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ロコモバリアEXa

商品詳細

届出番号 F1055
商品名 ロコモバリアEXa
会社名 株式会社日本薬師堂 他製品
ウェブサイト nihonyakushido.com
表示しようとする機能性 関節の動きをサポート;骨代謝の促進;歩行能力の維持
本品に含まれるサケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・非変性Ⅱ型コラーゲンは、階段の上り下りや曲げ伸ばしといった、ひざ関節の動きの改善をサポートすることが報告されています。本品に含まれるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩く力を維持することが報告されています。本品に含まれるパプリカ由来カロテノイド(β-クリプトキサンチン、β-カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチン)は、骨の成分を維持するのに役立つ機能があることが報告されています。本品は丈夫な骨を維持したい方に適した食品です。
想定する主な対象者 ひざ関節に違和感のある健常成人(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
機能性関与成分名 サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン、パプリカ由来カロテノイド(β-クリプトキサンチン、β-カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチン)
  • β‐クリプトキサンチン
  • β-カロテン
  • ゼアキサンチン
  • 非変性Ⅱ型コラーゲン
  • プロテオグリカン
  • ポリメトキシフラボン
  • 1日あたりの含有量 16mg/16mg/7.2mg/1.4mg
    摂取目安量 1日2粒を目安に、水またはぬるま湯でお召し上がりください。
    摂取方法 1日2粒を目安に、水またはぬるま湯でお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 ○本品は多量摂取により、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。○食物アレルギーのある方は、原材料をお確かめの上、お召し上がりください。○開封後は賞味期限に関わらず、お早めにお召し上がりください。
    届出日 2021/03/26
    販売開始予定日 2021/05/26
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【ブラックジンジャー抽出物、サケ鼻軟骨抽出物、パプリカ色素含有加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    撤回日 2023/03/03
    届出撤回の事由 販売予定なし

    届出者の評価

    安全性

    【サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン】本品に使用されている機能性関与成分を含む原材料は日本薬品㈱により製造され、2015年12月~2017年9月までに2トン販売流通されているが、副作用の重篤な報告はない。また本品の同等品(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン各々16 mg/日)を被験品とした5倍量の過剰摂取試験において、問診、体重、BMI、バイタルサイン、血液検査、尿検査、自覚症状、他覚症状の評価結果に、臨床上問題となる影響は確認されなかった。以上より本品は健常者が適切に経口摂取する場合、安全であると考えられる。
    【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】既存情報の調査では、機能性関与成分を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告があった。本品の一日摂取目安量(7.2mg)以上の量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取や、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと判断した。
    【パプリカ由来カロテノイド(β-クリプトキサンチン、β-カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチン)以下パプリカ由来カロテノイド)】パプリカ由来カロテノイドの原材料には、パプリカ色素が使用されており、本品に含まれるパプリカ由来カロテノイドの摂取量は、JECFA並びにEFSAが推定した1日あたりのカロテノイド平均摂取量の範囲内に含まれていた。また、安全性試験情報に基づきパプリカ色素の許容一日摂取量をJECFAはカロテノイドとして0~1.5 mg/kg(体重50 kgの人で0~75 mg)、EFSAはカロテノイドとして1.7 mg/kg(体重50 kgの人で85 mg)と設定しており、本品におけるパプリカ由来カロテノイドの摂取量はJECFAおよびEFSAが設定した許容される摂取量の範囲内に含まれていた。以上のことから、健常者が適切に摂取した場合、人の健康を害することはないと評価した。

