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茶らりオリゴ

商品詳細

届出番号 I301
商品名 茶らりオリゴ
会社名 株式会社貴栄商事 他製品
ウェブサイト https://www.kieishouji.com/
表示しようとする機能性 お腹の調子を整える
本品には乳糖果糖オリゴ糖が含まれています。乳糖果糖オリゴ糖は、おなかの中のビフィズス菌を増やして、腸内環境を良好にすることが報告されています。
想定する主な対象者 腸内環境を良好に保ちたい健康な成人〔疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)、及び授乳者を除く〕
機能性関与成分名 乳糖果糖オリゴ糖
  • 乳糖果糖オリゴ糖
  • 1日あたりの含有量 1g
    摂取目安量 1日あたりティーバッグ1つを目安にお召し上がりください。
    摂取方法 本品1ティーバッグ(7g)を大き目のマグカップやティーポットなどに入れて熱湯250mlを注ぎ、ティーバッグ全体がお湯に浸かるよう10回以上かき混ぜ3分待ちます。その後、中身がよく溶け出すように30回以上しっかりとかき混ぜ、スプーンなどを利用しティーバッグを軽く絞り、残った水分をしっかり切ってから取り出してお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ●原料をご確認の上、食品アレルギーにお気を付けください。
    届出日 2023/06/06
    販売開始予定日 2023/08/07
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【ブレンド茶】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    2024.10.31 様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本届出製品の機能性関与成分である乳糖果糖オリゴ糖は30年以上に渡り日本国内で流通している。1995年には特定保健用食品の関与成分にも採用されており、乳糖果糖オリゴ糖は規格基準型の特定保健用食品の関与成分に適しており、ビスケット、キャンディー、清涼飲料水など様々な食品の原材料として利用されている。本届出製品は1食当たり乳糖果糖オリゴ糖が1g含有するブレンド茶である。規格基準型特定保健用食品における乳糖果糖オリゴ糖の一日摂取目安量は2~8gであり、本届出製品より高配合されているが、これまでに乳糖果糖オリゴ糖を含む製品を起因とする重篤な健康被害は発生していない。
     本届出製品はハトムギなどを主体とした茶外茶に乳糖果糖オリゴ糖を付着させる製法により製造されている。摂取の方法に基づき抽出した場合、乳糖果糖オリゴ糖は抽出液中に溶出し、飲料として喫食されることから、既に特定保健用食品として許可されている清涼飲料水と消化・吸収の過程に大きな差がないと考えられる。
     以上の乳糖果糖オリゴ糖を使用した類似する食品の喫食実績等から、本届出製品の安全性には問題がないと判断した。

    機能性

    【標題】乳糖果糖オリゴ糖の整腸作用に関する研究レビュー(メタアナリシス)
    【目的】罹患していない者において、乳糖果糖オリゴ糖の整腸作用について、乳糖果糖オリゴ糖を含まない対照食品(プラセボ)群、もしくは非摂取群と比較した臨床試験論文を総合的に評価した研究レビューで明らかにすることを目的とした。
    【背景】乳糖果糖オリゴ糖は乳果オリゴ糖、ラクトスクロースとも呼ばれる難消化性のオリゴ糖で、整腸作用を有することが報告されている。乳糖果糖オリゴ糖は特定保健用食品(規格基準型)制度における関与成分でもあり(特保関与成分名は乳果オリゴ糖)、2020年1月までに40製品以上が特定保健用食品として“整腸作用”の表示許可を受けている。しかしながら、乳糖果糖オリゴ糖を摂取したときの整腸効果に関する多くの研究をまとめて評価したものがなく、その効果を検証するため、本研究レビューを行った。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    論文の検索日:2019年10月25日(PubMed、The Cochrane Library、JDreamⅢ、医中誌web、CiNii Articles)
    検索対象期間:全期間(2019年10月まで)
    対象集団の特性:健常者(未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)および疾病に罹患していない者
    最終的に評価した論文数:14報
    利益相反情報:研究レビューは塩水港精糖株式会社が株式会社薬事法マーケティング事務所に依頼し実施した。
    【主な結果】本研究レビューにおいて、乳糖果糖オリゴ糖の摂取における整腸作用に関するアウトカム指標ごとに評価した結果、排便回数では、10報(12データ)中7報はプラセボ群、1報(3データ)は対照群と比較して有意に増加していた。残り2報はプラセボ群と比較して有意差はなかったが、うち1報はプレ値と比較した場合のみ有意差があった。排便日数では、11報(13データ)中7報はプラセボ群、1報は摂取前、また1報(3データ)は対照群とそれぞれ比較して有意に増加していた。残り2報はプラセボ群と比較して有意差はなかったが、うち1報はプレ値と比較した場合のみ有意差があった。排便量では、11報中7報はプラセボ群と比較して有意に増加していた。残り4報はプラセボ群と比較して有意差はなかったが、うち2報はプレ値と比較した場合のみ有意差があった。糞便Bifidobacterium数では、11報中6報はプラセボ群、1報は非摂取群、また1報は対照群とそれぞれ比較して有意に増加していた。残り3報はプラセボ群もしくは非摂取群と比較して有意な差はなかった。糞便中Bifidobacterium占有率では、10報中5報はプラセボ群、3報は非摂取群と比較して有意に増加していた。残り2報のうち1報はプラセボ群と比較して有意差はなく、もう1報は平均値のみの記載で有意差の記載はなかった。また、評価項目ごとにメタアナリシスによる定量的な統合を実施したところ、いずれの評価項目でも、プラセボ摂取群もしくは非摂取群と比較して乳糖果糖オリゴ糖摂取群による統合効果が有意であることが確認され、乳糖果糖オリゴ糖の摂取により整腸作用を示すことが認められた。
    【科学的根拠の質】
    本研究レビューにおいて評価した全ての論文の試験デザイン(試験方法等)、整腸効果を調査する目的に適合していることを確認した。採用された論文は全てRCTで行ったものであり、研究の質は高い。試験デザインや結果の妥当性、非直接性、各研究間の一貫性、出版バイアス等について検討した結果、大きな問題はなく、科学的根拠の質は高いと評価された。以上のことから、今回評価した論文全体を通して、科学的根拠の質は確保されていると評価した。

    以上の結果から、乳糖果糖オリゴ糖の整腸効果について肯定的な根拠があると判断した。

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