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グルコサミンPremium(プレミアム)

商品詳細

届出番号 J430
商品名 グルコサミンPremium(プレミアム)
会社名 田辺薬局株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 関節の動きをサポート
本品にはN-アセチルグルコサミンとカツオ由来エラスチンペプチドが含まれます。N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善することが報告されています。カツオ由来エラスチンペプチドにはひざ関節の違和感を持つ健常な中高年の方のひざ関節の動きをサポートし、ひざ関節の違和感を和らげる機能が報告されています。
想定する主な対象者 膝関節に違和感や不快感を持つ健常な中高年齢者、健常成人
機能性関与成分名 N-アセチルグルコサミン、カツオ由来エラスチンペプチド
  • N-アセチルグルコサミン
  • エラスチンペプチド
  • 1日あたりの含有量 N-アセチルグルコサミン:1000mg、 カツオ由来エラスチンペプチド:75mg
    摂取目安量 2粒
    摂取方法 噛むか、お口の中で溶かしてお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
    届出日 2024/07/19
    販売開始予定日 2024/09/24
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【N-アセチルグルコサミン、エラスチンペプチド含有食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    【N-アセチルグルコサミン】
    医薬品との相互作用に関する評価
    N-アセチルグルコサミンと医薬品との相互作用については、アセトアミノフェン、糖尿病治療薬、エトポシド、アドリアマイシン、ワルファリンについての作用が指摘されているものの、これらはいずれも類似物質であるグルコサミン硫酸塩・塩酸塩に対する指摘であり、実際の症状の報告もないことから相互作用はないものと判断しています。
    既存情報による安全性試験の評価(一次情報)
    文献検索、ハンドリサーチの結果、計5報の報告を得ました。
    いずれの試験においても、重篤もしくは被験食品との関連ありと判断された有害事象はなく、問診、血圧・脈拍数、体重、血液学検査、血液生化学検査において、生理的変動の範囲を超える変化は認められず、N-アセチルグルコサミンの安全性が確認されました。
    届出食品「グルコサミンPremium」において、N-アセチルグルコサミンの分析は問題なく可能であり、N-アセチルグルコサミンは非常に安定した物質であることから各成分の相互作用は起こしていないものと判断されます。よって、上記既存情報における安全性評価結果は機能性関与成分を1,000mg配合した届出食品に適用できるものと考えられ、届出食品は安全であると判断しました。
    【カツオ由来エラスチンペプチド】
    既存情報による安全性試験の評価
    本品の機能性関与成分であるカツオ由来エラスチンペプチドについて文献情報の検索を行ったところ、ラットを用いた急性毒性試験において異常所見は認められず、遺伝毒性試験(umu試験)においても変異原性を有さないことが確認された。さらに、過剰量長期摂取時の安全性を確認するために行ったとされる、日本人の健常者(男女42名)を対象としたカツオ由来エラスチンペプチド400mg(届出量の約5倍量)の13か月間の摂取試験において、摂取期間中に理化学検査、血液生化学検査の値に有意な変動は認められず、安全性に問題ないことが確認された。
    医薬品との相互作用に関する評価
    カツオ由来エラスチンペプチドと医薬品との相互作用について調査を
    行った結果、相互作用の報告はなかった。
    以上の理由から、届出商品「グルコサミンPremium(プレミアム)」に含まれるN-アセチルグルコサミン、カツオ由来エラスチンペプチドには十分な安全性が認められており、1日摂取目安量を摂取した場合ヒトの健康を害する恐れはないと考えられます。

    機能性

    【N-アセチルグルコサミン】
    【標題】N-アセチルグルコサミン(以下NAG)摂取が膝関節機能に及ぼす効果に関する研究レビュー

    【目的】NAG摂取が膝関節の機能に及ぼす効果を評価すること

    【背景】NAGは肌水分量の増加機能や、変形性膝関節症の緩和機能が報告されており、サプリメントとして利用されています。一方、健常人での関節への効果については十分に評価されていないため、疾患に罹患していない成人がNAGを摂取した際にそうでない食品に比べ膝関節の機能が改善されるか検証しました。

