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四億年のめぐみ トマトソース・アッラコラシタ

商品詳細

届出番号 I1157
商品名 四億年のめぐみ トマトソース・アッラコラシタ
会社名 株式会社藤木石油店 他製品
ウェブサイト https://corasita.jp/
表示しようとする機能性 ストレス・緊張の緩和;疲労感を軽減;血圧のサポート;コレステロール値を改善
本品にはリコピンとGABAが含まれています。リコピンにはLDLコレステロールを低下させる機能があることが報告されています。GABAには高めの血圧を低下させる機能があることが報告されています。GABAには、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 健常成人
機能性関与成分名 リコピン、GABA
  • GABA
  • リコピン
  • 1日あたりの含有量 リコピン 22mg、GABA 28mg
    摂取目安量 本品179gでリコピン22㎎を、35gでGABA28㎎を摂取できます。この量を目安にお召し上がりください。
    摂取方法 一日当たりの摂取目安量と共に記載
    摂取をする上での注意事項 本品は多量に摂取することで、より健康が増進するものではありません。摂取目安量を守ってお召し上がりください。抗高血圧薬を服用中の方は医師又は薬剤師にご相談ください。
    届出日 2024/01/15
    販売開始予定日 2024/03/16
    販売状況 販売休止中
    食品分類 野菜
    加工食品(その他)【トマトソース】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    リコピンを含有するトマトは、ヨーロッパの伝統的な地中海食食品であるほか、トマトジュース240mLには、約23mgのリコピンが含まれており、長年の食経験がある。
    「健康食品・サプリメント[成分]のすべて2017(ナチュラルメディシン・データベース)」において「リコピンの経口摂取は、適量であれば、ほとんどの人に安全のようです。最大120㎎のリコピンを含むサプリメントは、最大1年にわたり安全に摂取されています。」と報告されている。また、「リコピンはがん細胞の増殖には影響を与えないものの、がんの広がりを増加させることによって、確定診断されている前立腺がんを悪化させるおそれがある。」と示唆されている。
    リコピンは、化学式C40H56で表され固有の構造を有する。よって、既存情報のリコピンは、本届出中の機能性関与成分であるリコピンと同じ化合物であると判断した。
    以上により、前立腺がんと診断されている場合にはリコピンの摂取を控えることが望ましいが、当該製品が想定する主な対象者である健常成人においては、リコピン22mgの安全性は十分と判断した。

    GABAは、トマトなどの野菜、米といった植物に多く含まれていることから、長年の食経験がある。
    GABAを関与成分とし「血圧が高めの方に適する」保健用途の表示ができる特定保健用食品(GABAの1日当たり摂取目安量が10~80mg配合のもの)が許可されている。食品健康影響評価に関する審議において「野菜や果物などに広く含まれており、GABAの食経験は十分あると考えられる」と評価され、「適切に摂取される限りにおいては、安全性問題はない」とされている。また、GABAは、「健康食品サプリメント医薬品との相互作用事典」(2017-2018)(日本医師会/日本薬剤師会/日本歯科医師会、同文書院)において「理論的に考えられる相互作用として、降圧薬や降圧作用を有するハーブとの併用により、低血圧を起こす可能性がある。」とされている。
    GABAはγ-アミノ酪酸の別称で、化学式C4H9NO2で表され固有の構造を有する。よって、既存情報のGABA及びγ-アミノ酪酸は、本届出中の機能性関与成分であるGABAと同じ化合物であると判断した。
    以上により、降圧薬等を服用する場合は医師または薬剤師に相談することが望ましいが、当該製品が想定する主な対象者である健常成人においては、GABA28mgの安全性は十分と判断した。

    機能性

    ●LDLコレステロール低下作用
    【標題】
     最終製品「四億年のめぐみ トマトソース・アッラコラシタ」に含まれる機能性関与成分リコピンによるLDLコレステロール低下の機能性に関するシステマティックレビュー
    【目的】
     疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)に対する、リコピンの継続摂取が、LDLコレステロール低下作用を有するかを明らかにするため、定性的研究レビューを実施した。
    【背景】
     リコピンはリコペンとも呼ばれ、天然に広く分布する黄色、赤色を呈する脂溶性色素であるカロテノイドの一種であり、トマトに多く含まれている。リコピンは強い抗酸化作用を示すため、活性酸素が発症に関与するがんや血管系疾患などの生活習慣病に対して抑制的に作用することが知られており、LDLコレステロールに対する効果も研究されている。
    【レビュー対象とした研究の特性】
     リサーチクエスチョン「疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)に、リコピンを継続摂取させると、プラセボ食品の摂取と比較して、LDLコレステロールを低下させるか。」に基づいて、検索式を設定し、3つのデータベースより文献検索を実施した。検索により特定された文献から適格基準に適合しない文献を除外し、「論文の質の評価」により、一定水準以上の研究レベル(QL3以上)がある文献を採用文献とした。採用文献のLDLコレステロールを効果指標として定性的研究レビューを実施した。エビデンスの総合評価は、【科学的根拠レベル総合評価】、【「研究タイプ、質、数」の目安】、【一貫性の目安】についてA~Eの5段階で評価した。
    【主な結果】
     リサーチクエスチョンに合致する1報の文献を採用した。採用文献では、日本人のLDLコレステロールが境界域及び軽症域の者を対象として試験を実施し、境界域での層別解析を行った。境界域での層別解析を本レビューの対象とした。リコピン22.0-27.8mg/日、12週間摂取で、境界域者において、LDLコレステロール低下作用が認められた。本研究レビューの結果からリコピン22.0-27.8mg/日、12週間摂取は健常成人において、LDLコレステロールを低下させると考えられた。
    【科学的根拠の質】
     本研究レビューの限界としては、採用文献数が1報と少ないことがあげられる。また、リコピンの摂取期間が12週間であり、さらに長期に摂取した場合の効果が不明であることも限界の1つである。
     しかしながら、採用された文献では、リコピンの継続摂取はプラセボ摂取と比較して、LDLコレステロールが境界域の者のみならず、境界域及び軽症域の者に対しても、LDL低下作用を有するという肯定的な結果を得た。また、リコピンによるLDLコレステロール低下作用に関する複数の論文をメタアナリシスした結果、統計学的な有意差を確認した文献が2報報告されていることから、科学的根拠の質として妥当であると評価した。

