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ナイシヘルプαb

商品詳細

届出番号 H1329
商品名 ナイシヘルプαb
会社名 小林製薬株式会社 他製品
ウェブサイト https://www2.kobayashi.co.jp/
表示しようとする機能性 体脂肪を減らす;脂肪の消費をサポートする;血糖値の上昇を抑える
本品には、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン、サラシア由来ネオコタラノールが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、BMIが高め(BMI23以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。また、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能があることが報告されています。サラシア由来ネオコタラノールは、食後血糖値が高めの方の炭水化物の一部である糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇を抑える機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 BMIが高めの健康な方、食後血糖値が高めの方
機能性関与成分名 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン、サラシア由来ネオコタラノール
  • ネオコタラノール
  • ポリメトキシフラボン
  • 1日あたりの含有量 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg、サラシア由来ネオコタラノール 221μg
    摂取目安量 3粒
    摂取方法 主な食事とともに1日1回3粒を目安に、かまずに水またはお湯とともにお召し上がり ください。
    摂取をする上での注意事項 ●1日の摂取目安量を守ってください。 ●乳幼児・小児の手の届かない所に置いてください。 ●血糖値に異常を指摘された方、糖尿病治療中の方、妊娠及び授乳中の方は、事前に医師にご相談ください。 ●体質体調により、おなかがはったり、ゆるくなる場合があります。 ●食物アレルギーの方は原材料名をご確認の上、お召し上がりください。 ●ビタミンB2の影響で尿が黄色くなることがあります。 ●原材料の特性により色等が変化することがありますが、品質に問題はありません。 ●本品は、肥満症などを改善する医薬品のナイシトールシリーズではありません。
    届出日 2023/03/14
    販売開始予定日 2024/03/01
    販売状況 販売中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【ブラックジンジャーエキス・サラシアエキス配合食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2024.7.24)様式Ⅰ、様式Ⅱ、様式Ⅲの変更
    (2024.10.11)様式Ⅳの変更

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    当該製品での喫食実績はありませんが、それぞれの成分を含む食品または成分自体の安全性について以下の通り評価いたしました。
    <ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン>
    既存情報による安全性の評価を行ったところ、本届出食品の1日摂取目安量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、5倍量となるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本届出食品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと考えられました。また、データベースを検索した結果、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構の添付文書等検索ではブラックジンジャーおよびポリメトキシフラボンと医薬品との相互作用に関する報告はありませんでした。1次文献調査においては、in vitro試験及びin vivo試験にて医薬品との相互作用を示す報告があったが臨床試験では相互作用を示す結果は認められていなかったことから、本届出食品と医薬品との相互作用はないものと考え、問題ないと判断しました。以上より、機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを配合した本届出食品を適切に摂取する場合は安全性に問題はないと判断しました。
    <サラシア由来ネオコタラノール>
    当該製品に含むサラシア由来ネオコタラノールと同じ原料を使用した「サラシア100」の「特定保健用食品評価書 サラシア100」の内容をもとに、安全性の評価を行いました。その結果、ネオコタラノール3990μgの12週間連続過剰摂取試験でも、安全性に問題となる事象は報告されていませんでした。また、「PubMed」と「JDreamⅢ」による文献検索の結果、医薬品との相互作用に関する報告は確認されず、当該製品に「血糖値に異常を指摘された方、糖尿病治療中の方、妊娠及び授乳中の方は、事前に医師にご相談ください。」と記載して注意喚起を行っています。
    当該製品の1日摂取目安量あたりのネオコタラノール含量は221μgであるため、安全性に問題はないと考えられました。
    <まとめ>
    当該製品を適切に摂取するには安全であると判断いたしました。

