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血管ストレッチ

商品詳細

届出番号 H194
商品名 血管ストレッチ
会社名 キューサイ株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.kyusai.co.jp/
表示しようとする機能性 血管の柔軟性の維持;中性脂肪を抑える
本品には、カツオ由来エラスチンペプチド、DHA・EPAが含まれています。カツオ由来エラスチンペプチドには、加齢とともに低下する血管のしなやかさ(柔軟性)(血管を締め付けた後の血管の拡張度)維持に役立つ機能があることが報告されています。DHA・EPAには、血液中の中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 健康な中高年男女。疾病に罹患していない者。
機能性関与成分名 カツオ由来エラスチンペプチド、DHA・EPA
  • DHA
  • EPA
  • エラスチンペプチド
  • 1日あたりの含有量 カツオ由来エラスチンペプチド:75mg、DHA:122mg、EPA:11mg
    摂取目安量 2粒
    摂取方法 1日2粒を目安に、噛まずに水またはぬるま湯でお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●妊娠・授乳中の方、乳幼児、小児は召し上がらないでください。●原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方は召し上がらないでください。●体質や体調により、まれに体に合わない場合があります。●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。
    届出日 2022/05/24
    販売開始予定日 2022/10/31
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【DHA・EPA含有精製魚油・エラスチンペプチド含有加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2022.10.13)様式Ⅵ_添付資料(表示見本)、様式Ⅶ

    撤回日 2023/07/14
    届出撤回の事由 販売終了のため。

    届出者の評価

    安全性

    本届出商品は、カツオ由来エラスチンペプチドを一日摂取目安量あたり75 ㎎、DHA・EPAを一日摂取目安量あたり133 mg(DHA:122mg、EPA:11mg)配合する食品である。最終製品での喫食実績がない為、既存情報において安全性評価をした結果、本届出商品を適切に摂取する場合、安全性に問題はないと考えた。

    【カツオ由来エラスチンペプチド】
    カツオ由来エラスチンペプチドの安全性に関する情報を確認したところ、ラットを用いた急性毒性試験において異常所見は認められず、遺伝毒性試験(umu試験)においても変異原性を有さないことが確認された。さらに、過剰量長期摂取時の安全性を確認するために行ったとされる、日本人の健常者(男女42名)を対象としたカツオ由来エラスチンペプチド400mg(届出量の約5倍量)の13か月間の摂取試験において、摂取期間中に理化学検査、血液生化学検査の値に有意な変動は認められず、安全性に問題ないことが確認された。
    また、カツオ由来エラスチンペプチドと医薬品との相互作用について調査を行った結果、相互作用の報告はなかった。

    【DHA・EPA】
    DHA・EPAの安全性に関する情報を確認したところ、DHA及びEPAを原因とする被害情報は認められず、また、DHA・EPAを含むn-3系脂肪酸の食事摂取基準は、成人男性2.0~2.2g/日、成人女性1.6~2.0g/日であり、本届出商品を一日摂取目安量で適切に摂取する場合、安全性に問題はないと考える。
    また、DHA・EPA及び魚油と、医薬品との相互作用について調査を行った結果、
    一部の医薬品との相互作用の可能性が確認されたが、想定する主な対象者が本届出商品を適切に摂取する場合、安全性に問題はないと判断した。

