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べにふうき粉末茶スティックタイプ

商品詳細

届出番号 G680
商品名 べにふうき粉末茶スティックタイプ
会社名 株式会社荒畑園 他製品
ウェブサイト http://www.arahataen.com/
表示しようとする機能性 目や鼻の不快感を緩和
本品にはメチル化カテキンが含まれています。メチル化カテキンは、花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる目鼻の不快感を軽減させることが報告されています。
想定する主な対象者 花粉、ホコリ、ハウスダストにより、目や鼻に不快感をゆうしている成人成人男女
機能性関与成分名 メチル化カテキン
  • メチル化カテキン
  • 1日あたりの含有量 35.5 mg
    摂取目安量 2.4g(スティック4本分)
    摂取方法 スティック1本を100CC~180CCのお湯に溶かしてお飲みください。(1日4杯を目安にお飲みください)
    摂取をする上での注意事項 本品は、カフェインを通常の緑茶と同様に含んでいますのでカフェインで眠れなくなる方は、夕方からの飲用を避けてください。
    届出日 2021/09/29
    販売開始予定日 2021/12/01
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【粉末茶】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (R5.9.29)・様式(Ⅲ)-3、様式Ⅵ 表示見本の変更。

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    茶の飲用は中国では2000年以上、日本でも1000年以上の歴史を持つ。現在、世界では年間300万トンの茶が生産され、消費されている。日本では、茶樹の植栽できる北限の地である。もともと野生茶はあったが中国小葉樹の移植は、中国江南地方からである。
    805年に比叡山の最澄らが唐から茶樹を持ち帰って畿内に植えたとされている。当時、茶は中国、日本ともに茶薬といった。嗜好性食品になるのは、1191年に明庵栄西が宋から茶の小葉茶樹を九州山地に植栽したのが始まりで、その後、明恵が山城栂尾に移植し、同じ山城醍醐、宇治に広がり、更に駿河、武蔵にまで達したといわれている。
    日本では、明治時代から茶の育成が盛んに行われ、これまでに多くの品種が育成されている。その中でも、「べにふうき」は昭和40年に農林省茶業試験場枕崎支場において「べにほまれ」を母親、「枕Cd86」を父親とした交配組合せで得られた実生群の中から選抜・育成された品種(農林登録:平成5年)であり、メチル化カテキンが多く含まれる。「べにふうき」は、平成20年に全国の栽培面積が100ha(年間生産量約500t)になり、緑茶として広く全国で飲用されてきた。「べにふうき」緑茶に関しては、今まで主だった健康被害は報告されておらず、安全であると考えられる。
    また、「べにふうき」と同一のメチル化カテキンが、もともと静岡在来種などにも含まれており(在来種S6等)、これは聖一国師らが800年前に日本に持ち込んだものである。その後代の品種である「かなやみどり」(農林登録:昭和45年)は、全国で555ha(平成26年)(年間生産量約1550t)が栽培されており、緑茶として広く飲用されている。さらに全国生産量第2位をほこる「ゆたかみどり」(農林登録:昭和41年)もメチル化カテキンを含んでおり、全国で2472ha(平成26年)(年間生産量約1万t)、緑茶として製造されて日本中で広く引用されている。このため、メチル化カテキンは日本人にとって飲食経験の豊富な茶に含まれる天然物質であり、十分な喫食実績を有していると考えられる。
    また、当社では当該製品と同じメチル化カテキン(35.5mg/日)を含む製品を2006年から2014年までに(粉末換算で)累計573.6万kgを販売してきた。9年以上販売してきた中で、お客様から体調不良等の意見は寄せられていない。

    機能性

    1.標題
    メチル化カテキンを含む緑茶による目や鼻の不快感の軽減に関する評価

    2.目的
    メチル化カテキンの継続摂取が、花粉、ホコリ、ハウスダストなどによるアレルギー反応に伴う鼻目症状改善作用を有するかを明らかにする。

    3.背景 
    茶は日本で1000年以上飲用されてきた農産物であり、明治時代から多くの品種が育成されてきた。べにふうきはメチル化カテキンを多く含む品種であり、メチル化カテキンは目や鼻の不快感の原因であるヒスタミンの放出を抑える効果を有すると言われていることから、目や鼻の不快感の軽減が期待される。

    4.レビュー対象とした研究の特性(方法)
    対象者の特性は、通年性アレルギー性鼻炎や季節性アレルギー性鼻炎の症状を有しているものの疾病に罹患していないと医師が判断した日本人成人男女で、メチル化カテキンが含まれている緑茶の継続摂取による目や鼻の症状への影響を報告したヒト介入試験(被験者を無作為に二分割し、それぞれのグループで効果を比較する試験)に関する論文を検索した後、有効な論文を抽出し、評価・分析を行う研究レビューを実施した。採択された個々の論文について、効果の有無、被験者の特性、機能性関与成分の摂取量や摂取期間などに関する情報を抽出し、集計を行った。さらに、目や鼻の不快感に対する科学的根拠の全体像を取りまとめ、6名の学識経験者からなる国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構の農林水産物機能性評価委員会にてにおいて総合評価を行った。

    5.主な結果
    メチル化カテキン(一日34 mg)を含むべにふうき緑茶の1ヶ月以上の継続飲用は、メチル化カテキンを含まないやぶきた緑茶飲用に比べ、目や鼻症状のスコアを有意に低下させた。

    6.科学的根拠の質 
    メチル化カテキンの摂取で目や鼻の不快感の改善に対して、効果があるとされる質のレベルが高いヒト介入試験論文が4報、質のレベルが中程度の論文が1報、効果がないとされる論文が0報だったことから、農研機構の農林水産物機能性評価委員会における本研究レビューのアウトカム「花粉、ホコリ、ハウスダストなどによるアレルギー反応に伴う鼻目症状」に対する評価結果は、表示しようとする機能性の根拠として妥当であると評価した。

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