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毎日トマト

商品詳細

届出番号 G1013
商品名 毎日トマト
会社名 株式会社富山環境整備 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 ストレス・緊張の緩和;疲労感を軽減;血圧のサポート
本品にはGABAが含まれます。GABAを20mg摂取すると血圧が高めの方の血圧を下げる機能が、28mg摂取すると仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する機能があることが報告されています。 本品100g(5~15個)を食べると機能性が報告されている一日当たりの血圧への機能性関与成分と、精神的ストレスへの機能性関与成分の量の75%を摂取できます。
想定する主な対象者 血圧低下  :血圧が高めの方     ストレス緩和:健常成人
機能性関与成分名 GABA
  • GABA
  • 1日あたりの含有量 21mg
    摂取目安量 100g(5~15個)(機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分の量の100%(血圧への機能性)、75%(精神ストレスへの機能性)を摂取できます。)
    摂取方法 100g(5~15個)を目安にそのままお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 1日の摂取目安量を守ってください。 高血圧治療薬を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。
    届出日 2021/12/20
    販売開始予定日 2022/03/20
    販売状況 販売中
    食品分類 野菜
    生鮮食品【トマト】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価;既存情報による食経験の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2024年11月5日)様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    1.当該製品について
    当該製品は生鮮食品のトマトであり、日本に限らず世界中で消費されている。トマトの流通は季節を問わず行われ、日本人は通年においてトマトを摂取する機会がある。トマト摂取の歴史は長く、国内・海外問わずトマト摂取が原因となる大きな健康被害は報告されていない。当該商品は品種「フルティカ」を使用しており、この品種は2005年から一般市場に流通され、食経験は十分あり、その安全性は自明である。また、富山環境整備においても2015年6月より年間およそ300tのフルティカを出荷しているが、これまで健康被害などの安全性の問題は発生しておらず安全性は高いものと推察される。

    2.安全性に関する情報
    トマトについては、果実および加工品を通常の食品に含まれる量で摂取する場合はおそらく安全であるとされている(※1)。

    GABAについては、通常の食事からの摂取はおそらく安全であるとされる。(※1)。また、医薬品との相互作用についてはGABAと降圧薬を併用すると、血圧が過度に低下するおそれがあります。降圧薬や降圧作用を有するハーブ・健康食品・サプリメントを併用すると、血圧が過度に低下するおそれがあると記載されている(※2)。しかしGABAを機能性関与成分として含む食品はすでに多数販売されており、安全性は非常に高いものと推察される。

    以上より、当該製品が想定する主な対象者が、通常の食品として利用する場合はおそらく安全であると考えられるが、上記の医薬品を服用している場合は医師または薬剤師に相談することが望ましい。

    引用文献
    ※1国立健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報
    ※2ナチュラルメディシン・データベース 健康食品・サプリメント[成分]のすべて(第6版)

    機能性

    ●高めの血圧を低下させる機能

    【標題】
    最終製品「毎日トマト」に含有する機能性関与成分GABAによる血圧低下の機能性に関する定性的研究レビュー

    【目的】
    日本人の正常高値血圧者およびⅠ度高血圧者に対して、GABAを含む食品の12週間以上の継続摂取が、血圧低下効果を有するかを明らかにするため、定性的研究レビューを実施した。

    【背景】
    GABAを配合した本商品の販売にあたり、血圧降下作用について科学的評価を行うため研究レビューを行った。

    【レビュー対象とした研究の特性】
    3つのデータベースより登録開始時期から2018年10月までの範囲で文献検索を実施した。採用された文献5報はすべて日本語で記載されており、いずれもランダム化二重盲験プラセボ対照比較試験であった。試験デザインは、5報すべてが並行群間試験であった。対象者はすべて健常な日本人成人であった。介入群のGABAの摂取量は20mg~120mg/日であり、食品性状は、錠菓1報、減塩しょうゆ1報、緑茶飲料2報、粉末緑茶1報であった。対照群は全てプラセボ(GABAを含まない食品)を摂取していた。アウトカム指標として全ての文献で収縮期血圧と拡張期血圧を測定していた。試験食品の摂取期間は12週間から16週間であった。なお、届出者はすべての論文に関与はなく、利益相反もない。

