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発酵するナチュラルイヌリン

商品詳細

届出番号 F308
商品名 発酵するナチュラルイヌリン
会社名 帝人株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.teijin.co.jp/focus/inulia/products/
表示しようとする機能性 お腹の調子を整える
本品にはイヌリンが含まれます。イヌリンは、腸内のビフィズス菌による発酵・増殖に利用され、腸内フローラが良好になることで、便秘傾向者において排便回数・排便量を増やし、お腹の調子を整えることが報告されています。
想定する主な対象者 便秘気味の健常者で腸内環境が気になる方
機能性関与成分名 イヌリン
  • イヌリン
  • 1日あたりの含有量 4.5g
    摂取目安量 2包(6 g)
    摂取方法 1日2包を目安に、お飲み物に溶かして、あるいは食事などに振りかけてお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 原材料表示をご参照の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。万一体質に合わない場合は摂取をお控えください。 天然由来の素材のため、製造ロットにより味や色に違いが生じる場合がございますが、品質上問題ありません。 一度にたくさん摂取すると、おなかが緩くなることがあります。摂取目安量を守って、お召し上がりください。
    届出日 2020/07/22
    販売開始予定日 2020/11/02
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【イヌリン含有食品】
    安全性の評価方法 既存情報による食経験の評価;既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2020/12/8)
    ・別紙様式(Ⅲ)「製品規格書などの食品の規格を示す資料、分析試験の成績書、分析方法を示す資料の添付(自社又は利害の関係者で実施する場合は、分析の標準作業手順書)、原材料(エキス等)の規格を示す資料(非公開)」のうち、商品規格書、製造基準書の一部
    ・様式(Ⅳ)健康被害の情報の対応窓口部署名等、電話番号、電子メール、連絡対応日時 
    ・様式(Ⅳ)組織図及び連絡フローチャート の一部
    ・様式(Ⅵ)表示見本 の一部(JANコード等)
    ・様式(Ⅶ)販売予定日
    ・届出食品基本情報詳細の「販売状況」を「販売中」に変更
    ・新旧対照表(非公開)を修正

    (2021/7/29)
    ・様式(Ⅵ)表示見本の変更
    ・新旧対照表(公開)を修正

    (2022/11/17)
    ・基本情報、様式(Ⅶ)の代表者氏名の変更
    ・基本情報、様式(Ⅶ)の担当部局名を変更
    ・様式(Ⅳ)組織図、連絡フローの変更
    ・新旧対照表(公開)、新旧対照表(非公開)を修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    イヌリンはチコリ、ごぼう、菊芋、ねぎ、にんにく、アーティチョーク、ヤーコンといった野菜の根や茎、葉、種などに多く含まれ、古くから日本および海外で野菜として、またそれらを加工した飲料として広く摂取されている食物である。なかでも、イヌリンの含有量が多いチコリはヨーロッパ原産であり、16世紀から相当量が喫食されてきた。
    本製品のイヌリンはオランダのSensus社で製造される製品と同等品であるが、この同等品はヨーロッパを初めとする全世界でおよそ25年間販売され、2018年9月現在までに、総販売量は数十万トン以上に達する。また同等のチコリ由来のイヌリンは全世界の製造販売が100万トンに達するとされているが、健康被害は報告されていない。
    よって、これらの実績より安全性に問題ないと判断した 。

    機能性

    (ア)標題 
    最終製品「発酵するナチュラルイヌリン」に含有する機能性関与成分イヌリンによる整腸作用に関する研究レビュー
    (イ)目的 
    「健常な成人において、イヌリンを含む食品の摂取は糞便中のビフィズス菌数および排便回数、排便量を増やすのか」を検証することを目的とした。
    (ウ)背景 
    便秘は健康な人にも広く見られる胃腸機能障害のひとつであり、さまざまな生活習慣病との関係も指摘されている。
    (エ)レビュー対象とした研究の特性 
    検索日は2018 年 5 月 22 日および5月23日、検索対象期間は掲載開始日から検索日までに公表された論文を検索対象とした。
    対象集団の特性は健常な成人男女、最終的に評価した論文数は33報、研究デザインはイヌリンを含む食品を摂取させ、プラセボ食品を摂取させた群、無介入のコントロール群、または介入前と比較し、糞便中のビフィズス菌量または排便回数、排便量を評価している臨床試験研究報告とした。
    利益相反情報に関しては、今回の研究レビューは第三者機関に実施を依頼し、当該機関には実施費用を支払った上で実施されたものである。
    (オ)主な結果 
    介入期間は 7ー30 日間の試験において、33 報中 23 報で糞便中のビフィズス菌量を評価しており、22 報で有意な増加がみられた。また、 33 報中 20 報で排便回数を評価しており、12 報で有意に増加していた。さらに、12 報で排便量を評価しており、5 報で有意に増加していた。便秘傾向者における結果に限ると、排便回数は 10 報中 9 報で、排便量は 6 報中 5 報で有意な改善が見られた。
    このことから、本製品の摂取により、腸内細菌の中で善玉菌として知られるビフィズス菌の増加を促し、排便回数、排便量の増加、改善につながることが示唆された。
    (カ)科学的根拠の質
    研究の限界:サンプル数が多く、また結果の一致度も高かったため、定性的な議論で十分であると判断し、メタアナリシスを行わなかった。そのため出版バイアス等の定量性については本研究レビューでは議論できない。本研究レビューには、採用論文の一部にランダム化や盲検化がなされていないなどバイアスリスクが高いものがあることや、メタアナリシスを行っていないため出版バイアスの議論ができていないことなど、いくつかの限界がある。しかしながら、採用論文の数が多くトータルでのサンプル数が十分に多いこと、各アウトカムでの結果の一致度が高かったことを総合的に考慮すると、本研究レビューの結論に対する科学的根拠は充分と考えられる。

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