    機能性

    【カツオ由来エラスチンペプチド】
    1.標題
    カツオ由来エラスチンペプチドの摂取による健常成人の血管機能の改善作用
    2.目的
    健常成人がカツオ由来エラスチンペプチドを経口摂取することによって、血管機能の改善に役立つかの検証を目的とした。
    3.背景
    エラスチンはゴムのように伸縮性に富むタンパク質であり、ヒトの組織や臓器(皮膚、動脈、靭帯など)に弾力性を与えている。エラスチンは動脈では中膜に多く存在し、血圧及び血流の拍動を緩衝するのに役立っている。しかし、加齢により中膜のエラスチンが減少し、血管はしなやかさを失うことが報告されている。エラスチンは血管機能に重要な役割を担っているが、経口摂取による血管機能への効果をまとめたレビューはない。
    4.レビュー対象とした研究の特性
    日本語及び外国語文献のデータベースを用いて、健常成人がカツオ由来エラスチンペプチドを経口摂取することで、血管機能が改善するかを検証した並行群間比較試験を検索し、合致するものを対象とした。
    5.主な結果
    採用文献によると、血管弾性を表す数値(上腕足首間脈波伝播速度)が各年代及び性別における基準範囲内であり、40歳以上64歳以下の疾病を患っていない健康な日本人男性及び女性を対象に、カツオ由来エラスチンペプチド75mg/日(エラスチン群)またはプラセボ(プラセボ群)を16週間持続して経口摂取させることで、エラスチン群ではプラセボ群と比較して血管弾性、血管内皮機能および体感(手足の冷え、腰痛、疲れやすさ、目の疲れ、イライラ感、物忘れ)が有意に改善した。本レビューによって、健常者がカツオ由来エラスチンペプチド75mg/日を経口摂取することで、加齢とともに低下する血管のしなやかさ(柔軟性)(血管を締め付けた後の血管の拡張度)維持に役立つ機能を期待できると判断した。
      なお、広辞苑(第七版)によると「柔軟」とは「やわらかなこと」「しなやかなこと」と定義されている。本届出においては、血管を締め付けた後の血管の拡張度によって評価される血管の柔軟性を、より消費者が理解しやすいように「血管のしなやかさ(柔軟性)」と言い換えて表示することとした。
    6.科学的根拠の質
    本レビューの限界として、出版バイアスの可能性や未発表データが存在する可能性は否定できない点があるが、研究の収集は科学技術および医療分野の主要なデータベースを使用しているため、公開されている当該研究はほぼ網羅されていると判断した。今後更に質の高い研究成果が報告されることが望ましいが、採用文献は査読付であり、人間ドックなどに用いられ学術的にも信頼性のある検査法を用いているため、科学的根拠の質は機能性評価に値すると考えた。

    【DHA・EPA】
    1.標題
    DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値低下作用に関する研究レビュー
    2.目的
    誰に P):疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者
    何をすると I):DHA・EPAの経口摂取
    何と比較して C):プラセボの摂取、もしくはDHA・EPAの介入なし
    どうなるか O):中性脂肪値の低下が認められるか
    研究デザイン S):ランダム化比較試験(RCT)
    3.背景
    DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値を低下させる機能については多数の報告があるが、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者に限定した場合における有効性は明確でなかった。そこで、これまでの国内外の知見を精査し、標題の研究レビューを行った。
    4.レビュー対象とした研究の特性
    文献の検索は、RCT(研究の対象者をランダムに2つのグループに分け、一方には評価しようとするものを摂取させ、もう一方には対照となるものを摂取させて比較する臨床試験)であること、DHA・EPAを摂取させる試験であること、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者を対象としていることを条件に実施した。なお本研究レビューは、届出者以外の第三者機関が監修した。
    5.主な結果
    検索により37報が研究レビューの対象となり、疾病に罹患していない者を対象とした16報のうち10報、中性脂肪値がやや高めの者を対象とした21報のうち15報が、当該の機能性を認めていた。
    また、群間比較において当該機能を認めた報告において、1日当たりのDHA・EPAの摂取量は133~10,440 mg、摂取期間は3~14週間であった。
    本製品は1日当たりの摂取目安量中にDHAとEPAの総量として133mg含むため、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。
    6.科学的根拠の質
    採用文献のエビデンス(科学的根拠)総体について、バイアスリスク(偏りの危険性)は低(0)、エビデンスの強さは強(A)と評価した。なお、日本で実施された研究6報のうち、4報が当該の機能性を肯定しており、日本人への外挿性に問題はないと考えられる。よって、機能性関与成分DHA・EPAを1日当たり133 mg以上摂取することにより、中性脂肪を低下させる機能が認められると考えられる。
    ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみで検索を行ったことによる偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。

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