    機能性

    <ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン>
    【腹部の脂肪を減らす機能に関する研究レビュー】
    ア 標題
    「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部の脂肪を減らす機能に関する研究レビュー
    イ 目的
    健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。
    ウ 背景
    ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があります。しかし、ヒトを対象とした脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューではありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続して摂取することによる、腹部の脂肪を減らす機能について検証を行いました。
    エ レビュー対象とした研究の特性
    国内外のデータベースを使用して文献を検索し、基準に合致した文献2報(ランダム化比較試験)を採用しました。採用文献はいずれも、20-64歳の、BMIが高めの健康な日本人成人男女を参加者とした試験で、解析対象者に脂質異常・高血糖・高血圧に該当する参加者は含まれていませんでした。
    ※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。BMI23以上30未満の範囲をBMIが高めと想定しています。
    オ 主な結果
    採用文献2報から、健康な参加者がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを1日当たり12 mg含む食品を12週間継続して摂取することで、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。
    カ 科学的根拠の質
     評価した文献が2報のため出版バイアスについて否定できないものの、いずれの文献も日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されており、信頼できる研究であると考えられました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを1日当たり12mg継続して摂取することによって、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、当該製品でも同様の機能が期待できると考えられます。

    【脂肪を消費しやすくする機能に関する研究レビュー】
    ア 標題
    「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能性に関する研究レビュー
    イ 目的
    健常者に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。
    ウ 背景
    依然として肥満を改善することは重要な課題であり、肥満改善には代謝機能を改善し、体脂肪を消費することが重要です。日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪の消費を高めることは肥満の予防に役立つと考えられます。
    ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪消費に関する研究報告はありますが、包括的に整理する研究レビューはありませんでした。
    エ レビュー対象とした研究の特性
    国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化比較試験)を研究レビューの対象としました。
    オ 主な結果
    上記文献はブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgの摂取による、日常活動時の呼吸商を評価しており、呼吸商の有意な低下が認められていました。呼吸商の低下は、エネルギー代謝において脂肪の消費割合が高まったことを示すことから、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgには、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能を有する可能性が考えられました。
    カ 科学的根拠の質
    採用した文献は1報のみであったため、定性的な研究レビューを実施しました。そのため、言語および定量性に関して研究の限界がありますので、今後の研究結果が本研究レビューの結果に影響を与える可能性があります。今後の研究に注視することが必要ではありますが、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgの摂取は、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能に一定の根拠があると判断しました。

    <サラシア由来ネオコタラノール>
    ア 標題
    サラシア由来ネオコタラノールによる糖の吸収を抑えて食後血糖値の上昇を抑制する作用に関する研究レビュー
    イ 目的
    「健康な成人が、サラシア由来ネオコタラノールを摂取することで、摂取しない場合と比べて糖の吸収を抑えて食後血糖値の上昇を抑制するか」を研究レビューで明らかにすることを目的にしました。
    ウ 背景
    サラシアは東南アジア等で伝統的に飲用されてきた植物で、サラシアに含まれるネオコタラノールは糖の吸収を抑える作用があることが確認されています。日本でも血糖値が高めの方の特定保健用食品として販売されていますが、糖の吸収を抑えて食後血糖値の上昇を抑制する効果についてレビューした報告はありませんでした。
    エ レビュー対象とした研究の特性
    国内外の4つの文献データベースを2021年7月に検索し、151報の文献を集めました。「健康な成人を対象としているか」「サラシア由来ネオコタラノールを摂取しない場合との比較があるか」などの質評価基準で絞り込みました。
    オ 主な結果
    絞り込みの結果、最終的に2報の論文を採用しました。採用した論文は、ランダム化比較試験と呼ばれる質の高い臨床研究です。その研究では、血糖値が高めの人がサラシア由来ネオコタラノールを221μg摂取することで、摂取しない場合と比べ、糖の吸収が抑えられ、食後血糖値の上昇がゆるやかになっていました。
    カ 科学的根拠の質
    採用した論文は2報で研究数が少ないことから、更なる研究が必要だと考えられました。しかしながら採用した論文はいずれもランダム化比較試験であり、日本人が対象となっていたことから、今回評価した項目については肯定できると考えます。

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