    ●血圧低下
    【標題】
     最終製品「四億年のめぐみ トマトソース・アッラコラシタ」に含まれる機能性関与成分GABAによる血圧低下の機能性に関するシステマティックレビュー
    【目的】
     日本人の正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者に対して、GABAを含む食品の12週間以上の継続摂取が、血圧低下効果を有するかを明らかにするため、定性的研究レビューを実施した。
    【背景】
     GABA(γ-アミノ酪酸)は、米、野菜、茶、発酵食品、発芽玄米、漬物などにも含まれている成分で、高血圧者の血圧を低下させる作用が報告されている。
    【レビュー対象とした研究の特性】
     リサーチクエスチョン「日本人の疾病に罹患していない者(正常高値血圧者:未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)とⅠ度高血圧者に、GABAを継続摂取させると、対照食品の摂取と比較して、血圧(収縮期血圧、拡張期血圧)を低下させるか。」に基づいて、検索式を設定し、3つのデータベースより文献検索を実施した。検索により特定された文献から適格基準に適合しない文献を除外し、「論文の質の評価」により、一定水準以上の研究レベル(QL3以上)がある文献を採用文献とした。採用文献の収縮期血圧と拡張期血圧を効果指標として定性的研究レビューを実施した。エビデンスの総合評価は、【科学的根拠レベル総合評価】、【「研究タイプ、質、数」の目安】、【一貫性の目安】についてA~Eの5段階で評価した。
    【主な結果】
     検索の結果、5報の文献を採用した。5報はすべて日本人の成人男女の疾病に罹患していない者(正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者を対象としていた。5報全てで疾病に罹患していない者(正常高値血圧者)での層別解析を行っていた。罹患していない者(正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者を対象とした5報のうち4報で、GABAの12週間以上の継続摂取により対照群と比較して収縮期血圧と拡張期血圧の有意な低下が確認された。罹患していない者(正常高値血圧者)での層別解析を行った5報のうち4報でも同様に、GABAの12週間以上の摂取により対照群と比較して収縮期血圧と拡張期血圧の有意な低下が確認された。本研究レビューの結果からGABA(20mg/日以上)の摂取は収縮期血圧と拡張期血圧を有意に低下させる、血圧低下作用を有する肯定的な結果が得られた。
    【科学的根拠の質】
     本研究レビューの限界としては、採用文献数が5報と少ないことがあげられる。また、GABAの摂取期間が12週間~16週間と短く、より長期に摂取した場合の効果が不明であることも限界の1つである。
     しかしながら、採用文献5報全てが、「特定保健用食品の表示許可等について」(平成26年10月30日付け 消食表第259号)の別添2「特定保健用食品申請に係る申請書作成上の留意事項」の、有効性に関する試験の血圧関係の試験方法に従った試験デザインのため、科学的根拠の質として妥当であると評価した。

    ●ストレスや疲労感の軽減
    【標題】
     最終製品「四億年のめぐみ トマトソース・アッラコラシタ」に含まれる機能性関与成分GABAによるストレスや疲労感の軽減の機能性に関するシステマティックレビュー
    【目的】
     健常成人において、「GABAを含む食品の摂取がストレスや疲労感を軽減するか」を検証するため、定性的研究レビューを実施した。
    【背景】
     GABAは動物、植物など自然界に広く分布する非タンパク質構成のアミノ酸の一種である。脳内における主要な抑制性の神経伝達物質であると考えられており、興奮抑制作用によって精神安定の作用を有することが知られている。また、GABAには仕事や勉強などのデスクワークや日常生活における精神的ストレスからくる一時的な疲労感を緩和する報告もある。
    【レビュー対象とした研究の特性】
     リサーチクエスチョン「健常な成人にGABAを含む食品を摂取させると、ストレスや疲労感を軽減する効果があるか?」に基づいて、3つのデータベースより文献検索を実施した。検索により特定された文献から適格基準に適合しない文献を除外し、「論文の質の評価」により、一定水準以上の研究レベル(QL3以上)がある文献を採用文献とした。採用文献における唾液中ストレスマーカー(クロモグラニンA)、自律神経活動、疲労感の自己評価(VAS)を効果指標として、エビデンス総体の評価を実施した。
    研究レビューの総合評価は、【科学的根拠レベル総合評価】、【「研究タイプ、質、数」の目安】、【一貫性の目安】についてA~Eの5段階で評価した。
    【主な結果】
     検索により得られた423報の論文から、適格基準に合致した2報の文献を採用した。いずれも健常な日本人成人を対象とした論文であった。一時的な精神的ストレスや疲労感の評価として、「唾液中クロモグラニンA」については2報中1報で肯定的、「自律神経活動」は1報中1報で肯定的、「主観的疲労感」については1報中1報で肯定的であった。採用した2報において、GABAの摂取量は28mg/回であった。
    【科学的根拠の質】
     本研究レビューの限界としては、採用文献が2報であるが、被験者数が10未満のため評価から除外(QL4)された文献1報においても健康な成人男女にGABAを摂取させた試験で設定した指標(クロモグラニンA、疲労感の自己評価(VAS))の効果が認められていることから科学的根拠の質として妥当であると評価した。

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