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エラスチンペプチド

商品詳細

届出番号 I728
商品名 エラスチンペプチド
会社名 黎明株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 血管の柔軟性の維持;関節の動きをサポート
本品にはカツオ由来エラスチンペプチドが含まれています。カツオ由来エラスチンペプチドにはひざ関節に違和感を持つ健康な中高年のひざ関節の動きをサポートし、ひざ関節の違和感を和らげる機能、加齢とともに低下する血管のしなやかさ(柔軟性)(血管を締め付けた後の血管の拡張度)維持に役立つ機能が報告されています。
想定する主な対象者 健康な中高年男女
機能性関与成分名 カツオ由来エラスチンペプチド
  • エラスチンペプチド
  • 1日あたりの含有量 75mg
    摂取目安量 2粒
    摂取方法 水またはぬるま湯と一緒にお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 原材料名をご確認の上、食物アレルギーの心配のある方は摂取をお避けください。体調、体質により合わない場合はご使用をお控えください。
    届出日 2023/09/22
    販売開始予定日 2023/11/30
    販売状況 販売中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【エラスチンペプチド(カツオ由来)含有加工食品】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価;既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2024.10.15) 様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    食経験の評価
    原料供給元の林兼産業株式会社では、関与成分であるカツオ由来エラスチンペプチドは2005年から発売を開始し、2014年までに累計10トンを販売している。
    また、本品としての喫食実績はないが、類似する食品として、機能性関与成分を75 mg/4粒/日含む錠剤が、2017年から年間平均320 kg、過去3年間960 kg、約41万袋(31日分)販売されており、重篤な健康被害情報は報告されていない。
    既存情報による安全性試験の評価
    本品の機能性関与成分であるカツオ由来エラスチンペプチドについて文献情報の検索を行ったところ、ラットを用いた急性毒性試験において異常所見は認められず、遺伝毒性試験(umu試験)においても変異原性を有さないことが確認された。さらに、過剰量長期摂取時の安全性を確認するために行ったとされる、日本人の健常者(男女42名)を対象としたカツオ由来エラスチンペプチド400mg(届出量の約5倍量)の13か月間の摂取試験において、摂取期間中に理化学検査、血液生化学検査の値に有意な変動は認められず、安全性に問題ないことが確認された。
    医薬品との相互作用に関する評価
    カツオ由来エラスチンペプチドと医薬品との相互作用について調査を行った結果、相互作用の報告はなかった。
    以上より、本品の1日摂取目安量における機能性関与成分のカツオ由来エラスチンペプチド75mgは、適切に摂取する場合、安全性に問題はないと考える。また、本品の「カツオ由来エラスチンペプチド」以外の原材料は、販売実績が十分にある一般的な食品および食品添加物である。したがって、本品を適切に摂取する上で安全性の懸念はないと考えられる。

    機能性

    <ひざ関節に違和感を持つ健康な中高年のひざ関節の動きをサポートし、ひざ関節の違和感を和らげる機能>
    (ア)標題
    カツオ由来エラスチンペプチドの摂取による健常成人の膝関節機能の改善作用

    (イ)目的
    健常成人がカツオ由来エラスチンペプチドを経口摂取することによって、膝関節機能の改善に役立つかを検証することを目的とした。

    (ウ)背景
    エラスチンはゴムのように伸縮性に富むタンパク質であり、ヒトの組織や臓器(皮膚、動脈、靭帯など)に弾力性を与えている。エラスチンは、膝の靭帯の構成成分であり、靭帯の張力を保ち関節を支持・安定化するのに役立っているが、加齢とともにエラスチンが変性・減少し、靭帯機能や張力低下の原因の一つと予測される。エラスチンについて経口摂取による膝関節への効果をまとめたレビューはない。

    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    日本語及び外国語文献のデータベースを用いて、健常成人がカツオ由来エラスチンペプチドを経口摂取することで、膝関節機能が改善するかを検証した並行群間比較試験を検索し、合致するもの対象とした。

