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GABA(ギャバ)リコピントマト

商品詳細

届出番号 J836
商品名 GABA(ギャバ)リコピントマト
会社名 株式会社伊藤園 他製品
ウェブサイト http://www.kenkotai.jp/shop/
表示しようとする機能性 ストレス・緊張の緩和;血圧のサポート;肌のうるおい
本品にはGABA及びリコピンが含まれます。GABAには以下の機能があることが報告されています。①血圧が高めの方の血圧を下げる。②一時的な精神的ストレスを軽減する。 リコピンには紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 ①血圧が高めの健康な成人 ②健康な成人 健常成人で、紫外線によって肌が赤くなりやすい方
機能性関与成分名 GABA、リコピン
  • GABA
  • リコピン
  • 1日あたりの含有量 GABA:70mg リコピン:16mg
    摂取目安量 1日1本を目安にお飲みください。
    摂取方法 1日1本を目安にお飲みください。(表示見本:一日当たりの摂取目安量に併せて記載しています。)
    摂取をする上での注意事項 多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるもの ではありません。降圧薬を服用している方は、医師、薬剤師にご相談ください。
    届出日 2024/11/25
    販売開始予定日 2025/05/03
    販売状況 販売休止中
    食品分類 清涼飲料水
    加工食品(その他)【濃縮トマト飲料】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価;既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    健康GABA(ギャバ)リコピントマト」は、トマトジュースであり、トマトを原材料としています。
     また、GABAは、トマトに含まれるアミノ酸の一つであり、当該製品のGABAはトマト由来です。さらに、リコピンはトマトに含まれる色素成分「カロテノイド」の一つであり、当該製品のリコピンもトマト由来です。トマトやトマトジュースは、日本のみならず世界中で親しまれており、喫食実績の多い安全な食品であると考えています。
    「GABA(ギャバ)リコピントマト」は、弊社より2022年9月に発売を開始した「健康GABA(ギャバ)トマト」と同等であり、「健康GABA(ギャバ)トマト」はこれまでに1,100万本以上(液量で約1,800t以上)の販売実績があります。また、幅広い世代で男女問わず飲んでいただいておりますが、「健康GABA(ギャバ)トマト」に起因する重篤な健康被害情報はなく、機能性関与成分の2次情報の評価からも安全性に問題はないと考えられます。
    さらに、当社ではこれまで、200mlあたりトマト由来のGABAを100mg、リコピンを30mg以上含む飲料(類似食品)について販売をしており、また幅広い世代で男女問わず飲んでいただいておりますが、これまで重篤な健康被害情報は報告されておりません。
    さらに、自社・他社含め一般に販売されているトマト飲料も同等なものであると考えられ、原材料はトマトであることから、より多くの、そしてより長期間の喫食実績があり、安全性が非常に高い食品であると考えられます。
    よって、当該製品も安全であると判断しておりますが、体調に異変を感じた際は速やかに摂取を中止し、医師に相談していただきたいと考えております。

    機能性

    【標題】
     「GABA(ギャバ)リコピントマト」に含有する機能性関与成分GABAによる血圧降下に関する研究レビュー
    【目的】
    当該製品を販売するにあたり、GABAの血圧降下作用に関して科学的な根拠があるのか「健康な成人(正常高値血圧者を含む)または軽症高血圧者がGABAを含む食品を摂取すると血圧が下がるか」について文献を調査しました。
    【背景】
    GABAは自然界に広く分布するアミノ酸の一種であり、一般に脊椎動物等における抑制性の神経伝達物質として広く知られています。経口摂取した場合の機能として自律神経系に作用することで血圧降下作用を示すことが報告されています。しかし、GABAのこれらの効果を総合的に調べ効果の有無を判断した研究はなかったため、今回調査しました。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    日本語の文献(1975年以降に書かれたもの)と英語の文献(1971年以降に書かれたもの)を調査しました。検索の際には健康な成人(正常高血圧者を含む)および軽症高血圧者を対象とした試験を実施している文献を探しました。調査の結果、15件の文献がヒットしました。
    【主な結果】
     血圧降下作用について文献を調査した結果、GABAを12.3mg以上摂取すると被験者の収縮期血圧(SBP)及び拡張期血圧(DBP)が降下することが明らかとなりました。また、正常高値血圧者、正常血圧者のみを対象とした結果においてもSBP及びDBPが低下しますが、正常血圧者のみを対象とした結果においてはSBP及びDBPは降下しないことが明らかとなりました。よって、GABAは血圧が高めの方の血圧を下げる機能がありますが、正常血圧者の血圧は下げないと考えられます。
    【科学的根拠の質】
     GABAの血圧降下作用を確認した文献は、15件中11件がRCT、4件が非RCTでした。バイアス・リスクはや非一貫性については中程度でしたが、直接性、不精確、その他バイアスは低く、総じて研究の妥当性・信頼性は中程度から高程度と考えられました。

