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日本の匠 ギャバ

商品詳細

届出番号 H1306
商品名 日本の匠 ギャバ
会社名 株式会社藤井翔悟事務所 他製品
ウェブサイト http://shogofujii.com/
表示しようとする機能性 ストレス・緊張の緩和;疲労感を軽減;睡眠の質の向上;血圧のサポート;肌の弾力
本品にはGABAが含まれます。GABAには、以下の機能が報告されています。 ①血圧が高めの方の血圧を下げる。 ②睡眠の質(眠りの深さ)を改善する。 ③事務作業などによる一時的なストレスおよび疲労感を軽減する。 ④肌が乾燥がちな方の肌弾力の維持を助け肌の健康維持に役立つ。
想定する主な対象者 健常成人、血圧が高めの健常成人、肌の乾燥が気になる健常成人
機能性関与成分名 GABA
  • GABA
  • 1日あたりの含有量 100mg
    摂取目安量 1粒
    摂取方法 日1粒を目安に水またはぬるま湯でお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 原材料を参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。降圧薬を使用している方は、ご利用にならないでください。
    届出日 2023/03/09
    販売開始予定日 2023/05/10
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【米抽出物含有加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    【2023.5.25】様式Ⅵ表示見本に届出番号追記
    【2023.5.25】様式Ⅲ-3文言等の修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    1.食経験

    喫食実績:GABAは野菜や果物に含まれており、トマトには 62.6 mg、ジャガイモには35.0 mg、ナスには20.0 mg、ブドウには23.2 mg(それぞれ100 gあたり)含まれることが報告されている。また、現在までに販売されているGABA配合食品では、GABAが1日推奨摂取量として数十~数百mg配合されているが、これまでに大きな健康被害は報告されていない。届出品は新商品のため、喫食実績では不十分として、既存情報および安全性試験の情報を調査した。

    既存情報による安全性調査結果:GABAの安全性についてデータベースを検索した結果、日本人健常者を対象とした報告が3件見つかった。20~250 mgのGABAを配合した食品を4~12週間摂取した場合で、臨床上望ましくない検査値の変動は1例も認められなかった。

    2.安全性試験に関する評価

    GABAを含む原材料であるGABA含有米抽出物の安全性試験を評価した。
    1)単回投与毒性試験
    体重30 g前後のマウスにGABA含有米胚芽抽出物2000 mg/kg(体重)の用量で経口投与し、GABA未摂取群との比較を行った。その結果、異常な体重変化はみられず、また試験終了後の剖検においても臓器に異常は認められなかった。マウスに対する「GABA含有米胚芽抽出物」のLD50値(投与した動物の半数が死亡する用量)は2000 mg/kg体重以上と考えられた。
    2)変異原性試験(Ames試験)
    サルモネラ菌株4種及び大腸菌株1種を用い、「GABA含有米胚芽抽出物」のAmes試験を行った。その結果、50~5000 マイクログラム/plateの濃度において、変異原性は認められなかった。
    3)臨床試験
    心療内科または精神神経科を受診した女性患者20名に対し、GABAを26.4 mg/day、連日8週間経口摂取させた。投与期間中にGABAの摂取による副作用と考えられる症状の悪化は認められなかった。また、血液検査においても異常変動は全く観察されなかった。

    4. 医薬品との相互作用
    GABAを高血圧治療薬と併用すると、血圧が下がりすぎるおそれがある。しかし届出品は健常者を対象としており、さらにパッケージに「降圧薬を使用している方は、ご利用にならないでください」と記載することで、注意喚起した。

    5.まとめ
    以上より、GABAを配合した本品は基本的な安全性に懸念はないと考えられる。

    機能性

    標題 (共通)
    最終製品「日本の匠 ギャバ」に含有する機能性関与成分GABAによる以下のシステマティックレビュー

    ①【血圧が高めの方の血圧を下げる機能】
    目的 :正常血圧および血圧が高めの人(I度高血圧者含む)において、GABA配合食品を8週間以上の経口摂取は、プラセボ対照と比較して血圧を改善するかについて検証することを目的とした。

    背景 :GABAの血圧降下作用について個々の研究は複数実施されているものの、研究成果全体をまとめたレビューは発表されていない

    レビュー対象とした研究の特性 :正常血圧および血圧が高めの人(Ⅰ度高血圧者含む)におけるGABA配合食品の8週間以上の経口摂取が、収縮期血圧および拡張期血圧を指標とした血圧の改善に与える影響に関する2016年3月16日以前に報告されている研究(日本語、英語問わない)を検索対象とした。設定した適合基準を満たした14研究について、調査した。対象文献はプラセボ対照比較試験で、査読付き雑誌であった。

    主な結果 :14研究における対象は14~177例、摂取期間は8~16週、GABAの1日摂取量は10~120 mgであった。血圧が高めの人(I度高血圧者含む)において、12.3 mg~120 mg/日の GABA配合食品を8週間以上の経口摂取は血圧降下作用が認められた。健常成人のみを層別解析した結果、正常高値血圧者に対して血圧降下作用が認められた一方で、正常血圧者に対して影響が示されなかった。また安全性の問題は認められないと結論付けられた。

    科学的根拠の質 :研究デザインに不明な点があるものもあったが、ほぼすべての論文で、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし、本研究には以下の限界も存在する。1)信頼性の高いプラセボ比較試験であったが、研究計画の事前登録や利益相反などの問題も存在するため、バイアスの混入は否定できない。また、メタアナリシスを行わず、公表バイアスは検出できなかった。2)摂取期間が最長でも16週間であるため、これ以上継続摂取した際の影響は不明である。3)評価対象論文数は14報と多くは言えないことから、今後更なる有効性の検証が必要である。

