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エクサスリムファイバープラス

商品詳細

届出番号 G1350
商品名 エクサスリムファイバープラス
会社名 株式会社天真堂 他製品
ウェブサイト https://www.tenshindo.ne.jp/
表示しようとする機能性 お腹の調子を整える;中性脂肪を抑える;血糖値の上昇を抑える
本品にはイソマルトデキストリン(食物繊維)が含まれます。 イソマルトデキストリン(食物繊維)には食品由来の糖の吸収を抑えて食後血糖値の上昇をおだやかにする機能、食後の血中中性脂肪が高めになる方の食後の血中中性脂肪値の上昇をおだやかにする機能があることが報告されています。 また、おなかの調子を整える機能が報告されています。
想定する主な対象者 食後の血糖値が気になる方。食後の血中中性脂肪が高めの方。おなかの調子を整えたい方。
機能性関与成分名 イソマルトデキストリン(食物繊維)
  • イソマルトデキストリン
  • 1日あたりの含有量 4.29g
    摂取目安量 1日あたり1袋を目安にお召し上がりください。
    摂取方法 1袋をお好みのお飲み物に溶かしてお食事とともにお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 1日あたりの摂取目安量をお守りください。多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。摂り過ぎ、体質、体調によりおなかがゆるくなることがあります。
    届出日 2022/03/03
    販売開始予定日 2022/06/06
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【水溶性食物繊維加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本品の機能性関与成分であるイソマルトデキストリンは、でん粉由来の食物繊維である。米国FDA(Food and Drug Administration:食品医薬品局)によって、GRAS(Generally Recognized as Safe:一般に安全と認められる食品素材)に認定されている。認定された物質と当該製品に含まれるイソマルトデキストリンは(株)林原で製造された同一のものである。
    また、既存情報の1次情報として以下の安全性試験の報告が確認されている。

    1.急性毒性試験、90日間反復投与試験
    ラットを用いてイソマルトデキストリンの毒性作用を単回投与、反復投与にて評価した結果、毒性は認められなかった。

    2.Ames試験
    細菌を用いてイソマルトデキストリンの遺伝毒性作用を評価した結果、変異原性は示されなかった。

    3.ヒトにおける過剰摂取試験、長期摂取試験、下痢に対する最大無作用量
    イソマルトデキストリンの過剰摂取試験(1日摂取目安量の6倍量相当を4週間継続摂取)及び長期摂取試験(1日摂取目安量の2倍量相当を12週間継続摂取)を行った結果、有害事象は認められなかった。下痢に対する最大無作用量を評価した結果、0.8g/㎏-BWであると判断した。

    (考察)
    下痢に対する最大無作用量の検討で得られた数値はイソマルトデキストリン(食物繊維)に換算すると0.66g/㎏-BWであり、さらに体重60㎏のヒトに換算すると39.6gに相当する。従って当該製品の1日摂取目安量(6.0g)に含まれるイソマルトデキストリン(食物繊維)4.29gはこれに比べて十分に低いが、注意喚起として「1日あたりの摂取目安量をお守りください。」「摂り過ぎ、体質、体調によりおなかがゆるくなることがあります。」と表示した。
    これらの結果から、イソマルトデキストリンの安全性に関しては問題ないと判断した。当該製品の1日摂取目安量(6.0g)に含まれるイソマルトデキストリン(食物繊維)は4.29gであり、ヒトでの長期摂取試験や過剰摂取試験、さらには下痢を起こす可能性があると報告されている用量に比べて十分低いことからイソマルトデキストリン配合の当該製品の安全性に関しても問題ないと判断した。
    尚、各種安全性試験で評価されたイソマルトデキストリンは当該製品に使用されているものと同じ(株)林原で製造された製品であり、同等性に問題ないと判断した。

    機能性

    1.イソマルトデキストリン(食物繊維)の食後血糖上昇抑制作用

    【ア.標題】
    イソマルトデキストリン(食物繊維)の食後の血糖上昇抑制作用もしくは食品由来の糖の吸収抑制作用に関する研究レビュー

    【イ.目的】
    健常成人を対象とし、イソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取による食後の血糖上昇抑制作用もしくは糖の吸収抑制作用があるか検証しました。

    【ウ.背景】
    日本では食生活の変化などを背景とした将来的な糖尿病リスクの対策が急務となっており、食後の血糖値管理も重要とされています。食物繊維には食後血糖値の上昇を抑制する機能を有するものが知られており、水溶性食物繊維であるイソマルトデキストリンにもその機能が期待されています。そこで、本研究レビューでは「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の食後の血糖上昇抑制作用もしくは糖の吸収抑制作用に関する研究レビューを実施しました。

    【エ.レビュー対象とした研究の特性】
    検索日:日本国内外の文献 2021年10月13日(PubMed, The Cochrane Library, JDreamⅢ)
    検索対象期間:検索日までの全期間
    対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)
    最終的に評価した論文数:3報
    研究デザイン:ランダム化二重盲検並行群間比較試験、ランダム化二重盲検クロスオーバー試験、準ランダム化二重盲検比較試験
    利益相反:本研究レビューは㈱林原で実施されました。

