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オルト BCAA(ビーシーエーエー)

商品詳細

届出番号 J184
商品名 オルト BCAA(ビーシーエーエー)
会社名 オルト株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.ortho-corp.jp/
表示しようとする機能性 /foods
本品にはBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)が含まれます。BCAAには運動後の一時的なからだの疲労感を緩和する機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 健常成人
機能性関与成分名 BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)
1日あたりの含有量 4g
摂取目安量 1袋
摂取方法 250 ~ 300ml 程度の水などを注いだシェーカーに、1袋(26.8g)を入れ、フタをしっかり閉め、よく振ってからお召し 上がりください。
摂取をする上での注意事項 ●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進 するものではありません。●原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方は お召し上がりにならないでください。●天産物由来の原料を使用していますの で、色調等が異なる場合がございますが、品質には問題ありません。●乳幼児の 手の届かないところに保管してください。●一日摂取目安量をお守りください。
届出日 2024/05/22
販売開始予定日 2024/07/22
販売状況 販売休止中
食品分類 /foods
加工食品(その他)【乳たんぱく加工食品】
安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
確認を行った事業者団体等の名称
消費者庁(届け出詳細内容)
変更履歴

撤回日
届出撤回の事由

届出者の評価

安全性

(ア) 食経験の既存情報および安全性試験の既存情報を用いた評価
内閣府食品安全委員会によると、ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) 分岐鎖アミノ酸(BCAA)をダイエタリーサプリメントで摂取することに関する意見書(2019年12月20日付けNo.052/2019)を公開し、食事とは別にBCAAを追加的に摂取する場合の許容できる1日摂取量のガイドライン値をロイシン4.0g/日、イソロイシン2.2g/日、バリン2.0g/日、BCAA総量8.2g/日とした。また、本届出品におけるBCAAの一日当たりの摂取目安量4 g以上の摂取量での12週間を超える長期摂取試験及び、3倍量以上の過剰摂取試験においてBCAAの安全性に問題は無いとの報告があることから、本届出品の摂取に安全性上の問題は無いと判断する。

(イ) 医薬品との相互作用に関する評価
データベース「Pubmed」を用いた文献検索の結果、BCAAは抗悪性腫瘍剤、パーキンソン病薬レボドパ、麻酔薬モルヒネ、抗てんかん薬ガバペンチン、糖尿病治療薬メトホルミンの作用、あるいは体内動態に影響を及ぼす可能性が示唆されたものの、本届出品は健常成人を対象とした食品であり、疾病の罹患者や上記治療の為の服薬者を対象としていないため、薬の相互作用を起こす可能性は低く、本品を販売することは適切と考える。

(ウ) 機能性関与成分同士の相互作用に関する評価
データベース「Pubmed」での文献検索によりバリン、ロイシンおよびイソロイシンの相互作用について調べたところ、関連する報告は見つからなかった。

以上を踏まえて、本届出品の摂取に安全性上の問題はないものと考える。

機能性

(ア) 標題
「オルト BCAA(ビーシーエーエー)」に含まれる機能性関与成分「BCAA(分岐鎖アミノ酸であるバリン・ロイシン・イソロイシンの総称)」の運動による疲労を緩和する作用についての研究レビュー

(イ) 目的
健常成人において、分岐鎖アミノ酸(branched chain amino acids、以下BCAAと表記)の摂取が運動後の一時的なからだの疲労感を緩和するか検証すべく研究レビューを実施した。

(ウ) 背景
BCAAの運動による疲労感の緩和作用について複数の報告があるものの、文献毎のBCAA摂取量、対象者、評価項目といった試験条件の違いから、様々な結果が報告されている。そこで本レビューは、健常成人にBCAAを摂取させることにより、運動による疲労感の緩和に役立つかを検証するため実施した。

(エ) レビュー対象とした研究の特性
健常な成人(日常的に運動トレーニングを実施している者は除く)を対象とし、運動後の疲労感について、BCAA摂取とプラセボ摂取を比較している査読付き論文を採用した。日本語及び英語の臨床論文を、データベースを用いて検索し、6報を採用した。

(オ) 主な結果
適格基準に合致した論文6報をレビューした結果、BCAA を約1.5 g/日~約4.9 g/日で摂取することで、健常成人において、運動による疲労感のマーカー(筋肉の不快感)がプラセボ群との比較において有意に低値を示すことが示された。  
BCAA摂取のタイミングについて、6報の採用文献の内、有意な効果が認められなかった2報では、1報は運動後に、もう1報は運動前に摂取していた。一方、有意な効果が認められた4報では、3報は運動前に、もう1報は運動前および運動後に分けて摂取していた。これらのことから、BCAAを運動前、あるいは運動前と運動中に分けて摂取することで、運動による一時的なからだの疲労感が緩和されると考えられる。

(カ) 科学的根拠の質
バイアスリスクは中、非直接性は低、非一貫性は低、不精確は低であり、出版バイアスについては否定できないと考えられた。対象論文6報において、BCAAの摂取に起因すると考えられる有害事象は報告されていなかった。

以上のことから、健常成人がBCAA を約1.5 g/日~約4.9 g/日摂取することにより、運動による一時的な疲労感マーカーの低下が認められる肯定的な結果を得た。したがって、BCAAの運動後の一時的なからだの疲労感を緩和する作用には科学的な根拠があると判断した。

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