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トマトリコピンプラス

商品詳細

届出番号 G499
商品名 トマトリコピンプラス
会社名 株式会社メディワン 他製品
ウェブサイト http://www.medi-one.jp/
表示しようとする機能性 肌のうるおい;コレステロール値を改善
本品にはリコピンが含まれています。リコピンには紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能が報告されています。また、リコピンには、LDL(悪玉)コレステロールを低下させる機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 健常男女、LDLコレステロールが気になる健常人
機能性関与成分名 リコピン
  • リコピン
  • 1日あたりの含有量 12mg
    摂取目安量 2粒
    摂取方法 水又はぬるま湯などと一緒にお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 開封後は、しっかりチャックを閉め、すみやかにお召し上がりください。 乳幼児の手の届かない所に置いてください。 商品により多少の色の違いがある場合がございますが、品質には問題ありません。 体調体質に合わない場合は、使用を中止してください。 1日の摂取目安量をお守りください。 食物アレルギーのある方は、召し上がらないでください。 抗凝固薬、抗血小板薬を服用中の方は、医師、薬剤師にご相談ください。
    届出日 2021/08/18
    販売開始予定日 2021/10/20
    販売状況 販売中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【リコピン含有加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による食経験の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    2023年2月16日 別紙様式Ⅵの表示見本30粒入りのラベル製品を追加したものを添付

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本届出製品は、一日摂取目安量あたり機能性関与成分であるリコピンを12mg含むソフトカプセル形状の食品である。
    【既存情報を用いた食経験の評価】
    国立健康・栄養研究所の「健康食品の安全性・有効性情報」データベースによると、リコピンは経口で適切に摂取する場合おそらく安全である。また、ナチュラルメディシン・データベースには、リコピンの経口摂取は適量であればほとんどの人に安全であり、1日当たり最大120mgのリコピンを含むサプリメントが、最長1年間にわたり安全に使用されているとの記載がある。本届出製品の機能性関与成分リコピンは、基原に関わらず特定の構造から成る成分であるため、同等性に問題はないと考えられる。したがって、一日摂取目安量あたり12mgのリコピンを含む本届出製品は十分安全な食品であると判断した。また、本届出製品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物である。
    【医薬品との相互作用】
    国立健康・栄養研究所の「健康食品の安全性・有効性情報」データベース(リコピン)に、「抗凝固剤または抗血小板薬との併用は、挫傷や出血のリスクが増加する可能性がある。」と記載されていた。消費者に注意喚起するため、パッケージには定型文「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」、摂取上の注意として「抗凝固薬、抗血小板薬を服用中の方は、医師、薬剤師にご相談ください。」と記載し万全を期している。

    機能性

    標題
    機能性関与成分リコピンの「紫外線刺激から肌を保護するのを助ける」機能に関する研究レビュー
    目的
    本研究レビューでは、健常者がリコピンを摂取すると紫外線により生じる紅斑が軽減される(紫外線刺激から肌を保護するのを助ける)効果が認められるかを検証した。
    背景
    1980年代にオゾン層の破壊が進行して以降、紫外線の有害性が指摘されはじめた。リコピンを含むカロチノイド類は効果的に日光を吸収するので紫外線の有害な作用を緩和する可能性が考えられる。「飲む日焼け止め」と例えられるがこれまで十分な根拠は示されていないので研究レビューを実施した。
    レビュー対象とした研究の特性
    文献検索データベースにて1146報の文献を抽出し、タイトルおよびサマリーから1138報を除外した。残った8報の内容を精査し、最終的に適格基準に合致する4報を採用した。研究デザインは二重盲検RCT:1報、単盲検RCT:2報、前後比較介入試験:1報であった。
    主な結果
    健常者がリコピンを摂取することで紫外線により生じる紅斑を軽減する作用を示すことが明らかになった。リコピンの摂取量は6~16mg/日、摂取期間は4~12週間であった。なお、採用した4報は評価方法が異なるため結果の統合ができなかった。
    科学的根拠の質
    文献データベースとしてPubMed Central、医中誌Web、WEB JDream III、CiNii及びGoogle Scholarを使用し網羅的に検索したが、その他のデータベースに該当する試験が存在する可能性がある。また、全体的にバイアスリスクは低程度と判断したが、皮膚反応を評価する試験は個人差が大きく有意な結果を得るための必要量、摂取期間などについては慎重に判断する必要がある。

    標題
    リコピン摂取によるLDLコレステロール(LDLc)の低下作用に関するメタアナリシスを含む研究レビュー
    目的
    健常者がリコピンを摂取することによりLDLcの低下作用が認められるかを検証した。
    背景
    果物や野菜に含まれるカロチノイドという天然色素は抗酸化力が強いことから、美容や健康に良いとされている。リコピンはカロチノイドの中では特に抗酸化作用が強いことから、リコピンを多く含むトマトやトマト加工品の摂取が動脈硬化や心疾患の進行に対し抑制的に働いているという報告が多くみられる。リコピンの中性脂肪やコレステロールへの有益な作用が事実であれば、リコピンの摂取は健康に貢献でき得ると考えられる。そこで、リコピンによるヒトのコレステロールへの作用に関する文献調査を行い、リコピンが悪玉コレステロールと呼ばれるLDLcの低下効果を有するかについて検証した。
    レビュー対象とした研究の特性
    PubMed Central、医中誌Web、CiNⅱ、J-DreamⅢ及びGoogle Scholarに掲載されている英語及び日本語の論文を対象に検索した。ヒットした論文については適格基準に基づいて、リコピンの摂取によるLDLcの低下に関連するヒト臨床試験を抽出した。メタアナリシスを含むシステマテックレビューを行い、健常者(軽症者を含む)がリコピンを摂取する群と、リコピンを摂取しない、あるいはプラセボ食品を摂取する群を比較して、LDLcの値の低下が認められるかを検証した。
    主な結果
    本研究レビューでは、健常者がリコピン摂取することでLDLc値が低下するか、を検証した。適格基準に合致した5文献7データについてメタアナリシスを実施したところ、1日当たり10.3mg以上のリコピンを摂取することでLDLcが低下する作用が認められた。評価項目と表示しようとする機能性「リコピンには、LDL(悪玉)コレステロールを低下させる機能があることが報告されています。」との関連性は直接的であり、表示しようとする機能性は科学的に妥当であると判断した。
    科学的根拠の質
    全体を通してエビデンスの強さは高いと判断しているが、軽症者を含む場合と含まない場合の危険率の変化からも、追加の臨床試験の必要性が考えられる。追加の臨床試験によってさらに理解が進めば、リコピンのLDLc低下の機能が更に強く支持されると考えている。今後、リコピンの有効性や安全性に関心を持ち、正しい情報を国民や国に伝える努力を継続していく。

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