一覧へ戻る

うるつやトマト

商品詳細

届出番号 I496
商品名 うるつやトマト
会社名 株式会社ビレッジ開発 他製品
ウェブサイト https://www.instagram.com/village.kaihatu
表示しようとする機能性 ストレス・緊張の緩和;疲労感を軽減;肌のうるおい
本品にはリコピンとGABAが含まれます。リコピンを16mg摂取すると紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能が、GABAを28mg摂取すると仕事や勉強による一時的な精神的ストレスと疲労感を緩和する機能があることが報告されています。本品160g(11~17個)で機能性が報告されている紫外線刺激から肌を保護するのを助ける1日当たりの機能性関与成分の50%を、140g(9~15個)で仕事や勉強による一時的な精神的ストレスと疲労感を緩和する1日当たりの機能性関与成分を摂取できます。
想定する主な対象者 健常成人
機能性関与成分名 リコピン・GABA
  • GABA
  • リコピン
  • 1日あたりの含有量 リコピン 8mg(160g当たり)・GABA 28mg(140gあたり)
    摂取目安量 160g(11~17個)で機能性が報告されている紫外線刺激から肌を保護するのを助ける1日当たりの機能性関与成分の50%を、140g(9~15個)で仕事や勉強による一時的な精神的ストレスと疲労感を緩和する1日当たりの機能性関与成分を摂取できます。上記の目安量をそのままお召し上がりください。
    摂取方法 一日摂取目安量と共に記載
    摂取をする上での注意事項 1日の摂取目安量を守ってください。高血圧治療薬、抗凝固薬または抗血小板薬等の医薬品を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。
    届出日 2023/07/13
    販売開始予定日 2023/09/14
    販売状況 販売中
    食品分類 野菜
    生鮮食品【ミニトマト】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価;既存情報による食経験の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2023.10.25)
    基本情報・販売状況を販売中に変更。
    様式Ⅵ添付資料(表示見本)
    様式Ⅶ 食品関連事業者に関する基本情報 情報開示するウェブサイトのURLを変更しました。

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    1.当該製品の食経験の評価
    当該製品は生鮮食品のトマトであり、日本に限らず世界中で消費されている。トマトの流通は季節を問わず行われ、日本人は通年においてトマトを摂取する機会がある。トマト摂取の歴史は長く、国内・海外問わずトマト摂取が原因となる大きな健康被害は報告されていない。また当該商品は品種「TY千果」を使用しており、この品種は2005年から一般市場に流通され、食経験は十分あり、その安全性は自明である。

    2.安全性に関する情報
    トマトについては、果実および加工品を通常の食品に含まれる量で摂取する場合はおそらく安全であるとされている(※1)。

    GABAについては、通常の食事からの摂取はおそらく安全であるとされるが、特に妊娠中・授乳中の安全性については十分なデータがないため使用を避ける、との記載がある(※1)。また、医薬品との相互作用についてはGABAと降圧薬を併用すると、血圧が過度に低下するおそれがあります。降圧薬や降圧作用を有するハーブ・健康食品・サプリメントを併用すると、血圧が過度に低下するおそれがあると記載されている(※2)。しかしGABAを機能性関与成分として含む食品はすでに多数販売されており、安全性は非常に高いものと推察される。

    リコピンについては様々な野菜や果物に含まれており、また一日あたり最大120mgのリコピンを含むサプリメントが、最長1年間にわたり安全に使用されている報告があり、経口摂取する場合はおそらく安全である(※2)。リコピンはがん細胞の増殖には影響を与えないものの、がんの転移を促進することにより、既に発症している前立腺がんを悪化させるおそれがあることが示唆されていることから(※2)、十分なデータが得られるまで前立腺がんと診断されている場合にはリコピンの摂取を控える。医薬品との相互作用については、理論的に考えられる相互作用として抗凝固薬または抗血小板薬との併用は、挫傷や出血のリスクが増加する可能性があるとの記載があった (※1)。

    以上より、当該製品が想定する主な対象者が、通常の食品として利用する場合はおそらく安全であると考えられるが、上記の医薬品を服用している場合は医師または薬剤師に相談することが望ましい。

    引用文献
    ※1国立健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報
    ※2ナチュラルメディシン・データベース 健康食品・サプリメント[成分]のすべて(第6版)

    機能性

    ●肌の保護

    【標題】
      最終製品「うるつやトマト(うるつやとまと)」に含まれる機能性関与成分:リコピンによる、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性に関する研究レビュー

    【目的】
    リコピン(Lycopene、分子式C40H56)は、カロテノイド色素の一種であり、トマトなどに豊富に存在している。リコピンは抗酸化活性や高血圧予防など数多くの機能性を有することが報告されており、本研究レビューでは、リコピンの摂取による紫外線刺激から肌を保護する効果について、疾病に罹患していない健常な成人を対象とした臨床試験論文のシステマティック・レビューを実施し、その効果について検証することを目的とした。