    【主な結果】
    検索の結果、5報の文献を採用した。5報はすべて日本人の成人男女の疾病に罹患していない者(正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者を対象としていた。5報全てで疾病に罹患していない者(正常高値血圧者)での層別解析を行っていた。罹患していない者(正常高値血圧者)およびⅠ度高血圧者を対象とした5報のうち4報で、GABAの12週間以上の継続摂取により対照群と比較して収縮期血圧と拡張期血圧の有意な低下が確認された。罹患していない者(正常高値血圧者)での層別解析を行った5報のうち4報でも同様に、GABAの12週間以上の摂取により対照群と比較して収縮期血圧と拡張期血圧の有意な低下が確認された。本研究レビューの結果からGABA(20mg/日以上)の摂取は収縮期血圧と拡張期血圧を有意に低下させる、血圧低下作用を有する肯定的な結果が得られた。

    【科学的根拠の質】
    採用論文の質を評価した結果、採用文献5報すべてがQL1であった。
    出版バイアスについては、臨床試験登録がされた文献がない事と、5報すべてで著者に試験食品の製造元の社員が含まれることから、エビデンス総体の出版バイアスが入り込むことは否定できないが、その他のバイアス・リスク、非直接性、不精確、非一貫性などについて総合的に評価したところ、エビデンス総体に影響を与える重大なリスクはないと判断した。
    また本研究レビューでは、アウトカム指標として血圧(収縮期血圧、拡張期血圧)を用いた。このアウトカム指標は、日本人で妥当性が得られ、学術的にも広くコンセンサスが得られている「特定保健用食品申請に係る申請書作成上の留意事項」の血圧関係の評価指標である。

    ●仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する機能

    【標題】
    最終製品「毎日トマト」に含有する機能性関与成分GABAが一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する機能性に関するシステマティックレビュー

    【目的】
    健常成人において、「GABAを含む食品の摂取がストレスや疲労感を軽減するか」を検証するため、定性的研究レビューを実施した。

    【背景】
    GABAは動物、植物など自然界に広く分布する非タンパク質構成のアミノ酸の一種である。脳内における主要な抑制性の神経伝達物質であると考えられており、興奮抑制作用によって精神安定の作用を有することが知られている。また、GABAには仕事や勉強などのデスクワークや日常生活における精神的ストレスからくる一時的な疲労感を緩和する報告もあることから、GABAについて定性的研究レビューを実施し、健常成人においてGABAを含む食品を摂取するとストレスや疲労感を軽減する効果があるか検証することとした。

    【レビュー対象とした研究の特性】
    3つのデータベースを情報源として用いた。PubMed(最終検索日:2020年12月17日)、医中誌Web(最終検索日:2020年12月17日)、JDreamⅢ(最終検索日:2020年12月17日)を検索し、ハンドサーチは実施しなかった。各データベースとも検索期間は限定せずに、最終検索日までの全範囲を対象として検索を行った。また、未報告研究についてはUMIN臨床試験登録システム(UMIN-CTR、最終検索日:2020年12月17日)を用いて検索した。最終的に2報の文献を採用した。いずれも健常な日本人成人を対象とした論文であった。

    【主な結果】
    一時的な精神的ストレスや疲労感の評価として、「唾液中クロモグラニンA」については2報中1報で肯定的、「自律神経活動」は1報中1報で肯定的、「主観的疲労感」については1報中1報で肯定的であった。採用した2報において、GABAの摂取量は28mg/回であった。よって本研究レビューの結果から、健常な成人がGABAを28mg/回摂取することで、一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和することが示された。

    【科学的根拠の質】
    研究の限界としては、有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性が考えられる。ただし、最終的に採用した2報の論文のバイアス・リスクの評価ではQL1(質が高い)であり、エビデンスの一貫性など特に問題は認められなかった。よって科学的根拠の質は高いと考えられる。各研究において問題となるような大きなバイアスは認められず、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果からGABAの一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する作用には科学的根拠があると判断した。

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