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脳活テアニン緑茶サプリメント

商品詳細

届出番号 G885
商品名 脳活テアニン緑茶サプリメント
会社名 株式会社伊藤園 他製品
ウェブサイト http://www.kenkotai.jp/shop/
表示しようとする機能性 記憶の精度を高める
本品にはL-テアニンが含まれます。L-テアニンは、認知機能の一部である言語情報を適切に素早く数多く思い出す力(言語流暢性)が低めの方の言語流暢性をサポートする機能が報告されています。
想定する主な対象者 言語流暢性(言語情報を適切に素早く数多く思い出す力)が低めの方
機能性関与成分名 L-テアニン
  • L-テアニン
  • 1日あたりの含有量 200mg
    摂取目安量 3粒
    摂取方法 かまずに水などと一緒にお飲みください。
    摂取をする上での注意事項 多量摂取により、より健康が増進されるものではありません。 高血圧治療薬、興奮剤を服用している場合は医師に相談してください。
    届出日 2021/11/19
    販売開始予定日 2022/02/14
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【L-テアニン含有加工食品】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価;既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    当該製品の機能性関与成分であるL-テアニンは、私たちが日常的に飲用しているお茶に含まれる成分です。日本では、お茶は鎌倉時代から普及していたと言われており、1000年以上の飲用経験があります。お茶一杯中にL-テアニンは約3.6~12mg含まれるとされています。

    サプリメント形態の喫食実績としては、当該製品と同等の原材料を使用した一般食品(「テアニンタブレット」、「サンテアニン(顆粒)」)と機能性表示食品(「サンテアニン200」、「テア眠」)があります。これらは機能性関与成分であるL-テアニンを一日摂取目安量当たり200~500mg含んでおり、2003年より少なくとも合わせて3万5千個以上が全国で販売されておりますが、これまでに有害となる事象は報告されていません。
    また、「テアニンタブレット」についてはヒトでの安全性試験が実施されており、成人39名に1日あたりL-テアニンとして1,000 mg、4週間連続摂取させても副作用は確認されなかったことが報告されています。これは、当該製品の一日摂取目安量に含まれるL-テアニンの5倍量に当たります。
    医薬品との相互作用に関しては、高血圧治療薬(降圧剤)(カプトプリル,エナラプリルマレイン酸塩,ロサルタンカリウム,バルサルタン,ジルチアゼム塩酸塩,アムロジピンベシル酸塩,ヒドロクロロチアジド,フロセミドなど) の作用を強める可能性、興奮剤(ジエチルプロピオン,エピネフリン,フェンテルミン,塩酸プソイドエフェドリンなど)の作用を弱める可能性が報告されています。上記医薬品を服用している場合には注意が必要ですが、当該製品の摂取対象者は疾病に罹患していない者であり、疾病に罹患していない者が当該製品を摂取する場合においては安全性に問題はないと考えられます。しかし、上記医薬品を服用している消費者が摂取する可能性も否定できないため、パッケージに「高血圧治療薬、興奮剤を服用している場合は医師に相談してください。」と記載することで注意喚起を行っております。このため当該製品を機能性表示食品として販売することは適切であると判断しました。

    機能性

    (ア)標題
    L-テアニンの摂取は認知機能の一部である言語情報を適切に素早く数多く思い出す力(言語流暢性)が低めの方の言語流暢性をサポートすると考えられます。
    (イ)目的
    言語流暢性が低めの健常者を対象として、機能性関与成分L-テアニンを200mg/日摂取することにより、プラセボ摂取の場合と比べ認知機能の一部である言語流暢性が維持されるかについて検証しました。
    (ウ)背景
    L-テアニンの言語流暢性について網羅的に評価されている文献はなかったため、L-テアニンの摂取により言語流暢性が維持されるか結論付けることはできませんでした。そこで、検証が必要となりました。
    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    英語文献の検索はPubmed(検索対象期間:1971年~2020年2月6日)、のデータベースを用い2020年2月6日に検索を実施しました。日本語文献の検索はJSTPlus(検索対象期間:1981年~2020年3月10日)、JMEDPlus(1981年~2020年3月10日)、JST7580(1975年~1980年12月8日)のデータベースを用い2020年3月13日に検索を実施しました。また、臨床検査登録の検索はUMIN-CTR(掲載~2020年2月26日)のデータベースを用い2020年2月26日に検索を実施しました。検索対象は、健康な国内外の成人男女の集団とし、L-テアニンを摂取しない群と比較した試験デザインであることとしました。その結果、最終的に1報の文献を評価しました。この文献は原料を販売している企業と大学研究機関との共同研究で実施した研究の結果です。
    (オ)主な結果
    被験物質摂取前の言語流暢性の評価点数が中央値より低い人(言語流暢性が低めの方)を対象に解析された結果では、摂取終了日には対照群に対してL-テアニン摂取群で有意に言語流暢性スコア変化量の向上が認められました。従って、L-テアニンの摂取は言語情報を適切に素早く数多く思い出す力(言語流暢性)が低めの方の言語流暢性をサポートする機能が期待できると考えられました。本試験における費用はL-テアニンの原料供給会社である太陽化学株式会社が負担し、その他に特筆すべき利益相反はありません。
    (カ)科学的根拠の質
    研究の限界として被験者数が少ないことがあげられますが、本試験は無作為化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー比較試験にて実施されており、信頼性は高いと考えられます。

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