    【背景】
     我々が外出時に浴びている太陽光線は、その波長によって紫外線(UV)、可視光線、赤外線(IR)に分類される。このうち、紫外線はビタミンDの生合成や光線治療など人体に有益である一方、同時に有害作用ももたらすことが知られている。紫外線による有害作用として代表的なものが、急性障害の「日焼け」である。「日焼け」には、紫外線に長時間曝露されることによって皮膚が赤くなるサンバーン(紅斑の発症)と、これに続く色素増強のサンタンが含まれる1)が、これらはいずれも皮膚障害の第一歩とされている。日焼けは慢性障害として加齢と共に増加する光老化のリスク要因となる他、皮膚がんのリスクも増大するため、日焼けを防止し皮膚を守ることは健康維持の観点から重要性が高い。そのため、これまでに日焼け止めなど肌に塗布する種々の医薬品が開発・市販されてきた。
     リコピンは、抗酸化作用が強いことで知られるカロテノイドの一種であり、トマト果実に豊富に含まれている色素化合物である。リコピンには、これまでの研究により、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病予防や、ガン発症抑制などに効果があることが報告されているほか、近年では肌機能に対しても様々な美容効果が期待できることが報告されてきた。そこで、本研究レビューでは、リコピンが健康な成人に対して紫外線刺激から肌を保護する機能性があるかどうかについて検討した研究報告を調査し、定性的にまとめることとした。
    1) 上出良一,紫外線防御の皮膚科学的意義,日本化粧品技術者会誌 30(3), 265-272, 1996

    【レビュー対象とした研究の特性】
      PubMed、J-DreamⅢ(JSTPlus+JMEDPlus+JST7580)、医中誌Webの3つのデータベースを情報源として文献検索を行った(最終検索日2021年4月2日)。その結果、計42報の国内外の論文が選定され、これらを事前に定めた採用基準に基づいて選抜した結果、計11報について2次スクリーニングを実施。最終的に2報の文献を定性的に評価した。

    【主な結果】
      適格基準に基づいて採用された論文2報にて報告された計2試験の結果から、リコピンを1日当たり16mg含む食品を継続的に摂取することで、紫外線刺激からの肌の保護について支持する有意な結果が得られた。本研究レビューでは、採用論文2報どちらも外国人(イギリス人、ドイツ人)の、それぞれ疾病に罹患していない健常な成人(20歳以上)かつスキンタイプ(フィッツパトリックのスキンタイプ、フォトスキンタイプとも呼ばれる)1-2の者を被験者としていた。日本人のスキンタイプはおおよそ2-4に該当するとされる(日本皮膚科学会HPより)が、日本人への外挿性を否定するような記述内容は見られなかったこと、採用論文ではないが日本人に対しても効果が得られたとの研究報告もあることから、リコピンの摂取による「紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能」については科学的根拠があるものと判断した。

    【科学的根拠の質】
    本研究レビューの限界として、メタアナリシスを実施していないことが挙げられる。一方で、今回の研究レビューの結果から、疾病に罹患していない健常な成人において、リコピンの経口摂取が紫外線刺激による皮膚の紅斑の発生を低減する機能に対して科学的根拠があり、本研究レビューの結果からリコピンの紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能には科学的根拠があると判断した。

    ●一時的な精神的ストレスや疲労感
    【標題】
    最終製品「うるつやトマト(うるつやとまと)」に含有する機能性関与成分GABAが一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する機能性に関するシステマティックレビュー

    【目的】
    健常成人において、「GABAを含む食品の摂取がストレスや疲労感を軽減するか」を検証するため、定性的研究レビューを実施した。

    【背景】
    GABAは動物、植物など自然界に広く分布する非タンパク質構成のアミノ酸の一種である。脳内における主要な抑制性の神経伝達物質であると考えられており、興奮抑制作用によって精神安定の作用を有することが知られている。また、GABAには仕事や勉強などのデスクワークや日常生活における精神的ストレスからくる一時的な疲労感を緩和する報告もあることから、GABAについて定性的研究レビューを実施し、健常成人においてGABAを含む食品を摂取するとストレスや疲労感を軽減する効果があるか検証することとした。

    【レビュー対象とした研究の特性】
    3つのデータベースを情報源として用いた。PubMed(最終検索日:2020年12月17日)、医中誌Web(最終検索日:2020年12月17日)、JDreamⅢ(最終検索日:2020年12月17日)を検索し、ハンドサーチは実施しなかった。各データベースとも検索期間は限定せずに、最終検索日までの全範囲を対象として検索を行った。また、未報告研究についてはUMIN臨床試験登録システム(UMIN-CTR、最終検索日:2020年12月17日)を用いて検索した。最終的に2報の文献を採用した。いずれも健常な日本人成人を対象とした論文であった。

    【主な結果】
    一時的な精神的ストレスや疲労感の評価として、「唾液中クロモグラニンA」については2報中1報で肯定的、「自律神経活動」は1報中1報で肯定的、「主観的疲労感」については1報中1報で肯定的であった。採用した2報において、GABAの摂取量は28mg/回であった。よって本研究レビューの結果から、健常な成人がGABAを28mg/回摂取することで、一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和することが示された。

    【科学的根拠の質】
    研究の限界としては、有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性が考えられる。ただし、最終的に採用した2報の論文のバイアス・リスクの評価ではQL1(質が高い)であり、エビデンスの一貫性など特に問題は認められなかった。よって科学的根拠の質は高いと考えられる。各研究において問題となるような大きなバイアスは認められず、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果からGABAの一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する作用には科学的根拠があると判断した。

    関連コンテンツ


    一覧へ戻る