• 消費者庁届出情報DB

本届出商品はメロン由来SODを1日当たり2㎎～4㎎（140～280IU）含んでいる。SODはメロンに含まれる物質である。
・既存情報からの安全性評価
メロンは、北アフリカや中近東原産の蔓性一年生草本で、世界各地で栽培されている。熟した果実は生食のほか、ジュースや砂糖漬け、シャーベットなどとして、未熟果実は塩漬けや粕漬け、ピクルスとして食べられている。
日本では大正14年にイギリスから導入され、年間15万t出荷されている。
【メロン中のSOD含有量について】
本品のメロン由来SODの1日摂取目安量は2～4mg（140～280IU）であり、これはメロン由来SODを含む材料SOD B HORIMEL Mとして10～20㎎、メロン果実として約25g分に相当する。またその5倍量1400IUは、SOD B HORIMEL M 100mg、メロン果実約125gに相当する。これらの量は一般的なメロンの1人前量から逸脱していない。
また、ヒトを対象とした臨床試験より、SOD 480IU/日メロン濃縮物を8週間摂取したが健康被害は報告されなかった。
以上のことからメロン由来SODを1日2～4mg（140～280IU）摂取することは安全性に問題は無いと判断した。
・医薬品との相互作用
下記のデータベースを用いて調査した結果、医薬品との相互作用は記載が無かった。そのため医薬品との相互作用は無しと判断した。

【紫外線からの肌の保護機能に関する研究レビュー】
■標題
メロン由来SOD摂取による紫外線からの肌の保護機能について
■目的
健常成人がメロン由来SODを摂取する事により、プラセボと比べて紫外線からの
肌の保護に役立つか研究レビューを実施した。
■背景
メロン由来SODによる紫外線からの肌保護機能を検証するため、本研究レビュー
を行った。
■レビューを対象とした研究の特性　
評価文献1 報は、成人白色人種を対象とした査読付きのRCT 論文であった。
■主な結果
1日当たりメロン由来SOD を4mg/日（280 IU/日）摂取する事で、プラセボ群と比
較して、肌の保護作用指標に有意差が認められたことから、紫外線刺激からの肌の
保護機能が示された。
■科学的根拠の質
評価対象文献は国内・海外の主要な文献データから抽出した査読付き論文であっ
た。しかしながら、対象とした採用文献数が限られていることから出版バイアスの
可能性は否定できないため、今後の研究の動向について継続的な観察が望まれる。

【ストレスの減少、精神的・肉体的疲労感の軽減に関する研究レビュー】
■標題
メロン由来SOD摂取によるストレスの減少、精神的・肉体的疲労感の軽減機能について
■目的
健常成人がメロン由来SODを摂取する事により、プラセボと比べてストレスを減
少させ、疲労感を軽減するのに役立つか研究レビューを実施した。
■背景
メロン由来SODによるストレスの減少、精神的・肉体的疲労感の軽減機能を検証
するため、本研究レビューを行った。
■レビューを対象とした研究の特性
評価文献2報は、いずれもフランス人を対象とした査読付きのRCT論文であった。
■主な結果
1日当たりメロン由来SODを2mg（140IU）摂取する事で、プラセボ摂取群と比較し
て、各種心理的評価スケールに有意差が認められたことから、ストレスの低減や精
神的・肉体的疲労感の軽減機能が示された。
■科学的根拠の質
評価対象文献は国内・海外の主要な文献データから抽出した査読付き論文であっ
た。しかしながら、対象とした採用文献数が限られていることから出版バイアスの
可能性は否定できないため、今後の研究の動向について継続的な観察が望まれる。