一覧へ戻る

ジンジャーウォーマー

商品詳細

届出番号 F429
商品名 ジンジャーウォーマー
会社名 株式会社常磐植物化学研究所 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 体温(末梢体温)を維持する
本品には6-ジンゲロール、6-ショウガオールが含まれます。6-ジンゲロール、6-ショウガオールは低温環境下で末梢部位の体温を維持する機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 健常成人
機能性関与成分名 6-ジンゲロール、6-ショウガオール
  • 6-ショウガオール
  • 6-ジンゲロール
  • 1日あたりの含有量 6-ジンゲロール 2.835 mg、6-ショウガオール 0.23 mg
    摂取目安量 1本(1g)
    摂取方法 一日1本を目安に水やお湯などお好みのお飲み物に溶かしてお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 一日摂取目安量を守ってください。抗凝固薬を服用中の方は医師、薬剤師に相談してください。
    届出日 2020/09/02
    販売開始予定日 2020/11/12
    販売状況 販売休止中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【ショウガ抽出物加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による食経験の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日 2024/10/01
    届出撤回の事由 販売見込みが無いため

    届出者の評価

    安全性

    下記の(ア)及び(イ)の情報により、本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると考えられた。

    (ア)既存情報を用いた評価
    本届出商品の機能性関与成分である 6-ジンゲロール、6-ショウガオールは、原料として使用したショウガ抽出物に由来し、ショウガに含まれる特有の成分である。本届出商品には一日摂取目安量あたり、6-ジンゲロール 2.835 mg、6-ショウガオール 0.23 mgが含まれており、これはショウガとして約 300 mg ~ 1 g に相当する量である。つまり、本届出商品の一日摂取目安量は一般的に日本人が一日にショウガとして摂取する量(約1g)の範囲内であるため、本届出商品の安全性をショウガの食経験として評価することとした。
    ショウガは古くから食用として世界中で用いられており、さらに、一日10 gほどの生のショウガを刻んで煎じたり、すりおろし汁を飲むケースも報告されている。国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報を用いてショウガの安全性に関する情報収集を行ったところ、通常の摂取量であれば、体調不良はほとんど起こらないとあった。
    以上から、本届出商品を一日摂取目安量の範囲で摂取する場合には、安全性に問題は無いと考えられる。

    (イ)医薬品との相互作用に関する評価
    本届出商品が摂取の対象としているのは健常者であり、健康被害のリスクは低いと考える。また、本届出商品パッケージに「抗凝固薬を服用中の方は医師、薬剤師に相談してください。」と記載し、リスクを減らす対策を講じている。
    これらのことから、医薬品を服用していない健常者が適切に摂取する場合、安全上問題ないと考えられる。

    機能性

    (ア)標題
    機能性関与成分「6-ジンゲロール、6-ショウガオール」が体温に及ぼす機能性に関する研究レビュー

    (イ)目的
    6-ジンゲロール、6-ショウガオールの摂取による体温の維持に対する影響を検証する目的で研究レビューを実施した。

    (ウ)背景
    ショウガに含まれる 6-ジンゲロールや 6-ショウガオールに体温を上昇させる効果あることが報告されているが、6-ジンゲロール、6-ショウガオールの摂取が、低温環境下で体温に及ぼす影響を網羅的に解析したレビューは存在しないことから本研究レビューにて検証した。

    (エ)レビュー対象とした研究の特性
    6-ジンゲロール、6-ショウガオールの摂取が体温に及ぼす影響について、PubMed(外国語論文)およびJDreamⅢ(日本語論文)のデータベース検索を行った結果、2報の文献を抽出した。2報の文献はいずれも査読付きで、健常成人を対象としており、6-ジンゲロール、6-ショウガオールの摂取が低温下で体温に及ぼす影響についてプラセボ摂取と比較したものであった。

    (オ)主な結果
    健常成人を対象に6-ジンゲロール 2.835-5.23 mg、6-ショウガオール 0.23-0.98 mgの単回経口摂取の効果を群間比較したところ、6-ジンゲロール、6-ショウガオールを含む食品の摂取によって低温環境下で末端部位(手の指先、手首、額)の体温が維持されることが示されていた。採用論文はいずれも日本人女性に対するものであったが、体温の維持については6-ジンゲロール、6-ショウガオールが熱刺激受容体 TRPV1 を活性化し、交感神経系を介して機能発現する作用機序から性差や年齢によらず効果が期待できると考えられる。

    (カ)科学的根拠の質
    本研究レビューは、日本語と英語の論文のみが対象であることから、網羅性および出版バイアスの可能性は否定できない。また、採用文献はサンプル数も大きくはないことから、様々なバイアス・リスクを含む結果であることは否定できない。また、幅広い年代での研究報告が含まれていない。これらは本研究レビューの限界と考えられる。

    以上より、本届出商品に配合されている6-ジンゲロール 2.835 mg、6-ショウガオール 0.23 mgを摂取することにより、低温環境下で末梢部位の体温を維持することから、表示しようとする機能性は適切であると考えられる。

    関連コンテンツ


    一覧へ戻る