一覧へ戻る

Tarami(タラミ) おいしい蒟蒻ゼリー PREMIUM(プレミアム) ぶどう&マスカット

商品詳細

届出番号 G475
商品名 Tarami(タラミ) おいしい蒟蒻ゼリー PREMIUM(プレミアム) ぶどう&マスカット
会社名 株式会社たらみ 他製品
ウェブサイト https://www.tarami.co.jp/
表示しようとする機能性 お腹の調子を整える;中性脂肪を抑える;血糖値の上昇を抑える
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。 難消化性デキストリン(食物繊維)は食事の糖や脂肪の吸収を抑えることが報告されています。さらに、おなかの調子を整えることが報告されています。
想定する主な対象者 ・食事による糖の吸収が気になる健常成人・食事による脂肪の吸収が気になる健常成人・おなかの調子が気になる方
機能性関与成分名 難消化性デキストリン(食物繊維)
  • 難消化性デキストリン
  • 1日あたりの含有量 5g
    摂取目安量 食事とともに1日1回、1袋を目安にお召し上がりください。
    摂取方法 一日当たりの摂取目安量と共に表示
    摂取をする上での注意事項 摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。
    届出日 2021/08/11
    販売開始予定日 2022/03/01
    販売状況 販売中
    食品分類 菓子類
    加工食品(その他)【洋生菓子】
    安全性の評価方法 既存情報による食経験の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2024/3/22)様式Ⅰ,Ⅱの修正
    (2024/10/25)様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    ・難消化性デキストリンは1989年に発売し、国内外において年間数万トン販売されている。これまでに様々な加工食品に配合されて広く食されており、十分な食経験があると考えられる。
    ・特定保健用食品の関与成分として使用されており、2023年10月で372品目が許可取得し、トクホ全体の約35%に相当する。許可品目の食品形態は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態がある。1)
    *特定保健用食品の関与成分である難消化性デキストリンはすべて松谷化学工業㈱社製であり、本届出食品の関与成分と同一であることから、上記情報で評価が可能であると判断した。
    (データベース名)
    1)消費者庁HP 特定保健用食品許可一覧

    機能性

    1.糖の吸収を抑える機能について
    (ア) 標題
    難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する糖の吸収抑制作用に関する研究レビュー(メタアナリシス)
    (イ) 目的
    これまでに、難消化性デキストリンの糖の吸収抑制作用について、メタアナリシスによって検証された報告はない。そこで本研究レビューでは、空腹時血糖値が126 mg/dL未満の成人に対して難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較して、糖の吸収抑制作用を示すかどうか検証した。
    (ウ) 背景
    現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足等により、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。その中でも、糖尿病患者数の増加は、超高齢社会を迎えた日本において極めて深刻な問題のひとつとなっている。一方難消化性デキストリンは、糖の吸収を抑制し食後血糖値の上昇抑制作用を有することがヒトを対象に実施された試験によって多数検証されている。そこで、本研究レビューでは、健常成人に対して難消化性デキストリンの単回摂取が糖の吸収抑制作用を示すかどうかを明らかにするために、吸収量の指標である血糖濃度曲線下面積(AUC)をアウトカムとして、メタアナリシスを含む研究レビューを実施した。
    (エ) レビュー対象とした研究の特性
    2019年7月4日に、それまでに公表された論文を対象に、空腹時血糖値が126 mg/dL未満の成人を対象に難消化性デキストリンを用いて糖の吸収抑制について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集したところ、24報のRCT論文が抽出された。
    (オ) 主な結果
    メタアナリシスの結果、難消化性デキストリン4.4~9.8 gを単回摂取することによって、対照群と比較して介入群が摂取0~2時間後のAUCを有意に低下させることが確認された。
    (カ) 科学的根拠の質
     バイアスリスクはランダム化や割付けの隠蔵に関する記載が不十分な論文が散見されたため、「不明」とした。非直接性は低かった。アウトカムの総例数は733例と例数が多く、不精確性はないと判断した。非一貫性は低かった。出版バイアスの存在は否定されなかったがその影響は小さいと判断した。また、採用論文は独立した複数の施設で実施された報告であったため、その他のバイアスは低いと判断した。以上のことから、エビデンスの強さをA(強い)と判断した。ただし、未報告研究の存在や出版バイアスの可能性が否定出来ないため、引き続き検証する必要がある。

