一覧へ戻る

MCT(エムシーティー)バターコーヒー

商品詳細

届出番号 I829
商品名 MCT(エムシーティー)バターコーヒー
会社名 日清オイリオグループ株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.nisshin-oillio.com/
表示しようとする機能性 体脂肪を減らす
本品には中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)が含まれます。中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)はBMIが高めの方のウエスト周囲径の減少、体脂肪や内臓脂肪を減らすことが報告されています。
想定する主な対象者 BMIが高めの方
機能性関与成分名 中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)
  • 中鎖脂肪酸
  • 1日あたりの含有量 中鎖脂肪酸1.6g(オクタン酸1.2g、デカン酸0.4g)
    摂取目安量 1日4.5gを目安にお召し上がりください。
    摂取方法 おいしい飲み方 カップにティースプーン山盛り約2杯(小さじ2杯半、4.5g)を入れます。ホットの場合 お湯を140ml注ぎ、ダマが残らないようによくかきまぜてからお召し上がりください。 アイスの場合 まず、冷水を30ml注ぎ、ダマが残らないようにしっかりとよくかきまぜてください。その後、冷水を110ml注ぎ、よくかきまぜてからお召し上がりください。※牛乳でもおいしくお召し上がりいただけます。
    摂取をする上での注意事項 1日の摂取量が多いと、お腹がゆるくなることがあります。本品を直接食べることはお控えください。
    届出日 2023/11/01
    販売開始予定日 2024/01/31
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【コーヒーミックス】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (R06.1.12)様式Ⅰ当該製品の機能性に関する届出者の評価追記、様式Ⅱ⑧医薬品との相互作用に関する評価「参考にしたデータベース名又は出典」変更、別紙様式(Ⅱ)-1⑧医薬品との相互作用に関する評価変更
    (R06.03.27)様式Ⅱ⑧医薬品との相互作用に関する評価変更、別紙様式(Ⅱ)-1⑧医薬品との相互作用に関する評価変更
    (R06.10.04)様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本品の原材料は、西暦2011年より製造販売する粉末油脂である日清MCTパウダーと同じであり、累計130トン以上の流通実績がある。日清MCTパウダーに起因する重大な健康被害の報告はないものの、摂取目安量を明示していないため、食経験の評価は「十分でない」とした。
    本届出品と機能性関与成分が同じであり、一日当たりの機能性関与成分の摂取目安量も同じである「日清MCT(エムシーティー)オイル(機能性表示食品、届出番号G144、類似品1)」、「ヘルシーリセッタ(特定保健用食品、許可番号447、類似品2)」と、一日当たりの機能性関与成分の摂取目安量が4.6gと本届出品の機能性関与成分の同等量以上である「リセッタソフト(特定保健用食品、許可番号591、類似品3)」について評価した。類似品1~3いずれも、本品と比べて機能性関与成分の消化・吸収過程に大きな違いはなく、本品と同様に、食品中の成分による影響や製造加工および使用時の加熱調理による機能性関与成分の変性もなく、非加熱の生食でも摂取する食品である。類似品1~3いずれも、これまでに重大な健康被害の報告はない。
    これらの食品の喫食実績からその安全性は十分に高いと考えられたものの、本届出品と製造工程が異なる食品であることから、食経験の評価は「十分でない」と判断し、既存情報による安全性試験の評価を行った。食品安全委員会の食品安全総合情報システムには、機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を含むリセッタ健康ソフト(一日当たりの機能性関与成分の摂取目安量は4.6g)について評価書が収載されており、ヒト試験の項で中鎖脂肪酸トリグリセリドを一日40g(機能性関与成分中鎖脂肪酸の摂取量として32g)・4週間摂取させ、安全性に問題はないと判断されると記載があった。
    本届出品は1日摂取目安量当たりの機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)の含有量が1.6gであり、評価書のヒト試験で示された一日当たり中鎖脂肪酸摂取量32gは本届出品の機能性関与成分摂取量の20倍に相当することから、既存情報による安全性試験の評価に関して「十分である」と判断した。また、リセッタ健康ソフトの原材料である食用精製加工油脂に含まれる中鎖脂肪酸油と、本届出品の原材料である中鎖脂肪酸含有粉末油脂に含まれる中鎖脂肪酸油は、いずれも日清オイリオグループ株式会社製であり、本届出品の機能性関与成分の同一性を確認した。

    機能性

    【標題】機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)の摂取によるウエスト周囲径、体脂肪、内臓脂肪の減少機能に関する研究レビュー(メタアナリシス)
    【目的】本研究の目的は、P: 疾病に罹患していない者(BMIが23以上30未満の者を含む)に対して、I:中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)含有食品を摂取することにより、C: 対照(中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)少量含有もしくは含有なし)食品の摂取と比較して、O: ウエスト周囲径、体脂肪、内臓脂肪を減少する機能があるか評価を行った。
    【背景】生活習慣病の発症要因の一つに肥満があり、その解消に向け食品の健康維持・生体調節機能の研究が進んでいる。中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)はココナッツオイルやバターなどに含まれ、脂肪酸化亢進作用や脂肪酸代謝促進作用、食事誘発性体熱産生作用等が、さらに、ヒト臨床試験においてウエスト周囲径、体脂肪、内臓脂肪を減少させることが報告されている。そこで、疾病に罹患していない者(BMIが23以上30未満の者を含む)が中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を摂取することで、ウエスト周囲径、体脂肪、内臓脂肪を減少させる機能がみられるか、研究レビューを実施し検証した。
    【レビュー対象とした研究の特性】4つの電子データベースを使用し、中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を用いて体や腹部の脂肪蓄積について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集、定量的研究レビュー(メタアナリシス)を実施した。評価項目「ウエスト周囲径」「体脂肪率」「体脂肪量」「腹部脂肪面積」「皮下脂肪面積」「内臓脂肪面積」データを調査し評価を行った。
    【主な結果】抽出されたRCT論文4報から中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)摂取群が対照群に比べ、評価項目(「ウエスト周囲径」「体脂肪率」「体脂肪量」「腹部脂肪面積」「皮下脂肪面積」「内臓脂肪面積」)を有意に減少する方向に結果を示すことを確認した。
    【科学的根拠の質】本研究の限界としては、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、言語バイアスについて否定できないが、本研究レビューの結果より、表示しようとする機能性「本品には中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)が含まれます。中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)はBMIが高めの方のウエスト周囲径の減少、体脂肪や内臓脂肪を減らすことが報告されています。」を裏付ける根拠になると判断した。

    関連コンテンツ


    一覧へ戻る