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BHN(ビーエイチエヌ)のイチョウ葉DX(ディーエックス)

商品詳細

届出番号 J932
商品名 BHN(ビーエイチエヌ)のイチョウ葉DX(ディーエックス)
会社名 ビーエイチエヌ株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 記憶の精度を高める
本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれます。イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンは、健常な中高年の加齢によって低下する認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした情報を覚え、思い出す力)や判断力(判断の正確さ)を維持する機能が報告されています。
想定する主な対象者 記憶力が低下した健康な中高齢者
機能性関与成分名 イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトン
  • イチョウ葉テルペンラクトン
  • イチョウ葉フラボノイド配糖体
  • 1日あたりの含有量 ①19.2㎎ ②4.88㎎
    摂取目安量 1粒
    摂取方法 一日1粒を目安に、かまずに水などと一緒にお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●原材料をご参照の上、食物アレルギーの心配のある方はご利用をお控えください。 ●一日摂取目安量を守ってください。 ●本品の取りすぎは、出血傾向を高めるおそれがありますので、過剰摂取にならないよう注意してください。 ●ワルファリンや抗凝固薬など出血傾向を高めるお薬をお飲みの方は、本品の摂取を避けてください。 ●小児の手の届かないところに保管してください。 ●天然由来の原料を使用しているため、色やにおいが変化する場合がありますが品質には問題ありません。
    届出日 2024/12/23
    販売開始予定日 2025/04/01
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【イチョウ葉エキス含有加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    ○本届出商品の機能性関与成分「イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトン」を含む原材料である「イチョウ葉抽出物」は、2013年より販売されており、少なくとも4,900 kg以上が販売されているが、これまでに本原料に起因する副作用や重篤な健康被害の報告は確認されていない。
    ○イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンを含む原料である「イチョウ葉エキス」は一般的な成分規格が設定されている原料である。その定義は「イチョウ葉より水又は含水エタノールで抽出・精製した抽出物でフラボノイド配糖体を24%以上、テルペンラクトンを6%以上含有し、かつギンコール酸の含有量が5ppm以下のものをいう」とされており、一日摂取目安量はイチョウ葉エキスとして60~240 mgと設定されている。本届出商品に使用しているイチョウ葉エキスは規格化された原料を使用しており、一日摂取目安量も上記の範囲内である。
    ○成分を規格化したイチョウ葉エキスを使用したヒト臨床試験が多数実施されているが、重篤な有害事象の発生率にプラセボとの有意差は無かった。と報告されている。また、本届出商品の一日摂取目安量の5倍量以上のイチョウ葉エキスを摂取させた試験でも試験食に起因する重篤な有害事象の報告は無かった。

    また、医薬品との相互作用としては、ワルファリンなどの出血傾向を高める医薬品と相互作用を起こす可能性が考えられたため、摂取上の注意欄に注意喚起表示を記載している。

    以上のことから、本届出商品は健康な中高齢者が一日摂取目安量を適切に守り摂取する範囲においては、安全性に問題は無いと評価した。

    機能性

    【標題】
    機能性関与成分「イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトン」の摂取による認知機能の維持に関するシステマティックレビュー
    【目的】
    「健康な中高齢者において(P)、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンの継続経口摂取が(食品の形態、配合量は問わない)(I)、プラセボ摂取と比較して(C)、加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力および判断力を維持させるか(O)」について、定性的システマティックレビューを実施しました。
    【方法】
    組み入れ基準を①健康な中高齢者を対象としている。②イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンを含む食品を経口摂取している。③イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトン摂取量の記載があるまたは著者に確認が取れる。④記憶力、判断力に関する指標を評価している。⑤査読付きのヒト臨床試験の文献である。⑥ランダム化比較試験であると設定し、除外基準 を①被験者に未成年者(18歳未満)、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)および授乳婦、疾病罹患者を含む(適切な層別解析が行われておらず、これらの者が除外されていない)。②経口摂取以外の方法による投与。③イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトン以外の成分との併用。④動物実験、メタアナリシス、システマティックレビュー、総説、会議録と設定し、一次スクリーニングおよび二次スクリーニングを行いました。採用文献は、Minds診療ガイドライン作成マニュアル2020 ver.3.0に基づき、各文献を評価しました。
    検索データベースはPubMed、The Cochrane Library、医中誌Web、臨床試験データベースはUMIN-CTR、ClinicalTrials.govを用い、ランダム化コントロール比較試験(RCT)を対象に検索を行いました(最終検索日:2024年8月22日)。
    採用した文献において、アウトカム、バイアスリスク、非直接性、不精確、非一貫性、その他バイアスリスクを評価することで、エビデンス総体のエビデンスの確実性を評価しました。定性的研究レビューを実施することとし、各結果の定量的な統合(メタアナリシス)は未統合としました。
    【結果】
    各データベースを用いた検索結果より、186報の文献(重複36報を除く)を抽出した。一次スクリーニングではタイトルと要旨からスクリーニングを行い、23報を選別した。二次スクリーニングでは、文献本文の内容を精査した結果、本研究レビューの適格基準に合致した新たな研究は10報でした。でした。以上より、最終的に文献10 報を採用しました。
    採用した論文10報は、いずれも健康な中高齢者を対象としており、記憶力や判断力に関する評価をしていました。被験者数は944名(プラセボ群:478名、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトン群:466名)でした。このうち、記憶力の被験者数は901名(プラセボ群:456名、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトン群:445名)、判断力の被験者数は767名(プラセボ群:389名、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトン群:378名)でした。記憶力では9報中8報、判断力では9報中7報が肯定的であり、その有効性が認められていました。また、その最小有効摂取量は一日当たりイチョウ葉由来フラボノイド配糖体19.2 mgおよびイチョウ葉由来テルペンラクトン4.88 mgでした。
    【科学的根拠の質】
    臨床試験公開データベース(UMIN-CTR、ClinicalTrials.gov)にて検索を行った結果、本研究レビューのPICOSに合致する研究4件のうち未報告研究が4件ありました。また、本研究レビューは、英語と日本語の2言語で検索を行いました。このため、潜在的な出版バイアスや言語バイアス(他言語にて公表されている研究情報が欠落している可能性)の存在を完全に否定できません。これらの点が、本研究レビューの限界と考えられ、今後の研究に注視が必要であると考えられました。
    エビデンス総体のエビデンスの確実性は、記憶力、判断力については、「A(高):効果の推定値が推奨を支持する適切さに強く確信がある」と判断しました。このため、健康な中高齢者において、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体およびイチョウ葉由来テルペンラクトンを継続経口摂取することにより、加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力および判断力を維持する機能に対して、totality of evidenceの観点から肯定的な科学的根拠があると判断しました。また、その最小有効摂取量は一日当たりイチョウ葉由来フラボノイド配糖体19.2 mgおよびイチョウ葉由来テルペンラクトン4.88 mgでした。
    【その他】
    本研究レビューはビーエイチエヌ株式会社の資金源で実施しました。また、本研究レビューのプロトコールは未登録です。

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