    ②【睡眠の質(眠りの深さ)を改善する機能】
    目的:GABAの経口摂取が日常生活の睡眠の質に及ぼす影響を調査するため、研究レビューを実施した。

    背景:慢性的にストレスを感じていると、睡眠の質の悪化による記憶力、集中力および生活の質(QOL)の低下や疲労感の増加が引き起こされる。よって、精神的なストレスを緩和することは睡眠の質を改善することに繋がると考えられる。
    GABAの機能性については精神的ストレスの軽減作用もいくつか報告されていることから、GABAの摂取はストレスの軽減による睡眠の質改善作用があると考えられた。

    レビュー対象とした研究の特性:抽出された対象研究1件は、別紙様式(V)-7 に示したように以下の特徴があった。GABAの経口摂取に関して継続摂取試験について報告されていた。対象者を健常な範囲内で睡眠に問題を感じている成人10名として、プラセボ(澱粉分解物)または試験品(GABA100 mg)を1日1回、1週間摂取させていた。解析の結果、プラセボ群と比較して、sleep latency(入眠潜時)およびtotal non-REM sleep time(総ノンレム睡眠時間)の有意な改善が認められた。本試験における脱落者はいなかった。

    主な結果:対象となった研究は1件で、健常な範囲で睡眠に問題を感じている健康な成人がGABAを1日あたり100 mg摂取しており、睡眠時脳波に関して肯定的な報告であった。本研究レビューの結果から、GABAの1日あたりの有効な摂取量は、100 mgであると判断した。

    科学的根拠の質:本研究は以下の限界を有する。
    1)公表バイアスは検出されず、いずれもプラセボ対照RCTではあったが、利益相反も存在するため、バイアスの混入は否定できない。2)安全性については、サンプルサイズ、期間ともに十分とは言えないので、GABAの安全性については別の切り口での評価が必要である。3)評価対象論文数は1報と少ないことから、今後更なる有効性の検証が必要である。

    ③【事務作業などによる一時的なストレスおよび疲労感を軽減する機能】
    目的 :健常者においてGABAの摂取は、GABAを含まない食品を摂取した場合と比較して精神ストレスを軽減するか、またはリラックス作用をもたらすかについて、評価することを目的とした。

    背景 :ストレスが原因で発症する疾患は数多く知られており、精神的ストレスや疲労感を軽減することは心身の健康維持に非常に重要であり、GABAにはその期待がもたれている。

    レビュー対象とした研究の特性 :2016年2月26日に研究報告データベースを用いて関連研究を検索した。研究の適格基準は、査読付の無作為化試験(評価の偏りを避け、客観的に効果を評価するための試験方法)およびこれに準じる研究とし、研究の参加者は健常者であることとした。この検索より8報の研究を対象とした。

    主な結果 :脳波(α波)のシグナル強度、VAS(主観的疲労感)スコア、唾液中クロモグラニンA量、唾液中コルチゾール量、副交感神経活動によって精神ストレスおよび疲労感を評価した結果、各指標においてGABAの摂取による有意な効果が確認された。これらの指標は、一般的に精神的ストレスおよび疲労感の評価に採用されており、レビューの結果より28~100 mgのGABAの摂取によって精神的負荷に伴う短時間の精神的ストレスおよび疲労感の軽減およびリラックス効果が示唆された。

    科学的根拠の質 :本研究レビューには以下の限界が存在する。 1)研究方法やデータの解析方法についてバイアス(偏り)があり、正確な結果が出るような方法ではない可能性が否定できない。また、試験品の原料供給を担うメーカーが著者に含まれる等の利益相反も認められた。2)健常な成人を対象者に設定しているため、病者に関しては本研究レビューの対象外である。3)GABAの安全性については別の切り口での評価が必要である。4)評価対象論文数は8報と少ないことから、今後更なる有効性の検証が必要である。5)今後GABAの消化吸収を妨げる恐れのある成分が報告された場合は、その成分との配合には注意が必要である。

    ④【肌が乾燥がちな方の肌弾力の維持を助け肌の健康維持に役立つ機能】
    目的:GABAの経口摂取が肌の弾力性に及ぼす影響を調査するため、研究レビューを実施した。

    背景:慢性的にストレスを感じていると、睡眠不足や疲労感の増加を介して肌弾力の低下が引き起こされる。よって、精神的なストレスを緩和することは肌の弾力性を改善することに繋がると考えられる。GABAの機能性については精神的ストレスの軽減作用もいくつか報告されていることから、GABAの摂取はストレスの軽減による肌の弾力性改善作用があると考えられた。

    レビュー対象とした研究の特性:抽出された対象研究1件は、GABAの経口摂取に関して継続摂取試験について報告されていた。対象者を肌荒れを自覚している30~50歳の成人女性として、プラセボ(澱粉)または試験品(GABA100 mg/日)を8週間摂取させていた。解析の結果、GABAの摂取によって、肌弾力の指標である「総粘弾性(R2)」、「正味の弾性(R5)」および「戻り率(R7)」がプラセボに対して有意に高い値を示していた。

    主な結果:対象となった研究は1件で、肌荒れを自覚している30~50歳の成人女性がGABAを1日あたり100 mg摂取しており、肌の弾力性に関して肯定的な報告であった。本研究レビューの結果から、GABAの1日あたりの有効な摂取量は、100 mgであると判断した。

    科学的根拠の質:本研究は以下の限界を有する。1)公表バイアスは検出されず、いずれもプラセボ対照RCTではあったが、利益相反も存在するため、バイアスの混入は否定できない。2)被験者数、期間ともに十分とは言えないので、GABAの安全性については別の切り口での評価が必要である。3)評価対象論文数は1報と少ないことから、今後更なる有効性の検証が必要である。

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