    2.脂肪の吸収を抑える機能について
    (ア) 標題
    難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する脂肪の吸収抑制作用に関する研究レビュー(メタアナリシス)
    (イ) 目的
    これまでに、難消化性デキストリンの脂肪の吸収抑制作用について、メタアナリシスによって検証された報告はない。そこで本研究レビューでは、空腹時血中中性脂肪値が200 mg/dL未満の成人に対して難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較して、脂肪の吸収抑制作用を示すかどうか検証した。
    (ウ) 背景
    現在、食生活の欧米化や慢性的な運動不足等により、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。脂質異常症は動脈硬化の危険因子であることから、食生活の改善等による一次予防が望まれている 。さらに、近年、脂質異常症の1つとして食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間継続する食後高脂血症が、動脈硬化症や冠動脈疾患の発症を早めるリスク因子であることが明らかとなってきた。一方難消化性デキストリンは、脂肪の吸収を抑制し食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用を有することがヒトを対象に実施された試験によって検証されている。そこで、本研究レビューでは、健常成人に対して難消化性デキストリンの単回摂取が脂肪の吸収抑制作用を示すかどうかを明らかにするために、吸収量の指標である血中中性脂肪濃度曲線下面積(AUC)をアウトカムとして、メタアナリシスを含む研究レビューを実施した。
    (エ) レビュー対象とした研究の特性
    2019年7月2日に、それまでに公表された論文を対象に、空腹時血中中性脂肪値が200 mg/dL未満の成人を対象に難消化性デキストリンを用いて脂肪の吸収抑制について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集したところ、9報のRCT論文が抽出された。
    (オ) 主な結果
    メタアナリシスの結果、難消化性デキストリン5~9 gを単回摂取することによって、対照群と比較して介入群が摂取0~6時間後のAUCを有意に低下させることが確認された。
    (カ) 科学的根拠の質
    バイアスリスクおよび非直接性は低かった。アウトカムの総例数は486例と例数が多く、不精確性はないと判断した。非一貫性は低かった。出版バイアスの存在は否定されなかったがその影響は小さいと判断した。また、採用論文は独立した複数の施設で実施された報告であったため、その他のバイアスは低いと判断した。以上のことから、エビデンスの強さをA(強い)と判断した。ただし、未報告研究の存在や出版バイアスの可能性が否定出来ないため、引き続き検証する必要がある。

    3.おなかの調子を整える機能について
    (ア) 標題
    難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する整腸作用(便通改善作用)に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)
    (イ) 目的
    健常成人あるいは便秘傾向の成人に対して難消化性デキストリンを摂取することにより、整腸作用(便通改善作用)が見られるかを確認した。
    (ウ) 背景
    難消化性デキストリンは、便通および便性改善作用を持つことが報告されている。便通改善作用に関しては、難消化性デキストリンが消化酵素による加水分解をほとんど受けず、その大部分が大腸に到達することにより、糞便容量を増大するためと推定されている。そこで今回、水溶性食物繊維である難消化性デキストリンの整腸作用(便通改善作用)に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)を実施した。
    (エ) レビュー対象とした研究の特性
    健常成人あるいは便秘傾向の成人を対象に難消化性デキストリンを用いて整腸作用について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集したところ、26報のRCT論文が抽出された。
    (オ) 主な結果
    統計解析の結果、「排便回数」「排便量」において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群は有意な便通改善作用が認められた。難消化性デキストリン摂取量の中央値は5 gであった。
    (カ) 科学的根拠の質
    バイアスリスクは、単盲検や脱落例があるために「疑い」の評価となったが、非直接性はなかった。研究の総例数は十分であり不精確性はないと判断した。非一貫性はないと判断した。公表バイアスの存在は否定されなかったが、その影響は小さいと判断した。以上のことから、エビデンスの強さはA(強い)と判断された。ただし今後の研究によっては、システマティックレビューの結果が変わる可能性があるため、継続した調査が必要である。また食事療法や運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響について、継続した研究が必要と考えられる。

    関連コンテンツ


    一覧へ戻る