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カテキン減肥緑茶

商品詳細

届出番号 F761
商品名 カテキン減肥緑茶
会社名 プリセプト株式会社 他製品
ウェブサイト http://pricept.co.jp
表示しようとする機能性 体脂肪を減らす
本品には茶カテキン(ガレート型カテキンとして)が含まれます。茶カテキン(ガレート型カテキンとして)には、肥満気味の方のお腹まわりの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減少させ、体重の減少をサポートし、高めのBMIを低下させる機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 肥満気味の健康な成人
機能性関与成分名 茶カテキン(ガレート型カテキンとして)
  • 茶カテキン
  • 1日あたりの含有量 150mg
    摂取目安量 1包
    摂取方法 1日1包を目安に、お湯又はお水約100~120mlに溶かしてお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ●空腹時の摂取は避けてください。
    届出日 2020/12/26
    販売開始予定日 2021/04/30
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【茶カテキン入り粉末清涼飲料】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (R3.2.17)  様式Ⅵ 表示見本の変更
    (R3.2.17)  様式Ⅶ 販売開始予定日の変更
    (R3.7.21)  様式Ⅵ 試供品の追加
    (R3.7.21)  様式Ⅵ お試し6包の追加
    (R4.4.14)  様式Ⅰ、様式Ⅲ、様式Ⅲ-1、様式Ⅲ-3、様式Ⅶ 製造工場の追加
    (R4.7.15)  様式Ⅰ、様式Ⅲ、様式Ⅲ-1、様式Ⅶ 製造工場の変更
    (R4.7.15)  様式Ⅲ-3、様式Ⅲ製品品質規格 分析機関の変更
    (R6.11.27)   様式Ⅰ、様式Ⅱ、様式Ⅱ-1 安全性情報の更新
    (R6.11.27)   様式Ⅰ、様式Ⅲ、様式Ⅲ-1、様式Ⅶ 製造工場の削除
    (R6.11.27)  様式Ⅴ システマティックレビューの更新

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本届出商品の機能性関与成分である茶カテキン(ガレート型カテキンとして)は緑茶から抽出された成分で、日本においては1000年以上の食経験があります。
    「茶カテキン(ガレート型カテキンとして)」を用いた安全性試験を調査したところ、茶カテキン(ガレート型カテキンとして)を過剰摂取(1,367.4mg/日、4週間)させた試験や、長期摂取(633mg/日、12週間)させた試験において、茶カテキン(ガレート型カテキンとして)に起因する有害事象は見られなかったことが報告されています。
    本届出商品は茶カテキン(ガレート型カテキンとして)を一日摂取目安量あたり150mgになるよう設計されていることから、一日摂取目安量を守り適切に使用すれば安全性に問題はないと判断しました。
    なお、医薬品との相互作用については、一次情報においては、緑茶、緑茶抽出物、もしくは、カテキン類の相互作用として、スニチニブ(抗癌剤)の生物学的利用能の阻害、ナドロール(β遮断薬)の血中濃度の低下、ロスバスタチン(脂質異常改善薬:CYP3A4、BCRP基質)の血中濃度の低下の可能性が示唆されていたものの、二次情報として影響を評価した文献はありませんでした。また本届出商品は、肥満気味の健康な成人を対象としており、疾病に罹患している方を対象としておらず、「医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。」との義務表示に加え、「本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。」と注意喚起を行っていることから、本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると判断しました。

    機能性

    【標題】
    茶カテキン(ガレート型カテキンとして)による体重、BMI、腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)減少機能に関する研究レビュー

    【目的】
    肥満気味の成人健常者を対象として、茶カテキン(ガレート型カテキンとして)の経口摂取による体重、BMI、腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)の減少機能について評価しました。

    【背景】
    緑茶は、ポリフェノールの一種であるカテキンを豊富に含んでいます。茶カテキンには、遊離型であるカテキン、ガロカテキン、エピカテキン、エピガロカテキンの4種類とガレート型であるカテキンガレート、ガロカテキンガレート、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートの4種類が含まれています。これまでの研究で、抗酸化作用、脂質代謝、糖代謝などにおいて様々な有効性が報告されています。
    緑茶の脂質代謝への影響については、膵リパーゼ活性を阻害することが知られています。in vitroにおいて、ガレート型カテキンは膵リパーゼ活性を阻害しますが、遊離型カテキンは阻害しないことが示され、動物試験においても、ガレート型カテキンによる食後中性脂肪値の上昇抑制作用が報告されています。
    このように、茶カテキン(ガレート型カテキンとして)はヒトに対して脂質代謝に影響を与える可能性があると考えられますが、健常者に絞って長期間摂取した際の体重、BMI、腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)に対する機能を評価した研究レビューは少ないため、我々は健常者を対象に体重、BMI、腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)に与える影響について、システマティックレビューの手法を用いた解析を実施しました。

    【レビュー対象とした研究の特性】
    外国語及び日本語のデータベースを使用し、ランダム化比較試験(RCT)・準RCTを対象に検索をおこないました。対象の集団は、肥満気味の成人男女であり、最終的には10報の論文を採用しました。

    【主な結果】
    評価対象の10報を評価した結果、体重、BMIでは7報が、内臓脂肪では8報が、腹部皮下脂肪、腹部脂肪では6報が肯定的であり、その有効性が認められていました。また、対象者は20~65歳の肥満気味の方を含む健常男女であったため、幅広い年代で男女の区別なく機能性を得られると判断しました。一日当たりの茶カテキン(ガレート型カテキンとして)の摂取量は149.5~339.8 mgであり、摂取期間は12週間でした。したがって、totality of evidenceの観点から、茶カテキン(ガレート型カテキンとして)の摂取は、肥満気味の成人健常者の体重、BMI、腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)の減少に関して肯定的であると判断しました。
    本品は一日当たりの摂取目安量中に茶カテキン(ガレート型カテキンとして)を150 mg含んでおり、体重、BMI、腹部脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)の減少が期待できると判断しました。

    【科学的根拠の質】
    本研究レビューでは、茶カテキン(ガレート型カテキンとして)の摂取の効果について10報のRCT論文を評価しました。本研究レビューにおいて、全ての採用論文におけるバイアス・リスクは「低」であり、全研究のバイアス・リスクは「低」と評価しました。ただし、本研究レビューの限界として、10報中9報の採用論文において著者が所属する企業の試験食品を使用していたため、出版バイアスが存在する可能性があります。また、PubMed、The Cochrane Library、医中誌Webの3つデータベースを用いて、英語、和文の両方を検索していますが、網羅的に検索できているかという出版バイアスが存在する可能性はあります。

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