一覧へ戻る

お肌にヒアルロン酸

商品詳細

届出番号 H652
商品名 お肌にヒアルロン酸
会社名 株式会社宇治田原製茶場 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 肌のうるおい
本品にはヒアルロン酸Naが含まれます。ヒアルロン酸Naは肌の水分を保持に役立ち、乾燥を緩和する機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 肌の乾燥が気になる方
機能性関与成分名 ヒアルロン酸Na
  • ヒアルロン酸Na
  • 1日あたりの含有量 120mg
    摂取目安量 3粒
    摂取方法 1日3粒を目安に、水又は白湯と一緒に噛まずにお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。アレルギー・疾病のある方などは、医師にご相談ください。小さなお子様へのご利用は控えてください。
    届出日 2022/10/21
    販売開始予定日 2023/01/31
    販売状況 販売中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【ヒアルロン酸含有加工食品】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価;既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2024.02.13)「様式Ⅰ」「様式Ⅱ」「様式Ⅱ-1」を修正 (2024.09.11) 様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本品の機能性関与成分であるヒアルロン酸Naは、食品添加物「ヒアルロン酸」として食品の製造に使用されています。
    ヒアルロン酸は、健康食品をはじめとする加工食品に使用されており、国内をはじめとして、韓国やアメリカ、カナダ等でも販売されています。
    また、原料供給元であるキユーピー株式会社では、ヒアルロン酸Naを1日当たり240mg摂取できるソフトカプセル形態の栄養補助食品を2002年より全国で販売しております。これまでに累計70万袋以上販売しておりますが、ヒアルロン酸Naに起因する健康被害の報告はありません。
    また、安全性の情報について調査を行った結果、一日摂取目安量の1~10倍量以上に相当するヒアルロン酸Naを4~12週間摂取した9報における研究報告にて安全性に問題はなかったことが報告されています。
    以上のことから、機能性関与成分ヒアルロン酸Naを配合した当該製品の安全性に問題はないと考えられます。

    機能性

    標題「ヒアルロン酸Na経口摂取による肌の水分保持機能について」

    目的:
    本研究レビューは、乾燥肌に悩む健常者がヒアルロン酸もしくはヒアルロン酸Naを経口摂取することにより、プラセボの経口摂取と比較して角層水分量が有意に高値を示すか検証することを目的として行いました。

    背景:
    ヒアルロン酸は、皮膚,関節液など生体内のあらゆる結合組織,器官に存在しています。中でも皮膚には体内で最も多くのヒアルロン酸が存在しており、その量は全身に含まれる量の50%を占めると報告されています1)。体内においては、ヒアルロン酸Naとヒアルロン酸は共に溶解し、同様の働きをします。
    一方で、ヒアルロン酸Naを経口摂取した機能性について個々の研究は複数実施されているものの、研究全体をまとめたレビューはありません。

    レビュー対象とした研究の特性:
     英語文献検索サイト、日本語文献検索サイトおよび複数の学会誌のハンドサーチにより2021年7月1~9日にキユーピー株式会社社員3名で検索し、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患のない、乾燥肌に悩む健常者がヒアルロン酸もしくはヒアルロン酸Naを経口摂取することによりプラセボに比べて、角質水分量が有意に高値を示すかを検証したランダム化並行群間比較試験(RCT)、ランダム化クロスオーバー試験、準ランダム化比較試験、非ランダム化比較試験(非RCT)を選抜しました。なお、本研究レビューの採用文献6報のうち1報2)において、対象者は19~70歳の健常な男女でした。これに関して、厚生労働省による「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会報告書献3)」では、栄養摂取に関する年齢区分の設定を「18歳以上を成人」としています。そのため、18歳以上の未成年を含む論文も成人データとして扱うことは問題ないと考えました。

    主な結果:
    文献検索により6報の文献2,4-8が抽出されました。6報の採用文献からエビデンス総体として120mgのヒアルロン酸Naを経口摂取することにより、プラセボの経口摂取と比較して有意に角層水分量が高値を示すことが検証されました。ヒアルロン酸Na摂取に起因する有害事象はありませんでした。

    科学的根拠(エビデンス)の質:
    評価した文献の研究デザインは全て信頼性の高い試験系である無作為化コントロール比較試験であり、バイアスリスクの評価は低~中程度であったため、エビデンスの質は機能性の評価に値すると考えます。
    研究レビューについては、本レビューで採用した研究データ以外にも、未発表の研究データが存在する可能性は否定できません。
    研究論文の収集は、主要な医療分野のデータベースを使用して検索をしているものの、効果がないとする研究結果については論文として発表されていない可能性も考えられます。
    研究間の結果の違いや各研究のデータのバラつきの評価において、本研究レビューは定性的レビューであるため、定量的な評価ができませんでした。そのため、独自の方法で評価を実施しました。
    実施者であるキユーピー株式会社は本届出商品の機能性関与成分であるヒアルロン酸Naの原料メーカーであり、採用論文6報のうち4報はキユーピー株式会社が著者ですが、研究レビューについては著者を除いた社員で公正に実施され、エビデンスと本届出商品に表示しようとする機能性に齟齬はないと考えられます。

    参考文献
    1)Laurent TC et al., Hyaluronan. FASEBff J, 1992, 6:2397-2402.
    2)佐藤稔秀ら, 乾燥肌におけるヒアルロン酸含有食品の経口摂取による改善効果. Aesthetic Dermatology, 2002, 12:109-120.
    3) 厚生労働省,「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会報告書」
    4)佐藤稔秀ら, 乾燥肌の皮膚水分値に対するヒアルロン酸含有食品の臨床効果. Aesthetic Dermatology, 2007, 17:33-39.
    5)Kawada C et al., Ingestion of hyaluronans (molecular weights 800 k and 300 k) improves dry skin conditions: a randomized, double blind, controlled study. J Clin Biochem Nutr., 2015, 56:66-73.
    6) 渡邉誠ら, 低分子ヒアルロン酸の経口摂取における美肌効果―プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験―. 薬理と治療, 2015, 43:57-64.
    7) Ning Feng et al., Improving effect of oral hyaluronan on skin moisture and its antioxidation function in vivo. 食品与薬品, 2016, 18: 386-390.
    8) Tzu-Fang Hsu et al., Oral hyaluronan relieves wrinkles and improves dry skin: a 12-week double-blinded, placebo-controlled study. Nutrients, 2021, 13: 2220.

    関連コンテンツ


    一覧へ戻る