一覧へ戻る

記憶の湧水

商品詳細

届出番号 J629
商品名 記憶の湧水
会社名 富士山天然水合同会社 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 ストレス・緊張の緩和;疲労感を軽減;睡眠の質の向上;血圧のサポート;肌のうるおい;肌の弾力;記憶の精度を高める;筋肉をつくる力をサポート
本品にはバコパサポニン、GABAが含まれます。バコパサポニンには、認知機能の一部である記憶力(加齢により低下する日常生活で見聞きした情報を覚え、思い出す力)を維持する機能や、一時的な不安感を軽減する機能があることが報告されています。また、GABAには肌の乾燥が気になる方の肌の弾力を維持し、肌の健康を守るのを助ける機能、日常生活で生じる一時的な活気・活力感の低下を軽減する機能、一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能、すっきりとした目覚めをサポートする機能、血圧が高めの方の血圧を低下させる機能、仕事や勉強などによる一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する機能、日常の身体活動により、中高年の方の加齢に伴い低下する筋肉量を維持する機能が報告されています。
想定する主な対象者 ・中高年の健常成人男女 ・肌の乾燥が気になる健常成人男女 ・健康な成人男女 ・血圧が高めの方を含む健常成人 ・加齢による筋肉量の低下が気になる健康な中高年者
機能性関与成分名 バコパサポニン、GABA
  • GABA
  • バコパサポニン
  • 1日あたりの含有量 バコパサポニン:15mg、GABA:100mg
    摂取目安量 2粒
    摂取方法 1日2粒を目安に水またはぬるま湯とともにお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。 ●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。 ●常に活気・活力感が出ない、休暇・睡眠をとっても疲労感が抜けない方は、うつ病や慢性疲労症候群等の可能性がありますので、医師の診察をお勧めします。 ●降圧薬を服用されている方は医師、薬剤師に相談してください。
    届出日 2024/09/19
    販売開始予定日 2025/01/01
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【バコパエキス含有加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    〇バコパサポニン
    ・既存情報による食経験の評価
    本品に含まれているバコパサポニンは、湿地に生育するゴマノハグサ科植物バコパ(学名 Bacopa monnieri (L.) Wettst.)に多く含まれている。インドの伝統医学アーユルヴェーダで利用されてきたハーブで、認知機能改善効果がある素材として知られている。フィリピンでは、葉はサラダやスープの具材に利用されており、民族食市場で入手可能な香草である。
    ・安全性試験による評価
    安全性についてデータベースで検索した結果、問題となる報告は認められなかった。また、一日摂取目安量の5倍量のヒト過剰摂取試験を実施では、安全性に問題はないと判断された。
    ・医薬品との相互作用
    医薬品との相互作用が確認された事例は認められなかった。
    よって、バコパサポニンを1日摂取目安量15mg含有する本品は、安全性に関して問題ないと考えられる。
    〇GABA
    既存情報による食経験の評価では不十分であるため、安全性試験による評価を行った。
    ・安全性試験による評価:GABAの食品としての安全性に関する研究報告を検索したところ、21報あった。10~1,000mgのGABAを単回~12週間摂取した場合に、軽度の自覚症状変化を訴える事例(下痢など)はあるものの、安全性に問題はなかったことが報告されている。また、本品に含まれる機能性関与成分量の5倍量以上のGABA 1,000mgを4週間摂取した試験においても安全性に問題のないことが報告されていることから、本品に含まれている機能性関与成分GABAには十分な安全性があると判断できる。
    GABAは単純な構造のアミノ酸であり、基原による性質の違いは生じない。従って、各安全性評価試験で用いられたGABAと本品に含まれるGABAは同等のものであると言える。
    よって、GABAを一日摂取目安量100mg配合した本品の安全性に問題はないと考えられる。しかし、降圧剤などの医薬品を併用すると血圧を下げすぎてしまう可能性が報告されているので、降圧剤等の医薬品服用者は本品の利用について医師、薬剤師に相談すべきである旨をパッケージに表示している。

    機能性

    ●標題:バコパサポニンによる認知機能の維持
    【背景・目的】疾病に罹患していない成人男女を対象として、バコパサポニンを継続摂取することによる記憶力などの認知機能に対する有効性を確認する。
    【レビュー対象とした研究の特性】複数の研究論文のデータベースを用いて、各データベースから検索を行った。最終的に評価した論文数は2報であった。各効果指標に対して有意水準 p<0.05 の場合を有意な効果と判断した。
    【主な結果】2報中2報において記憶力(見聞きした情報を覚え思い出す力)の改善作用が有意に認められた。したがって、バコパサポニン(15mg/日)は継続摂取により記憶力を高め、「加齢により低下する認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした情報を覚え、思い出す力)を維持する」機能を有する食品成分であると考えた。
    【科学的根拠の質】採用した2報における研究の妥当性や信頼性も調べた。採用した論文はすべてRCTで査読付き論文であったことから科学的根拠の質は高いと考えられる。しかし、限界としては採用論文数が2報であり、出版バイアスの可能性を否定できないことから本研究成果の信頼性を高めるためにも今後もより質の高い研究結果が報告されることが望ましいと考えられる。
    ●標題:バコパサポニンによる一時的な不安感の軽減
    【背景・目的】健常な成人において、バコパサポニンの摂取が一時的な不安感を軽減する機能を有するかについて検証する。
    【レビュー対象とした研究の特性】健常成人の方を対象に、バコパサポニン摂取による不安感への影響をプラセボと比較した論文を評価対象とした。複数の研究論文のデータベースを用いて文献検索し、論文の内容を精査したところ、採用論文は2報であった。
    【主な結果】2報中2報において、健常成人を対象とし、バコパサポニンを15mg/日にて摂取させた結果、プラセボ摂取と比較して、一時的な不安感の有意な軽減が認められた。
    【科学的根拠の質】採用した論文はすべてRCTで査読付き論文であったことから科学的根拠の質は高いと考えられる。しかし、限界としては採用論文数が2報であり、出版バイアスの可能性を否定できないことから、本研究成果の信頼性を高めるためにも今後もより質の高い研究結果が報告されることが望ましい。