     よって、「GABA(ギャバ)リコピントマト」はGABAを70mg以上含有しているため、血圧が高めの方の血圧を下げる機能が期待できます。

    【標題】
    「GABA(ギャバ)リコピントマト」に含有する機能性関与成分GABAによる精神的ストレス軽減に関するシステマティックレビュー
    【目的】
    当該製品を販売するにあたり、GABAの摂取が精神的ストレスを軽減する効果があるかを評価するため、文献を調査しました。
    【背景】
    GABAは抑制性の神経伝達物質として広く知られており、末梢神経節においてGABAB受容体を活性化し、カテコールアミンの一つであるノルアドレナリンの放出を抑制することで交感神経系を抑制状態にするといった報告や、経口摂取することで交感神経の抑制あるいは副交感神経の亢進が観察されたという報告がある。しかし、これを網羅的に解析したレビューはなかったため、今回調査しました。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    日本語の文献(1975年以降に書かれたもの)と英語の文献(1971年以降に書かれたもの)を調査しました。検索の際には健康な成人を対象とした試験を実施している文献を探しました。調査の結果、6件の文献がヒットしました。
    【主な結果】
    精神的ストレス軽減作用について調査した文献では、交感神経活動活性度(LF/HF)や脳波(α波、β波)、唾液中クロモグラニンA濃度、唾液中コルチゾール濃度、唾液中IgA濃度による評価を行っており、GABAを1日当たり28~100 mg摂取することで、精神的ストレスが軽減されることが明らかとなりました。よって、GABAの摂取は一時的な精神的ストレスを軽減させると考えられます。
    【科学的根拠の質】
    GABAの精神的ストレス軽減作用を確認した文献は、6件中6件がRCTでした。バイアス・リスクや非直接性、不精確、非一貫性、その他バイアスは中程度であり、研究の妥当性・信頼性は中程度と考えられました。

    よって、「GABA(ギャバ)リコピントマト」はGABAを70mg以上含有しているため、一時的な精神的ストレスを軽減する機能が期待できます。

    【標題】
    「GABA(ギャバ)リコピントマト」に含有する機能性関与成分リコピンによる肌のダメージ(紅斑)の抑制効果に関するシステマティックレビュー」
    【目的】
    当該製品を販売するにあたり、リコピンの紫外線から肌を保護するのを助ける機能作用に関して科学的な根拠があるのか「健常者がリコピンを摂取すると紫外線により生じる紅斑が軽減される(紫外線刺激から肌を保護するのを助ける)効果が認められるか」について調査しました。
    【背景】
    リコピンはトマトに多く含まれる赤色のカロテノイド色素で強力な抗酸化物質であり、一重項酸素消去能が強いことが報告されている。そしてその強い抗酸化作用からLDLコレステロールを低下させる作用などさまざまな機能性が研究されており注目されている色素の一つです。
    一方、近年紫外線による有害性が問題視されており、環境省より刊行されている「紫外線環境保健マニュアル」では長期的な健康への悪影響予防のために、紫外線の浴びすぎを防止することの重要性が指摘されている。紫外線の有害性については紫外線照射により、皮膚の細胞内に大量の活性酸素が発生し細胞がダメージを受けることで皮膚の炎症反応が生じることが原因の一つであるといわれています。衣服や日焼け止めを塗る事が推奨されていますが、また一方でリコピンを含む抗酸化剤が、紫外線刺激によって生じた一重項酸素を消去し細胞を保護する上で主要な役割を果たす可能性が示唆されています。 我々は紫外線から肌を保護する成分の科学的評価、また訴求をする商品の開発を目的とし、健常な成人がリコピンを経口摂取すると、リコピンを摂取しなかった場合と比較して紫外線刺激から肌を守るのを助ける効果があるかについて、研究レビューを実施しました。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    日本語の文献(1975年以降に書かれたもの)と英語の文献(1971年以降に書かれたもの)を調査しました。検索の際には健康な成人を対象とした試験を実施している文献を探しました。調査の結果、4件の文献がヒットしました。
    【主な結果】
     健常者(紫外線によって肌が赤くなりやすい健常成人)がリコピンを8mg以上摂取することで紫外線により生じる紅斑を軽減する作用を示すことが明らかになった。
    【科学的根拠の質】
     リコピンの紫外線から肌を守るのを助ける作用(紫外線による紅斑の発生の抑制を評価した)文献のうち、選択基準を満たし、かつ除外基準に抵触していない文献は4報ありすべてRCTでした。バイアス・リスクや非一貫性については中程度でしたが、直接性、不精確、その他バイアスは低く、総じて研究の妥当性・信頼性は中程度と考えられました。

    よって、「GABA(ギャバ)リコピントマト」はリコピンを16mg以上含有しているため、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能が期待できます。

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