一覧へ戻る

楽歩習慣グルコサミンプラス

商品詳細

届出番号 H90
商品名 楽歩習慣グルコサミンプラス
会社名 森永乳業株式会社 他製品
ウェブサイト http://www.morinagamilk.co.jp/
表示しようとする機能性 関節の動きをサポート
本品には N-アセチルグルコサミンが含まれます。N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善することが報告されています。
想定する主な対象者 歩行や階段の上り下りの際に、膝関節に違和感や不快感を持つ健常な中高年齢者
機能性関与成分名 N-アセチルグルコサミン
  • N-アセチルグルコサミン
  • 1日あたりの含有量 1,000 mg
    摂取目安量 一日一本(125ml)を目安にお飲みください。
    摂取方法 一日当たりの摂取目安量に記載
    摂取をする上での注意事項 多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。
    届出日 2022/04/22
    販売開始予定日 2022/10/31
    販売状況 販売中
    食品分類 清涼飲料水
    加工食品(その他)【清涼飲料水】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価;既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2022.07.27) 様式Ⅵ(表示見本)

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    届出食品の機能性関与成分であるN-アセチルグルコサミンは食品原料として2000年ごろから販売されており、配合した食品も多数販売されています。
    例えば、2014 年~2015年に販売されていた焼津水産化学工業株式会社の商品「ナグプラス コラーゲンドリンク」(以下本欄においては既存食品と称する)に配合されています。製品の 1 食あたりの N-アセチルグルコサミンの配合量は 1,000mg であり、販売実績は 15 万食です。
    届出食品は既存食品と同じ焼津水産化学工業株式会社製N-アセチルグルコサミン原料である「マリンスウィートYSK」を配合し、N-アセチルグルコサミンの含有量も同量の1,000 mg/日です。また、届出食品も既存食品もともに飲料形態であること、N-アセチルグルコサミンが非常に安定で他の成分との相互作用も確認されていないことから、届出食品と既存食品を比較してN-アセチルグルコサミンの消化・吸収過程に大きな影響を与えることは考えにくいです。さらに、届出食品と既存食品はともに食品中の成分による影響や加工工程による影響により、N-アセチルグルコサミンの変質が認められておらず、実際に定性および定量分析によりN-アセチルグルコサミンの含有が確認されています。そのため、既存食品は「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」(令和3年3月22日改正)における「類似する食品」に該当すると考えられます。

    このように、類似する食品での食経験が十分あると判断していますが、念のためN-アセチルグルコサミンの既存情報を調査しました。その結果いずれも軽度な自覚症状が発症したのみですべて試験食品との関連はないものと判断されていました。

    N-アセチルグルコサミンと医薬品との相互作用については、アセトアミノフェン、抗肥満薬、アドリアマイシン、ワルファリンについての作用が指摘されているものの、これらはいずれも類似物質であるグルコサミン硫酸塩・塩酸塩に対する指摘であり、実際の症状の報告もないことから相互作用はないものと判断しています。
     
    以上の理由から、届出食品「楽歩習慣グルコサミンプラス」に含まれるN-アセチルグルコサミンには十分な安全性が認められており、1日摂取目安量を摂取した場合ヒトの健康を害する恐れはないと考えられます。

    機能性

    【標題】届出食品「楽歩習慣グルコサミンプラス」に含有するN-アセチルグルコサミン(NAG)摂取が膝関節機能に及ぼす効果に関する研究レビュー

    【目的】NAG摂取が膝関節の機能に及ぼす効果を評価すること

    【背景】NAGは肌水分量の増加機能や、変形性膝関節症の緩和機能が報告されており、サプリメントとして利用されています。一方、健常人での関節への効果については十分に評価されていないため、疾患に罹患していない成人がNAGを摂取した際にそうでない食品に比べ膝関節の機能が改善されるか検証しました。

    【レビュー対象とした研究の特性】焼津水産化学工業株式会社社員3名が、目的に沿った論文を検索し、機能性を評価しました。具体的には、以下の通りです。
    ・被験者は、ひざ関節に痛みや違和感を持つ健康な成人であること
    ・試験は、NAG入り食品摂取群(試験群)と含まない食品摂取群(プラセボ群)の2つに被験者を無作為に割付け、被験者と結果の評価者がともに誰がどちらを摂取したかわからないようにして比較した試験であること。
    ・機能性は、関節軟骨の機能で評価していること

    【主な結果】検索した論文を2名の評価者で上記の条件に合致するか評価した結果、論文2報が条件に合致していることを確認しました。これらの論文では、ひざ関節に痛みや違和感を持つ健常成人男女に対し、NAG 300mgを含むハードカプセルまたはNAG 500mgを含む錠剤を12週間摂取させた結果、膝関節機能の指標であるJOAスコアおよび関節軟骨代謝がプラセボ群と比べ改善したことから、NAGを12週間摂取すると、膝関節の機能が改善されると考えられました。

    【科学的根拠の質】未発表のデータの存在は否定できないものの、主要なデータベースにより調査したため漏れがある可能性は低いと考えられます。また、上記論文には、各群への被験者の割付方法及び割付内容の試験実施者への隠し方についての記載が不十分で、評価結果には偏りが生じている可能性があります。対象文献が2報と少ないため、今後さらなる研究が必要と考えられます。
      上記の論文は、NAGをハードカプセル入り粉末で1日あたり300mg、または錠剤で500mg摂取しており、形態や他の配合成分と摂取量について届出食品と一部違いがあります。しかし、NAGの吸収・代謝等に影響を与える成分はこれまで報告されていないことや1日あたり1,000mg摂取した試験で同等の改善効果が認められているため、NAGを1日当たり1,000mg含む届出食品についても、同等の機能性を発揮すると推測されます。

    関連コンテンツ


    一覧へ戻る