    【オ.主な結果】
    健常成人がイソマルトデキストリン(食物繊維)3 g以上を摂取すると食後血糖上昇抑制作用及び食品由来の糖の吸収抑制作用が期待できると判断されました。また、食後血糖値が上がりやすい健常成人では、イソマルトデキストリン(食物繊維)2.13 g以上の摂取で食後血糖上昇抑制作用が、2.53 g以上の摂取で食品由来の糖の吸収抑制作用も期待できると判断されました。

    【カ.科学的根拠の質】
    採用文献3報は全てエビデンスグレードが高いRCT研究で、健常な日本人成人男女を対象としていました。このうち2報は、食後血糖値の上がりやすい健常成人(層別解析)での効果でした。評価の結果、各種バイアス(偏り)の可能性は否定できませんが、評価指標は主観の入らない血糖値であり、食後血糖値の上昇を抑制するという肯定的な有効性は一貫していたため、機能性の根拠になると判断しました。したがって、当該製品が想定する主な対象者である健常成人において、研究レビューと同様の効果が期待されます。なお、対象となる文献数が3報と少ないことから、今後更なる研究報告が望まれます。

    イソマルトデキストリン(食物繊維)の食後血中中性脂肪上昇抑制作用

    【ア.標題】
    イソマルトデキストリン(食物繊維)の食後の血中中性脂肪上昇抑制作用もしくは食品由来の脂肪の吸収抑制作用の検証

    【イ.目的】
    健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象としてイソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取による食後の血中中性脂肪上昇抑制作用もしくは脂肪の吸収抑制作用があるか検証しました。

    【ウ.背景】
    日本では食生活の変化などを背景とした生活習慣病リスクの対策が急務となっており、食後高脂血症に対する注意も重要とされています。食物繊維には食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する機能を有するものが知られており、水溶性食物繊維であるイソマルトデキストリンにもその機能が期待されています。そこで今回、「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の食後の血中中性脂肪値上昇抑制作用もしくは脂肪の吸収抑制作用に関するシステマティックレビューを実施しました。

    【エ.レビュー対象とした研究の特性】
    検索日:日本国内外の文献 2021年10月13日(PubMed, The Cochrane Library,
    JDreamⅢ)。
    検索対象期間:検索日までの全期間
    対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)
    最終的に評価した論文数:2報
    研究デザイン:ランダム化二重盲検並行群間比較試験、ランダム化二重盲検クロスオーバー試験、準ランダム化二重盲検比較試験
    利益相反:評価対象とした2件の研究において、研究監修機関、方針決定機関、研究実施機関は独立しています。資金源は方針決定機関(㈱林原)です。本SRは、㈱林原より依頼を受け、合同会社オクトエルが実施しました 。

    【オ.主な結果】
    イソマルトデキストリン(食物繊維)は、2.13 g以上を食品とともに摂取すると食後の血中中性脂肪値が高めの健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)の食後血中中性脂肪値上昇抑制作用を、また5 g以上を食品とともに摂取すると健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)の食後の血中中性脂肪上昇抑制作用と食品由来の脂肪の吸収抑制作用を有すると考えられました。

    【カ.科学的根拠の質】
    採用論文は2報であるため、パブリケーション・バイアスと非一貫性については検討していません。また、メタアナリシスを実施できなかったため定性的なレビューとなりました。しかしながらエビデンス・グレーディングが高いとされるランダム化二重盲検比較試験で実施されており、食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する機能性と食品由来の脂肪の吸収を抑制する機能性に関する結論が後発の1次研究によって大きく変更される可能性は低いと推察されます。一日当たりの有効摂取量に関しては、さらなる研究が報告されることが望まれます。

    イソマルトデキストリン(食物繊維)の整腸作用(便通改善効果)

    【ア.標題】
    イソマルトデキストリン(食物繊維)の整腸作用(便通改善効果)の検証

    【イ.目的】
    便秘傾向者を含む健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象としてイソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取による整腸作用(便通改善効果)があるか検証しました。

    【ウ.背景】
    日本では食生活の西洋化などに伴い食物繊維の摂取量が不足し、摂取量の増加が求められています。イソマルトデキストリンは水溶性食物繊維であり、プレバイオティクスとしての機能が期待されています。そこで今回、「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の整腸作用(便通改善効果)に関するシステマティックレビューを実施しました。

    【エ.レビュー対象とした研究の特性】
    検索日:日本国内外の文献 2021年10月13日(PubMed, The Cochrane Library,
    JDreamⅢ)
    検索対象期間:検索日までの全期間
    対象集団の特性:便秘傾向者を含む健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)
    最終的に評価した論文数:2報
    研究デザイン:ランダム化二重盲検並行群間比較試験、ランダム化二重盲検クロスオーバー試験、準ランダム化二重盲検比較試験
    利益相反:本システマティックレビューは、㈱林原の依頼を受け、合同会社オクトエルにて論文スクリーニング業務、統計解析業務等を実施しました。

    【オ.主な結果】
    便秘傾向者を含む健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)において、一日当たりイソマルトデキストリン(食物繊維)4.29 g以上の摂取は安全で、排便日数を有意に増加させ、便通を改善する効果があることが明らかとなりました。

    【カ.科学的根拠の質】
    採用論文は2報と少なくメタアナリシスを実施できなかったため定性的なレビューとなりましたが、各々ランダム化二重盲検比較試験で実施され、便通を改善するという結果に一貫性があるため、信頼性は高いと考えられます。今後一日当たりの有効摂取量などに関してさらなる研究が望まれます。

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