記載があった。
    本届出品は1日摂取目安量当たりの機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)の含有量が1.84gであり、評価書のヒト試験で示された一日当たり中鎖脂肪酸摂取量32gは本届出品の機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)摂取量の約17倍に相当することから、既存情報による安全性試験の評価に関して「十分である」と判断した。また、リセッタ健康ソフトの原材料である食用精製加工油脂に含まれる中鎖脂肪酸油と、本届出品の原材料である中鎖脂肪酸油は、いずれも日清オイリオグループ株式会社製であり、本届出品の機能性関与成分の同一性を確認した。

    機能性

    【標題】機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)の摂取による運動時の脂肪燃焼を高める機能に関する研究レビュー(メタアナリシス)
    【目的】本研究の目的は、P:疾病に罹患していない者に対して、I:中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)含有食品を経口摂取することにより、C:プラセボ食品の経口摂取と比較して、O:運動時の脂肪の燃焼を高める機能がみられるか評価を行った。
    【背景】生活習慣病を発症する要因の一つに肥満があり、肥満の解消は我が国の保健医療政策上、重要な課題となっている。肥満の解消には、食事指導による摂取エネルギーの抑制や運動の勧奨などによる消費エネルギーの増加などの行動変容が基盤となり、近年では家事など日常生活の活動を積極的に行うことも、肥満予防の観点から重要であると注目されている。脂肪の燃焼を高める食品成分の一つとして中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)があり、ヒト臨床試験において健常者の運動時の脂肪燃焼を高めることが報告されている。そこで、疾病に罹患していない者が中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を摂取することで、運動時の脂肪燃焼を高める機能がみられるか、研究レビューを実施し検証した。
    【レビュー対象とした研究の特性】本研究のデザインは研究レビュー(定量的研究レビュー)であり、4つの電子データベースを使用し、中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を用いて運動時の脂肪燃焼について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。評価項目「脂肪酸化量」「脂肪酸化率」「最大脂肪酸化率」「呼吸交換比」について、中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)摂取群とプラセボ群のデータについて調査・評価を行った。
    【主な結果】4報のRCT論文が抽出され、評価項目に対する定性、定量の両面での解析結果に基づき、中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)摂取がプラセボ摂取に比べて運動時の脂肪燃焼を有意に高める機能があると判断した。
    【科学的根拠の質】本研究の限界としては、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、言語バイアスについて否定できないが、本研究レビューの結果より、表示しようとする機能性を裏付ける根拠になると判断した。

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