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sleep glow(スリープグロウ)

商品詳細

届出番号 J463
商品名 sleep glow(スリープグロウ)
会社名 タムラ活性株式会社 他製品
ウェブサイト http://www.tamura-p.co.jp/kassei/
表示しようとする機能性 ストレス・緊張の緩和;疲労感を軽減;睡眠の質の向上;肌のうるおい;肌の弾力
本品にはラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン、米由来グルコシルセラミド、GABAが含まれます。ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが報告されています。米由来グルコシルセラミドには肌が乾燥しがちな方の肌の潤い(水分)を逃しにくくして、肌の潤いを守るのを助ける機能があることが報告されています。GABAは、仕事や勉強などによる一時的・精神的なストレスや疲労感を軽減することが報告されています。
想定する主な対象者 睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者、健常者(肌の乾燥を自覚する者等を含む。)、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感が気になる方
機能性関与成分名 ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン、米由来グルコシルセラミド、GABA
  • GABA
  • グルコシルセラミド
  • ラフマ由来イソクエルシトリン
  • ラフマ由来ヒペロシド
  • 1日あたりの含有量 ラフマ由来ヒペロシド1mg、ラフマ由来イソクエルシトリン1mg、米由来グルコシルセラミド0.6mg、GABA28mg
    摂取目安量 4粒
    摂取方法 一日摂取目安量 4粒 口の中で溶かす、または噛んでお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ●一日摂取目安量をお守りください。 ●原材料名をご参照の上、食物アレルギーのある方は、摂取しないでください。 ●降圧剤を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。
    届出日 2024/07/29
    販売開始予定日 2024/09/30
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【ラフマ葉抽出物、GABA、米抽出物含有加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    ●ラフマ由来ヒペロシド、イソクエルシトリン
    本届出商品はラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン(以下、当該成分とする)を合計2mg配合した錠剤である。当該成分を1日あたり合計2 mg配合した商品1(錠剤)は2004年から販売を開始し、現在までに累計3万個以上販売されているが、これまで当該成分に起因し、安全性が懸念されるような有害事象の報告はない。また、ラフマ葉を原料とした茶飲料「燕龍茶レベルケア」は特定保健用食品として認可されている(500 ml/日、当該成分30 mg/日が含まれる)。「燕龍茶レベルケア」の安全性に関しては、遺伝毒性、動物試験、ヒト試験において評価され、安全性が確認されている。また、医薬品との相互作用について既存のデータベースを検索した結果、これまでに報告はない。
    ●米由来グルコシルセラミド
    本品の喫食実績はないが、「米由来グルコシルセラミド」(以下、「関与成分」とする)を含む本品の原材料「セラミド含有米抽出物」は、2005年の販売開始以来、その他のいわゆる「健康食品」に配合され、食経験のある原材料である。また、関与成分を1.8mg含む食品を12週間経口摂取した試験において、米から抽出されたグルコシルセラミドが原因と考えられるような有害な作用は試験中にも見られなかったことから、グルコシルセラミドは十分に安全であると判断した。また、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。
    ●GABA
    本商品の機能性関与成分GABAは、野菜等の食品に広く含まれている。本商品に含まれるGABAの一日目安量は28㎎であり、これは日常の食事より摂取する量と比較して多い量ではなく、食経験は十分にあると考えられる。またGABAを1日当たり1000mg摂取した過剰摂取試験などにおいて重篤な有害事象は報告されていない。さらに医薬品との相互作用については、GABAは降圧薬や降圧作用を有するハーブとの併用により、低血圧を起こす可能性が記述されているが、本商品は降圧薬等を必要とする病者を対象としたものではないため、この懸念は低いと考えられる。
    GABAは単一の化合物であり、その基原に関わらず一定物質であるため、上述内容は本商品の機能性関与成分GABAと同等性があると考えられる。
    以上より、本届出商品を摂取した場合、人の健康を害するおそれはないと判断できる。

    機能性

    ●ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン
    ア)標題
    「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性について」

    (イ)目的
    成人健常者にラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン各1mg/日を摂取させることが睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことを検証した。

    (ウ)背景
    ラフマ葉は古くから利用されているが、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性について、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。

    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    PubMed(外国語論文)、JDreamⅢ(日本語論文)及びUMIN-CTR(臨床試験登録データベース)の3つのデータベースを検索した結果、2報の文献を採用した。2報の文献はいずれも査読付きで、睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者を対象としたプラセボ対照試験であった。

