Femtur Flora protect supplement(フェムチャー フローラ プロテクト サプリ)
商品詳細
届出番号 | I666 |
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商品名 | Femtur Flora protect supplement(フェムチャー フローラ プロテクト サプリ) |
会社名 |
アンファー株式会社
他製品 |
ウェブサイト |
https://www.angfa-store.jp/ https://femtur.jp/
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表示しようとする機能性 | お腹の調子を整える 本品には乳酸菌GR-1(Lactobacillus rhamnosus)および乳酸菌RC-14(Lactobacillus reuteri)が含まれます。乳酸菌GR-1および乳酸菌RC-14には、膣内環境を良好にし、膣内の調子を整える機能が報告されています。 |
想定する主な対象者 | 膣内細菌叢のニュージェントスコアが高め、細菌性膣症に罹患していない健常な成人女性 |
機能性関与成分名 | 乳酸菌GR-1(Lactobacillus rhamnosus)および乳酸菌RC-14(Lactobacillus reuteri) |
1日あたりの含有量 | 乳酸菌GR-1(Lactobacillus rhamnosus):5億個 、乳酸菌RC-14(Lactobacillus reuteri):5億個 |
摂取目安量 | 1粒 |
摂取方法 | 1日摂取目安量を守り、水と一緒にかまずにお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | ●開封後はチャックをしっかりと閉めてください。●お子様はお召し上がりにならないでください。●原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。●原料に由来する色・風味のばらつきが見られる場合がありますが、品質上問題ありません。 |
届出日 | 2023/08/30 |
販売開始予定日 | 2024/03/01 |
販売状況 | 販売休止中 |
食品分類 | 栄養補助食品 加工食品(サプリメント形状)【乳酸菌含有加工食品】 |
安全性の評価方法 | 喫食実績の評価;既存情報による食経験の評価 |
機能性の評価方法 | 機能性関与成分に関する研究レビュー |
確認を行った事業者団体等の名称 | |
消費者庁(届け出詳細内容) | |
変更履歴 | |
撤回日 | |
届出撤回の事由 |
届出者の評価
安全性 | 届出食品の機能性関与成分である乳酸菌GR-1(Lactobacillus rhamnosus)および乳酸菌RC-14(Lactobacillus reuteri)を同程度含む類似食品に関する喫食実績より安全性を評価した。2004年以降、世界50か国以上で女性用食品(主にハードカプセル)が、日本国内でも2016年以降カプセル状商品として約210万粒(10億cfu以上/日)販売されているが、重篤な健康被害は報告されていない。届出食品の類似商品は米国FDAの安全性評価を受け、New Dietary Ingredient Notification No.488として受理されている。以上より届出商品の安全性評価は十分であると判断した。 補足として以下の2次情報も収集し、安全性に問題がないことを確認した。 欧州食品安全機関(EFSA)による「食品又は飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)微生物リスト」に届出食品の機能性関与成分である2種の菌が属するLactobacillus rhamnosus、Lactobacillus reuteriは食経験のある旨記載されている。 <ナチュラルメディシン・データベースの「乳酸菌」の安全性情項目> ・乳酸菌は乳児や小児を含むほとんどの人にほぼ安全。
<国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報 素材情報データベースの「乳酸菌」の安全性項目> ・適切に摂取する場合、おそらく安全。
以上より、届出商品は健常成人が摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性に問題はないと判断した。 |
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機能性 | 【標題】 届出食品に含まれる機能性関与成分「乳酸菌GR-1(Lactobacillus rhamnosus)および乳酸菌RC-14(Lactobacillus reuteri)」の膣内環境を整える機能性に関する研究レビュー
【目的】 健常成人女性におけるGR-1およびRC-14の膣内細菌叢を正常化する作用、即ち、膣内環境を整える機能の有無の評価を行うことを目的とした。
【背景】 ヒトには種々の細菌群が無数に存在しており、それぞれがバランスを取りながら、常在できる環境を作り上げている。膣内でも腸の細菌叢のような細菌叢は存在しているが、腸内細菌叢のようなビフィズス菌、乳酸菌などが常在する細菌叢とは若干異なり、健常な女性ではLactobacillusが優位に存在し、膣内の常在細菌叢を形成している。Lactobacillusのなかでも、Lactobacillus rhamnosusならびにLactobacillus reuteriは、膣内に常在菌として存在することで知られており、これらの菌を経口摂取することにより、バランスが乱れた膣内細菌叢に対する正常化作用が示唆されている。 GR-1およびRC-14の膣内細菌叢への影響を検討したヒト試験報告はいくつかあるが、健常者におけるGR-1およびRC-14の経口摂取とその効果をレビューした報告は現在のところない。
【レビュー対象とした研究の特性】 国内外の臨床試験や学術論文のデータベースを使用して2018年11月以前の全ての論文を対象に検索し、健常成人女性に対するランダム化比較試験の文献3件を研究レビューの対象とした。
【主な結果】 評価対象となった採択論文3報は、海外の健常成人女性、計195名を対象とし、無作為盲検比較試験を行っている。GR-1およびRC-14を1日摂取量(1カプセル中、両菌株の合計1.0×10^9~5.0×10^9 CFU{10億~50億CFU(Colony Forming Units)含有}、1カプセルを14日から60日間にわたり経口摂取した。その結果、対照群(プラセボあるいは他種乳酸菌)と比較して、論文3報においてNugentスコアの正常化やNugentスコアの改善について統計学的に有意差が認められた。GR-1およびRC-14の膣内細菌叢を正常に整える作用の指標を総括的に判断すると、該当する機能性を発揮することが示唆された。
【科学的根拠の質】 本研究レビューの総合評価は、論文の質やバイアスリスク等を踏まえ、該当する機能性について、科学的根拠かつ肯定的な結果があると判断した。根拠となる論文では、GR-1およびRC-14の経口摂取は、膣内細菌叢の環境を整える作用により、健常女性における膣内の健康な環境を保持させることが示唆された。 採択された論文3報のうち、摂取方法はいずれも経口摂取、使用された菌種はいずれも本届出製品と同じGR-1およびRC-14であり、各々の菌株を1カプセル中5.0×10^8(5億) CFU以上とほぼ同比率の菌数を含有するものであることから、機能性関与成分の同等性に問題はないものと考えられた。 本研究レビューの限界について、未発表の研究データが存在する可能性が否定できないものの、文献検索は科学技術分野から医療分野の主要な3つのデータベースを使用しているため、現時点で公表されている当該研究をほぼ網羅していると判断した。しかしながら、UMIN-CTRの活用が進んでいないことから、出版バイアスの可能性は否定できないと判断した。 また、日本人を対象としたGR-1およびRC-14の膣内細菌叢への影響を検討した無作為化臨床試験は現在のところなく、また計画も公開されていない。今後日本人を対象とした研究とその報告が望まれる。 |