    GABA
    ●肌弾力維持機能に関する研究
    【背景・目的】肌弾力維持に対する機能性について検証した。
    【レビュー対象とした研究の特性】国内外の文献データベースを検索し、健康な成人を対象とし、GABAとプラセボを比較した試験で肌の弾性を評価している1報を評価した。
    【主な結果】GABA(100 mg/日)摂取により、健康女性における肌弾力低下を緩和する効果が確認された。肌の構造は全身で共通であり性差もないことから、GABAは肌の弾力を維持し肌の健康を守るのを助ける機能があると評価した。
    【科学的根拠の質】採用文献の科学的根拠の質は問題ないと判断した。
    ●一時的な活気・活力感の低下軽減効果に関する研究
    【背景・目的】日常生活における一時的な活気・活力の低下を軽減する効果について検証した。
    【レビュー対象とした研究の特性】国内外の文献データベースを検索し、日常生活で一時的に活気・活力感が低下している健康な成人男女を対象とし、GABA摂取群とプラセボ群を比較した試験でありPOMS2-AS「活気-活力」を評価している1報を評価した。
    【主な結果】GABA 100 mg/日を摂取することにより、一時的な活気・活力の低下を軽減する効果が確認された。
    【科学的根拠の質】採用文献のバイアスリスクは低度であった。
    ●睡眠の質(眠りの深さ)に関する研究
    【背景・目的】睡眠の質(眠りの深さ)の改善効果を検討した。
    【レビュー対象とした研究の特性】国内外の文献データベースを検索し、健康成人対象でGABA・プラセボ摂取時を比較した試験で脳波を評価している文献2報を評価した。
    【主な結果】GABA摂取(100 mg/日)の効果として、採用文献2報で、深い睡眠時間が有意に増加した。また1報では、ストレス状況や疲労感の違いによる層別解析を実施した場合、一時的な疲労感やストレスをより感じている人のノンレム睡眠ステージ3の時間が、有意に増加した。
    【科学的根拠の質】採用文献のバイアスリスクは低度であった。
    ●睡眠後の目覚めの質に関する研究
    【背景・目的】睡眠の質(目覚め)の改善効果を検証した。
    【レビュー対象とした研究の特性】国内外の文献データベースを検索し、健康成人を対象とし、GABA・プラセボ摂取時を比較した試験でVAS[feeling upon awakening]を評価している文献1報を評価した。
    【主な結果】睡眠の質がやや低い健康な成人男女がGABA 100 mg/日を摂取することで睡眠の質(目覚め)が有意に改善した。
    【科学的根拠の質】採用文献のバイアスリスクは低度であった。
    ●血圧低下作用に関する研究
    【背景・目的】血圧が高めの健常者に対する血圧低下効果を検討した。
    【レビュー対象とした研究の特性】国内外の文献データベースを検索し、健康成人対象でGABA・プラセボ摂取時を比較した試験で血圧を評価している文献15報を評価した。
    【主な結果】正常高血圧の人において、12.3mg~80mg/日のGABA摂取時の効果として、血圧が有意に低下する効果が認められた。また、正常な血圧の人のみを対象とした場合は正常な血圧を維持した。
    【科学的根拠の質】採用文献のバイアスリスクは低度であった。
    ●一時的な精神的ストレスや疲労感の緩和作用に関する研究
    【背景・目的】日常生活における精神的ストレスがかかる作業によって生じる一時的な疲労感に対しての機能性を検証した。
    【レビュー対象とした研究の特性】国内外のデータベースを検索し、健常成人を対象とし、GABA・プラセボ摂取時を比較した試験である11報の文献を評価した。
    【主な結果】一時的なストレスや疲労感を評価する指標「主観的指標(VAS、POMS)、客観的指標(唾液中のコルチゾール・クロモグラニンA、脳波の変動、自律神経活動の各指標)」により評価した結果、28 mg以上のGABAを摂取することで、仕事や勉強による一時的なストレスや疲労感を和らげる効果が確認された。
    【科学的根拠の質】採用文献のバイアスリスクは、採用論文11報中5報が高程度、他6報は低度であった。
    ●日常生活における筋肉量の維持に関する研究
    【背景・目的】日常生活における筋肉量の維持に対する効果について検証した。
    【レビュー対象とした研究の特性】英語、日本語の医学論文データベースを検索し、精査をした結果、健康な成人を対象とし、GABA摂取時とプラセボ摂取時を比較した試験デザインであり筋肉量を評価している文献2報を採用し評価した。
    【主な結果】日常の範囲内の身体的負荷とともにGABA 54.5 mg以上を8週間摂取することで期待できる効果であると考えられた。本研究レビューで確認されたGABAの摂取による筋肉量維持作用は、GH分泌促進作用や筋肉細胞の増殖促進の知見から年齢や性別に関わらず期待できるが、ヒトにおいてGABAの経口試験で確認されている対象者が中高年であること、および本作用に性差がないことを考慮し、当該製品の想定する主な対象者は「加齢による筋肉量の低下が気になる健康な中高年者」とした。
    【科学的根拠の質】非直接性で高程度、非一貫性と不精確で中程度のリスクがあり、科学的根拠の質は弱いと評価した。

    関連コンテンツ


    一覧へ戻る