    【レビュー対象とした研究の特性】焼津水産化学工業株式会社社員3名のうち2名が、目的に沿った論文を検索し、1名が総合的観点から機能性を評価しました。具体的には、以下の通りです。
    ・被験者は、ひざ関節に痛みや違和感を持つ健康な成人であること。
    ・試験は、NAG入り食品摂取群(試験群)と含まない食品摂取群(プラセボ群)の2つに被験者を無作為に割付け、被験者と結果の評価者がともに誰がどちらを摂取したかわからないようにして比較した試験であること。
    ・機能性は、関節の機能で評価していること。

    【主な結果】2名の評価者で検索した論文を上記の条件に合致するか評価した結果、論文2報が条件に合致していることを確認しました。これらの論文では、ひざ関節に痛みや違和感を持つ健常成人男女に対し、NAG 300mgを含むカプセルまたはNAG 500mgを含む錠剤を12週間摂取させた結果、膝関節機能の指標であるJOAスコアがプラセボ群と比べ改善したことから、NAGを12週間摂取すると、膝関節の機能が改善されると考えられました。

    【科学的根拠の質】未発表のデータの存在は否定できないものの、主要なデータベースにより調査したため漏れがある可能性は低いと考えられます。また、上記論文には、各群への被験者の割付方法及び割付内容の試験実施者への隠し方についての記載が不十分で、評価結果には偏りが生じている可能性があります。対象文献が2報のみであるため、今後さらなる研究が必要と考えられます。
    上記の論文は、NAGをカプセルで1日あたり300mg、または錠剤で500mg摂取しており、形態や他の配合成分と摂取量について届出食品と一部違いがあります。しかし、NAGの吸収・代謝等に影響を与える成分はこれまで報告されていないため、NAGを1日当たり1,000mg含む届出食品についても、同等の機能性を発揮すると推測されます。

    【カツオ由来エラスチンペプチド】
    【標題】
     カツオ由来エラスチンペプチドの摂取による健常成人の膝関節機能の改善作用
    【目的】
      健常成人がカツオ由来エラスチンペプチドを経口摂取することによって、膝関節機能の改善に役立つかを検証することを目的とした。
    【背景】
      エラスチンは、膝の靭帯の構成成分であり、靭帯の張力を保ち関節を支持・安定化するのに役立っているが、加齢とともにエラスチンが変性・減少し、靭帯機能や張力低下の原因の一つと予測される。そこで、カツオ由来エラスチンペプチド摂取による膝関節機能の改善作用について検証するため本研究レビューを行った。
    【レビュー対象とした研究の特性】
      日本語及び外国語文献のデータベースを用いて、健常成人がカツオ由来エラスチンペプチドを経口摂取することで、膝関節機能が改善するかを検証した並行群間比較試験を検索し、合致するもの対象とした。
    【主な結果】
     採用文献によると、膝関節痛の自覚症状はあるが、変形性膝関節症などの疾病がない45歳以上75歳以下の健常成人(日本人)男女が、カツオ由来エラスチンペプチド75(mg/日)またはプラセボを12週間持続して経口摂取したところ、日本版変形性膝関節症患者機能評価表(JKOM)のスコア評価により、「膝の痛みやこわばり」、「日常生活の状態」、「普段の活動」に関する設問の合計点について、エラスチン群では12週間後にプラセボ群と比較して、有意な改善が認められた。本レビューによって、膝関節の違和感を持つ健常な中高年の方がカツオ由来エラスチンペプチドを75(mg/日)経口摂取することで、膝関節の動きの悩みを緩和する機能が期待できると判断した。
    【科学的根拠の質】
      本レビューの限界として、出版バイアスの可能性や未発表データが存在する可能性は否定できない点が挙げられるが、研究の収集は科学技術および医療分野の主要なデータベースを使用しているため、公開されている当該研究はほぼ網羅されていると判断した。採用文献は査読付き論文であり、日本人を対象とした信頼性の高い評価指標を用いていることから、科学的根拠の質は機能性評価に値すると考えた。

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