一覧へ戻る

グルコス

商品詳細

届出番号 H23
商品名 グルコス
会社名 さくらフォレスト株式会社 他製品
ウェブサイト https://sakura-forest.com/
表示しようとする機能性 お腹の調子を整える;血糖値の上昇を抑える
本品にはバナバ葉由来コロソリン酸とビフィズス菌BB536が含まれます。バナバ葉由来コロソリン酸は、健康な方の高めの空腹時血糖値を下げる機能が報告されています。空腹時血糖値が高めの方に適した食品です。ビフィズス菌BB536は、腸内環境を良好にすることでおなかの調子を整える機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 空腹時血糖値が高めの健常者、おなかの調子を整えたい健常者
機能性関与成分名 バナバ葉由来コロソリン酸、ビフィズス菌BB536
  • コロソリン酸
  • ビフィズス菌
  • 1日あたりの含有量 ビフィズス菌BB536 :20億個、バナバ葉由来コロソリン酸:0.9mg
    摂取目安量 1粒
    摂取方法 水又はぬるま湯などと一緒にお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●開封後はチャックをしっかり閉め、直射日光・高温多湿を避けて保存してください。●乳幼児の手の届かない所に置いてください。●体調・体質により、まれに合わない場合がありますので、その場合はご使用をお控えください。●水濡れや汚れのつかない衛生的な環境でお取り扱いください。●食物アレルギーのある方は、原材料名をご確認の上ご使用をお決めください。●本品の摂取により冷や汗、手足の震え等の体調変化が生じた場合には、速やかに摂取を中止し、医師等にご相談ください。●糖尿病治療薬や降圧薬を服用中の方は医師、薬剤師にご相談ください。
    届出日 2022/04/04
    販売開始予定日 2022/06/04
    販売状況 販売中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【ビフィズス菌末含有加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (R4.11.11)様式Ⅵ添付資料(表示見本)の修正、販売状況の更新

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    ■バナバ葉由来コロソリン酸
    既存情報を用いた評価
    バナバ葉由来コロソリン酸を一日摂取量1~10㎎(届出商品の一日摂取目安量の約1~10倍)摂取した長期摂取試験および過剰摂取試験において有害事象は認められなかった。このことから、届出商品の一日摂取目安量(0.9mg/日)の範囲で摂取する場合には、安全性に問題は無いと考えられる。
    医薬品との相互作用に関する評価
    届出商品が摂取の対象としているのは健常者であり、医薬品との併用を想定していないため健康被害のリスクは低いと考えるが、より安全に使用していただくために、届出商品パッケージに「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」と注意喚起をした上で、摂取時の注意事項として「糖尿病治療薬や降圧薬を服用中の方は医師、薬剤師にご相談ください。」と記載し、リスクを減らす対策を講じている。これらのことから安全上問題ないと判断した。
    ■ビフィズス菌BB536
    ビフィズス菌BB536は、1977年発売の宅配用乳製品に利用され、全国に販売されている。その食経験は2022年現在、約45年に及ぶが安全性上の問題はみられていない。更に1996年には「ビヒダスプレーンヨーグルト」が、2001年には「森永ビヒダス」と「森永カルダス」が各々特定保健用食品の許可を取得し、その安全性と保健機能が認められている。また、2009年にはアメリカ合衆国食品医薬品局からGRAS(Generally Recognized As Safe、「一般的に安全と認められたもの」)としてリストに掲載され、食品としての安全性がアメリカ合衆国においても認知されている。
    以上の食経験および特定保健用食品としての実績などをもとにビフィズス菌BB536は十分な安全性が確認されている。
    ■機能性関与成分同士の相互作用
    バナバ葉由来コロソリン酸及びビフィズス菌BB536に関して、機能性関与成分同士の相互作用が観察されたという報告はなかった。