    (オ)主な結果
    睡眠に対して一過性の悩みを持つ成人健常者に、就寝前にラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン 各1mg/日ずつを摂取させた。介入群はプラセボ群と比べ、総睡眠時間に対する相対的なノンレム睡眠の時間割合が摂取前後で有意に増加した(p=0.01)。OSA睡眠調査票MA版を用いた評価の結果、介入群はプラセボ群と比べ、入眠と睡眠維持の項目が摂取前後で有意に改善した(p=0.042)。

    (カ)科学的根拠の質
    未発表のデータが存在する可能性が否定できないこと、2報の採用文献の評価方法が異なることやサンプルサイズの大きさなど、様々なバイアスリスクを含んでいることは否定できない。これらは本研究レビューの限界と考えられる。

    以上より、本届出商品に配合するラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンを各1mg/日ずつ摂取することにより、睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが見込まれ、表示しようとする機能性は適切であると考えられる。

    ●米由来グルコシルセラミド
    【標題】
    グルコシルセラミド含有食品の摂取による肌機能(保湿力)に関する研究レビュー
    【目的】
    健常者(肌の乾燥を自覚する者等を含む)を対象に、グルコシルセラミド含有食品(食品形態は問わない)を摂取させたとき、プラセボ食品(配合内容は問わない)摂取群に比べ肌機能(保湿力)を維持・改善させる機能がみられるか評価した。
    【背景】
    角質の細胞間脂質の主成分であるセラミドは、角層の水分量を保持し、皮膚のバリア機能に寄与しているが、加齢とともに減少し、乾燥肌や肌荒れなどの原因となることが報告されている。セラミドの一種である米や小麦、こんにゃくなどに含まれる植物由来グルコシルセラミドにおいても、食品として摂取することで肌機能(保湿力)を維持・改善することが報告されているが、総合的に評価した報告はないため、定性的研究レビューおよびメタアナリシスを実施した。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    健常成人男女において、グルコシルセラミド含有食品を用いて肌機能(保湿力)について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した(最終検索日:2021年6月15日)。採用論文9報は全て健常者(乾燥を自覚する者等を含む)を対象としており、比較対照群はプラセボ食品を用いていた。
    【主な結果】
    10報のRCT論文が抽出され、そのうち統計解析に必要なデータが得られた9報においてメタアナリシスによる定量的な統合を実施した結果、グルコシルセラミド摂取群(0.6mg~1.8mg/日)が評価項目「皮膚水分蒸散量」において肌機能を維持・改善する方向で、プラセボ摂取群と比較して定性的・定量的に有意な結果を示していることが確認された。
    【科学的根拠の質】
    本研究レビューで得られたグルコシルセラミドの肌機能(保湿力)の維持・改善について、グルコシルセラミドの基原植物および食品性状に関係なく認められており、採用論文における成分と本届出食品中の機能性関与成分の同等性に問題ないと判断した。本研究の限界・問題点は、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、他の言語における本研究レビューに関連する論文の存在は否定できず、言語バイアスについて否定できない。

    ●GABA
    (ア)標題
    機能性関与成分GABAのストレスおよび疲労感の低減作用に関する研究レビュー
    (イ)目的
    健常成人がGABAを摂取することによって、プラセボを摂取する場合と比べて、精神的ストレスや疲労感を緩和するか、について検討することを目的とした。
    (ウ)背景
    アミノ酸の一種であるGABAは、GABA高含有発芽米などの生鮮食品に限らず、チョコレートなどの菓子類などにも配合され、広く認知度が上がってきている成分である。GABAには睡眠や血圧の改善に加えて、一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する効果があることが知られている。今回、その効果を改めて検証するために研究レビューを行った。
    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    データベース3種の検索(2023年5月11日検索)により抽出された36報と、ハンドリサーチの1報の文献の37報において、事前に設定した基準に基づいて選択した結果、最終的に6報が採用された。採用された文献はいずれも査読付き論文で、日本人を対象としていた。また、採用した文献のうち2報が単盲検試験だった。
    (オ)主な結果
    GABA摂取30分前後、GABA 28mg以上の条件下でストレスマーカーの有意な低下が確認され、また、GABA摂取後30~60分、GABA 100mgでの条件下でα波の有意な増加が確認された。自律神経活動においても、GABA28mg摂取後36.5~45分でリラックス状態(ストレスの緩和)が認められたことから、GABA 28mg以上の摂取後30~60分程度でストレスの緩和に関する機能性が確認された。さらに、GABA摂取30分前後、GABA 28mg~50mgの条件において、主観的評価での疲労感の有意な低下が確認された。
    (カ)科学的根拠の質
    アウトカムレベルの限界として、自律神経活動については1報しか採用していないため非一貫性が評価できなかったことが挙げられる。また、研究レビュー全体の限界としては、ファンネルプロットを用いなかったため出版バイアスを評価できなかったことが挙げられる。

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