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柔肌

商品詳細

届出番号 F128
商品名 柔肌
会社名 株式会社アストリム 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 肌の弾力
本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンが含まれます。サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンには肌弾力を維持し、肌の健康に役立つ機能が報告されています。
想定する主な対象者 疾病に罹患していない(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している方を含む。)及び授乳婦を除く。)健常者
機能性関与成分名 サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン
  • プロテオグリカン
  • 1日あたりの含有量 5mg
    摂取目安量 3粒
    摂取方法 1日3粒を目安に水またはお湯と共にお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
    届出日 2020/06/04
    販売開始予定日 2020/08/15
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【プロテオグリカン含有サケ鼻軟骨抽出物含有食品】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    1.食経験
    本届出食品に含まれる機能性関与成分(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン)はサケOncorhynchus keta (Salmonidae)の鼻軟骨から酢酸溶液にて抽出して得られたものです。
    本届出食品中の機能性関与成分(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン)の一日摂取目安量の含有量は5mgですが、2011年から㈱アストリムより本届出食品と同一の機能性関与成分を含む(一日摂取目安量 10mg)錠剤の食品を販売しています。
    商品名:プロコモ
    製造・販売者:㈱アストリム
    摂取形状:錠剤
    機能性関与成分:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン
    一日当たりの摂取目安量当たりの含有量:約10mg
     製造・販売実績・安全性:累計約44万個以上製造(2011年~2016年8月)されています。この期間において、健康被害等の報告はありません。更に、機能性関与成分(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン)の基原であるサケの頭部は、氷頭(ひず)と呼ばれ、北海道や東北地方では郷土料理(氷頭なます)として食されています。本届出食品には、この郷土料理と同様にサケ鼻軟骨から酢酸抽出法により得られた成分が含まれます。「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」は、この料理一食分に300~400mg相当含まれており、本届出食品中の機能性関与成分の一日当たりの摂取量の約60~80倍です。

    2. 既存情報の安全性調査結果
    「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」の安全性に関する論文4報
    ・ラット90日間反復投与毒性試験 有害事象は認められなかった。
    ・過剰摂取試験(4週間)有害事象なし(50mg/日)
    ・遺伝毒性試験(細菌を用いる復帰突然変異試験)遺伝子突然変異誘発能を有さない。
    ・長期摂取試験(12週間)有害事象なし(10mg/日)
    ・急性毒性試験(単回投与毒性試験)概略の致死量 約1000mg/kg以上

    3. 医薬品との相互作用
    医薬品との相互作用に関する報告はありませんでした。

    4.まとめ
    以上より、機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」と同等の成分を含む食品は十分な食経験を有し、製造・販売実績、安全性試験結果からも安全性については、十分に評価されている成分であると判断致します。

    機能性

    【標題】
     サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンの肌機能に関する研究レビュー

    【目的】
     サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンによる肌の弾力の維持に役立つことについて検証しました。

    【背景】
     皮膚は成人で約1.6m2の面積におよぶ人体最大の臓器です。皮膚の主な機能は以下の3つです(1), (2)。
    ① からだを外界から守る機能
     様々な外的刺激に対し、からだの内部組織を守る役割を果たします。
    ② 体温を調節する機能
     外界からの体温変化を和らげます。血管拡張・収縮、及び発汗の調節により熱の放散を調節します。一般的に知られる皮膚呼吸に必要な機能です。
    ③ 知覚
     触覚、痛覚、温覚、冷覚などを感じ、その情報を脳へ伝えます。

     皮膚は表面側から、表皮、真皮、皮下組織の3つの組織からなります。この中でも、特に、真皮は膠原線維(コラーゲン線維)と弾性線維(エラスチン線維)から成り立ち、これら線維が持つ弾力性を使って、外界の圧力からからだの内部を守るために重要な役割を果たしています。日常生活において、紫外線、喫煙、ストレスなどにより、コラーゲン線維やエラスチン線維が減少あるいは変質すると、その弾力や張力が低下します。それにより、表皮が傷つきやすくなります。
     表皮の角層も、からだを外界から守る機能を担います。角層は体内の水分を保持するだけでなく、外からの異物の侵入、また刺激に対するバリアの役割を果たしています。角層は、皮膚の表面側から見て真皮と接する最も深い部分で細胞が生み出され、形を変えながら上方へ移動することで形成されます。この形成過程において、真皮は、表皮へ栄養分を補給し、さらに足場としても働いています(3)。

     以上の観点から、真皮のクッション性は、表皮の角層による保湿作用と同様に健やかなる皮膚の機能を保つために重要です。しかし、健常人を対象としたプロテオグリカンの肌状態への関与について、臨床研究を総合して評価した研究レビューは実施されていませんでした。

    【レビュー対象とした研究の特性】
     健常者を対象として、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンの摂取による肌機能への影響をランダム化二重盲検試験で実施した文献を検索致しました(検索日は、2019年5月22日)。
    文献検索の結果、条件を満たす文献が1報抽出されました。

    【主な結果】
     データベース検索により1報の文献が抽出されました。
    該当の論文は、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを5mg含有した食品を2週間摂取することにより、肌の弾力の評価指標(R6, R8)の改善が認められたことを報告していました。

    【科学的根拠の質】
     本研究レビューの限界は、抽出できた文献が1報であり、報告例が少ないことが挙げられます。しかしながら、本論文は、peer review誌に発表された論文であり、プラセボとのランダム化二重盲検試験で実施され、エビデンスレベルの高い内容であります。
    結論として、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを摂取した場合、肌の弾力の維持に役立つ機能があることに関して肯定的な科学的根拠があると判断しました。

    参考文献
    1) 皮膚科疾患ビジュアルブック:学研
    2) シンプル皮膚科学 南江堂
    3) A J Engler. et al. Matrix Elasticity Directs Stem Cell Lineage Specification, Cell. 2006,126, 677-689.

    (構造化抄録)

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