    以上より、機能性関与成分バナバ葉由来コロソリン酸及びビフィズス菌BB536を配合した届出商品の安全性に問題はないと判断した。

    機能性

    ■バナバ葉由来コロソリン酸
    標題:機能性関与成分「バナバ葉由来コロソリン酸」が空腹時血糖値に及ぼす機能性に関する研究レビュー
    目的:バナバ葉由来コロソリン酸の摂取が健常成人(空腹時血糖値100~125 mg/dL)の空腹時血糖値に対する影響を検証する目的で研究レビューを実施した。
    背景:バナバ葉由来コロソリン酸は日本、米国において、健康食品として利用されている。日本では血糖値改善素材として認知度が高く、その機能性が期待されているが、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。
    レビュー対象とした研究の特性:PubMed(外国語論文)およびJDreamⅢ(日本語論文)について検索を実施した結果、1報の対象文献が抽出された。文献は査読付きで、空腹時血糖値が高めの健常成人を対象としており、バナバ葉由来コロソリン酸の摂取が空腹時血糖値に及ぼす影響についてプラセボ摂取と比較したものであった。
    主な結果:健常成人45 名に対してバナバ葉由来コロソリン酸0.9 mg/日の摂取による空腹時血糖値への影響をプラセボと比較したところ、空腹時血糖値の平均値は介入前後で有意な差は認められなかったが、空腹時血糖値の変化率は介入群で有意な低下を示した。また、安全性に関しても、問題がないことが示された。
    科学的根拠の質:論文の収集はPubMed(外国語論文)およびJDreamⅢ(日本語論文)を用いて検索を行ったが、未発表のデータが存在する可能性が否定できない。また、今回のレビューにおいては対象文献が1報のみであり、今後の報告に注目していく必要がある。査読付きのプラセボ対照試験であり、バイアスリスクは中程度であると評価した。
    以上より、届出商品に配合するバナバ葉由来コロソリン酸を0.9mg/日摂取することにより、空腹時血糖値の低下が見られることから、表示しようとする機能性は適切であると考えられる。

    ■ビフィズス菌BB536
    標題:ビフィズス菌BB536摂取と排便状況および腸内環境に及ぼす影響
    目的:ビフィズス菌BB536の摂取が、健康な成人の腸内環境(腸内細菌が作り出す腐敗産物である便中アンモニア量)と腸の調子(排便頻度)に及ぼす影響を、文献を網羅的に調べることで検討した。
    背景:排便が滞るなど消化器官が正常に活動できなくなると、健康状態に関係する生活の質(QOL)が低下するほか、腸内で有害な腐敗産物が増加する。ビフィズス菌や乳酸菌の摂取が、正常な消化器官の活動を助ける可能性が報告されているが、ビフィズス菌BB536が消化器官の活動に及ぼす影響について、文献を網羅的に調べた研究レビューはない。
    レビュー対象とした研究の特性:健康な成人に、ビフィズス菌BB536を20億以上含む食品、またはビフィズス菌BB536のみを除いた対照食品を1週間以上摂取させ、排便頻度と便中アンモニア量を比較調査した文献を探した。国内外の5つの文献データベースを検索したところ、牛乳や発酵乳などの食品形態でビフィズス菌BB536を20億~200億/日の用量で摂取した7つの文献が見つかり、これらの文献の中に10個のヒト試験の結果が記載されていた。
    主な結果:排便頻度を調べた6つの試験結果は、1つが増加を示さなかったが5つが増加を示し、これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は増加を示した。また、便中アンモニア量を調べた4つの試験(3文献)の結果については、対照食品摂取群と比較して減少を示した研究は1つであったが、その他2つの試験でもビフィズス菌BB536摂取時期における便中アンモニア量の減少傾向や摂取終了後の増加が見られた。これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は、ビフィズス菌BB536摂取が便中アンモニア量を減少させることを示した。これらの結果から、ビフィズス菌BB536を含む食品の摂取は、健康な成人の腸内環境を良好にし、腸の調子を整えると考えられた。
    科学的根拠の質:検索された10の試験のうち、2つが研究の精度が高いとされるランダム化比較試験で、8つが研究の精度が低いとされる非ランダム化比較試験だった。精度が低い試験も含めて評価したことから、評価の信頼性は限定されるが、試験結果に顕著なバラつきは認められず、評価結果は妥当だと判断された。

    関連コンテンツ


    一覧へ戻る