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有機粉末茶 いつでもカテキン

商品詳細

届出番号 H377
商品名 有機粉末茶 いつでもカテキン
会社名 三井農林株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.nittoh-tea.com/
表示しようとする機能性 血糖値の上昇を抑える
本品にはエピガロカテキンガレート(EGCG)が含まれます。エピガロカテキンガレート(EGCG)には食後血糖値の上昇をおだやかにする機能が報告されています。
想定する主な対象者 食後血糖値の上昇が気になる健常成人
機能性関与成分名 エピガロカテキンガレート(EGCG)
  • エピガロカテキンガレート
  • 1日あたりの含有量 140.2mg
    摂取目安量 4g
    摂取方法 1杯分として本品0.5gを湯のみに入れ、お湯又は水(約100ml)を注いで粉末が固まらないよう、よくかき混ぜてください。1日8杯(4g)を目安に食事とともにお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日当たりの摂取目安量を守ってください。
    届出日 2022/08/05
    販売開始予定日 2023/02/27
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【有機粉末茶】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価;既存情報による食経験の評価;既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2022.11.02)
    様式(Ⅵ)の表示見本の変更
    様式(Ⅳ)の組織図および連絡フローチャートの変更
    様式(Ⅶ)の食品関連事業者関する基本情報(情報を開示するウェブサイトURL)の変更

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    当該製品は、一日摂取目安量当たり機能性関与成分エピガロカテキンガレート(EGCG)を140.2mg含む粉末緑茶(緑茶葉のみ原材料として粉末化したもの)であり、一般食品としての粉末緑茶の喫食実績に基づき安全性が評価できる。当該製品と原材料、製法、形状、成分本質が同等である類似商品(商品名「三井銘茶 有機カテキン粉末茶」および「三井銘茶 有機粉末茶いつでもカテキン」)は2004年に一般食品として販売開始し、粉末緑茶として年間約17トン、過去18年間の累計で約290トンの販売実績があるが、これまでに重篤な健康被害の情報はない。当該製品の一日摂取目安量4gに含まれる機能性関与成分エピガロカテキンガレート(EGCG)140.2 mgは、日本人が日常生活の中で緑茶から摂取しているエピガロカテキンガレート(EGCG)の推定摂取量(約222 mg/日)を下回るものであることから、当該製品の1日摂取目安量あたりに含まれる機能性関与成分エピガロカテキンガレート(EGCG)は安全であると言える。
    また、国立健康・栄養研究所 「健康食品」の素材情報データベースによると、機能性関与成分エピガロカテキンガレート(EGCG)を高濃度含有する緑茶抽出物の摂取(本届出商品の1日摂取目安量あたりに含まれるエピガロカテキンガレート(EGCG)の6倍量の摂取)による肝機能障害のリスクが懸念されたが、本届出商品の商品形態(粉末緑茶)は過剰摂取による健康危害が起きにくいものであり、【摂取上の注意】として「本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日当たりの摂取目安量を守ってください。」との注意喚起を表示するものであることから、安全性に問題はないと判断した。

    機能性

    (ア)標題
    届出商品「有機粉末茶 いつでもカテキン」に含まれる機能性関与成分エピガロカテキンガレート(EGCG)の単回摂取による健常成人に対する食後血糖値上昇抑制作用に関する研究レビュー
    (イ)目的
    疾病に罹患していない日本人(未成年者、妊産婦及び授乳婦を除く。)において、エピガロカテキンガレート(EGCG)を含む食品の単回摂取が、食後血糖値上昇を抑制するか(おだやかにするか)検証するため、定性的研究レビューを実施した。
    (ウ)背景
    食生活や運動習慣、社会環境の変化に伴い、日本では糖尿病患者が年々増加している。糖尿病の判定基準の一つの指標である食後血糖値の増悪は、血管系疾患の発症進展リスクと関連しており、より軽度の糖尿病であるほど病態の進展に食後高血糖が影響することが示されていることから、食後高血糖の是正を含めた血糖コントロールが重要とされている。
    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    PubMed、JDreamⅢ、医中誌Webの3つのデータベースを用いて論文を調査し、基準に合致した文献1報(ランダム化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験)の文献を採用し、採用した文献の質はQL1(質が高い)であった。
    (オ)主な結果
    上記文献には、健常な日本人男女がエピガロカテキンガレート(EGCG)140.2mgを含む粉末緑茶飲料を米飯とともに単回摂取したときの食後血糖値について評価した臨床試験において、食後15分、30分、40分で対照群と比較し有意な食後血糖値の上昇抑制作用が確認されたことが示されていた。したがって、エピガロカテキンガレート(EGCG)140.2mg/日以上を摂取することは食後血糖値の上昇抑制作用を有すると考えられた。
    (カ)科学的根拠の質
     エピガロカテキンガレート(EGCG)を140.2mg/日以上摂取することにより食後血糖値の上昇が抑制される作用が認められた。採用された文献が1報のみであり、有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性があるが、評価した論文のバイアスリスクは低く、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果から、エピガロカテキンガレート(EGCG)の食後血糖値の上昇を抑制する(おだやかにする)機能には科学的根拠があると判断した。

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