    (オ)主な結果
    採用文献によると、膝関節痛の自覚症状はあるが、変形性膝関節症などの疾病がない45歳以上75歳以下の健常成人(日本人)男女が、カツオ由来エラスチンペプチド75(mg/日)またはプラセボを12週間持続して経口摂取したところ、日本版変形性膝関節症患者機能評価表(JKOM)のスコア評価により、「膝の痛みやこわばり」、「日常生活の状態」、「普段の活動」に関する設問の合計点について、エラスチン群では12週間後にプラセボ群と比較して、有意な改善が認められた(p<0.05)。本レビューによって、健常者がカツオ由来エラスチンペプチドを75(mg/日)経口摂取することで、膝関節の動きの悩みを緩和する機能が期待できると判断した。

    (カ)科学的根拠の質
    本レビューの限界として、出版バイアスの可能性や未発表データが存在する可能性は否定できない点が挙げられるが、研究の収集は科学技術および医療分野の主要なデータベースを使用しているため、公開されている当該研究はほぼ網羅されていると判断した。今後更に質の高い研究成果が報告されることが望ましいが、採用文献は査読付き論文であり、日本人を対象とした信頼性の高い変形性膝関節症患者のQOL評価法として認められているJKOMによる評価を行っていることから、科学的根拠の質は機能性評価に値すると考えた。

    <加齢とともに低下する血管のしなやかさ(柔軟性)(血管を締め付けた後の血管の拡張度)維持に役立つ機能>
    (ア)標題
    カツオ由来エラスチンペプチドの摂取による健常成人の血管機能の改善作用

    (イ)目的
    健常成人がカツオ由来エラスチンペプチドを経口摂取することによって、血管機能の改善に役立つかの検証を目的とした。

    (ウ)背景
    エラスチンはゴムのように伸縮性に富むタンパク質であり、ヒトの組織や臓器(皮膚、動脈、靭帯など)に弾力性を与えている。エラスチンは動脈では中膜に多く存在し、血圧及び血流の拍動を緩衝するのに役立っている。しかし、加齢により中膜のエラスチンが減少し、血管はしなやかさ(柔軟性)を失うことが報告されている。エラスチンは血管機能に重要な役割を担っているが、経口摂取による血管機能への効果をまとめたレビューはない。

    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    日本語及び外国語文献のデータベースを用いて、健常成人がカツオ由来エラスチンペプチドを経口摂取することで、血管機能が改善するかを検証した並行群間比較試験を検索し、合致するものを対象とした。

    (オ)主な結果
    採用文献によると、血管弾性を表す数値(上腕足首間脈波伝播速度)が各年代及び性別における基準範囲内であり、40歳以上64歳以下の疾病を患っていない健康な日本人男性及び女性を対象に、カツオ由来エラスチンペプチド75mg/日(エラスチン群)またはプラセボ(プラセボ群)を16週間持続して経口摂取させることで、エラスチン群ではプラセボ群と比較して血管弾性、血管内皮機能および体感(手足の冷え、腰痛、疲れやすさ、目の疲れ、イライラ感、物忘れ)が有意に改善した。本レビューによって、健常者がカツオ由来エラスチンペプチド75mg/日を経口摂取することで、加齢とともに低下する血管のしなやかさ(血管を締め付けた後の血管の拡張度)維持に役立つ機能を期待できると判断した。

    (カ)科学的根拠の質
    本レビューの限界として、出版バイアスの可能性や未発表データが存在する可能性は否定できない点があるが、研究の収集は科学技術および医療分野の主要なデータベースを使用しているため、公開されている当該研究はほぼ網羅されていると判断した。今後更に質の高い研究成果が報告されることが望ましいが、採用文献は査読付であり、人間ドックなどに用いられ学術的にも信頼性のある検査法を用いているため、科学的根拠の質は機能性評価に値すると考えた。

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