    機能性

    【サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン】
    標題:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン摂取の関節への機能性に関する研究レビュー
    目的・背景: プロテオグリカン又はII型コラーゲンを含む食品の関節機能への有効性に関する研究は多く報告されている。しかし、その両方を含む食品に関する定性的又は定量的研究レビューの報告はなかった。そこで、本研究レビューでは特にサケ鼻軟骨由来の当該2成分を同時に含む食品について「対象者:健康な成人(栄養学的観点)、介入:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン及びサケ鼻軟骨由来II型コラーゲンを有効成分とする食品の経口摂取、比較:プラセボ食品の経口摂取、アウトカム:関節機能に対する有効性、研究デザイン:ランダム化比較試験(RCT)」を設定し、その有効性を検証することを目的とした。
    レビュー対象とした研究の特性:検索日である2018年12月10日以前にデータベースに公開された国内外の健康な成人男女を対象にしたランダム化比較試験を検索し、疾病と診断されない範囲で膝に痛み・違和感がある日本人男女を対象とした論文1報が得られた。当該論文にかかる研究費用は原料供給者が提供し、論文の著者にその関係者が含まれているが、試験は第三者機関で適切に実施されていた。
    主な結果:学術的に確立された膝に関する4つの評価(医師又はアンケートによる評価)が行われ、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンおよびサケ鼻軟骨由来非変性II型コラーゲンを含むサケ鼻軟骨抽出物40 mg/日を摂取した群が、プラセボ食品を摂取した群と比較して大半の項目で有意な改善又は改善傾向を示した。また、膝関節の曲げ伸ばしを伴う動きで多くの改善が確認された。
    科学的根拠の質:研究の限界(不十分な点)として「被験者が限定的(40歳以上70歳未満の膝関節に痛み・違和感のある男女)」、「評価の多重性(類似項目の繰返し評価)が考慮されていない」、「評価項目が本来健常者を対象とした方法では無い」、「対象部位が膝関節のみである」、「副次アウトカムの結果に信頼区間の広がりが見られる」、「採用文献が1報しか存在しない為、結果に一貫性があるか評価できない及び否定的な結果が公表されていない可能性が否定できない」があるが、結論に影響する大きな問題はないと判断した。以上より、当該機能性に関する科学的根拠の質は十分であると判断した。ただし、以上の限界も存在することから今後より質の高い研究結果が報告されることが望まれる。
    【ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン】
    標題:ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの歩行能力の維持に与える効果に関する定性的研究レビュー
    目的:健康な成人がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取したときの歩行能力に対する有効性を検証した。
    背景:身体機能は加齢により衰えていくが、日々の運動や食事などにより維持することができると考えられる。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの摂取によって歩行能力が維持されることが報告されているため、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンと歩行能力に関する研究レビューを実施し、科学的エビデンスの確認を行った。
    レビュー対象とした研究の特性:国内外の学術論文のデータベースを使用して2019年9月以前の全ての論文を検索し、ヒトを対象としたランダム化二重盲検比較試験の文献2件を研究レビューの対象とした。
    主な結果:レビューの対象とした文献のうち、1報は60歳以上のタイ人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを8週間継続摂取させることで、歩行能力の指標とされる6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加した。もう1報は65歳以上の日本人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを8週間継続摂取させることで、同様に6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加した。以上の結果から、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを含む本届出商品には、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能があると考えられた。
    科学的根拠の質:採用した文献数や、被験者数の観点で十分な精査には至らなかったことから、今後の研究を注視する必要がある。一方で、採用した文献のいずれにおいても、健康な中高年齢者で有意に歩行能力の増加が認められた。日本人を対象とした試験においても有効との結果が得られており、科学的根拠があると考えられる。以上より、本届出商品は採用した文献と同様のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを含有しており、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つ機能が期待できると考えられた。
    【パプリカ由来カロテノイド(β‐クリプトキサンチン、β‐カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチン)】
    標題:パプリカ由来カロテノイド(β‐クリプトキサンチン、β‐カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチン)(以下パプリカ由来カロテノイド)による骨吸収を抑制する機能に関する研究レビュー
    目的:健常な成人において、パプリカ由来カロテノイドの摂取は、摂取していない場合と比較して、骨吸収を抑制するか検証する。
    背景:骨の健康は、古い骨を壊す「骨吸収」と、新しい骨を作る「骨形成」のバランス
    の上に成り立っている。その一連の過程の進行は骨代謝回転と総称されます。高齢になるにつれて骨量が低下することが知られており、特に、加齢に伴い閉経を迎えた女性では骨代謝回転が顕著に亢進し、骨吸収が骨形成を上回ることで骨量が大きく低下します。過剰な骨吸収を穏やかにすることは骨の健康維持につながります。カロテノイド摂取またはその血中濃度と骨密度および骨折のリスクとの有益な関連性が報告されており、カロテノイドの摂取が骨の健康維持に役立つ可能性が示されています。パプリカの果実にはβ‐クリプトキサンチン、β‐カロテン、ゼアキサンチン、カプサンチンといったカロテノイドが含まれており、これらのパプリカ由来カロテノイドを摂取することは骨の健康に役立つと考えられます。
    レビュー対象とした研究の特性:複数の研究論文のデータベースを用いて、各データベースに収録されている最初の時点から、検索日(2020年10月8日または10月12日)までを検索対象期間とし、健常な成人がパプリカ由来カロテノイドを摂取した試験に関する論文を収集しました。最終的に1編の論文を評価しました。この論文はランダム化を伴うプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験でした。
    主な結果:1編の研究論文を評価した結果、1日あたり1.4 mgのパプリカ由来カロテノイドを含む食品を摂取することにより、プラセボ食品(パプリカ由来カロテノイドを含まない食品)を摂取したときよりも破骨細胞にのみに由来し骨吸収の指標として用いられる酵素であるTRACP-5b(骨分解酵素や骨融解酵素とも称される)の上昇を抑制し、骨吸収をおだやかにすることことが分かりました。パプリカ由来カロテノイドを摂取することは、骨の成分を維役するのに役立つ機能があることが期待できると考えられた。
    科学的根拠の質:評価した論文はランダム化を伴う二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験に関するものであり、症例数減少によるバイアス(真の値とは異なる結果を導く可能性を高める要因)はあるものの、全体的にはバイアスリスクの少ない研究でした。ただし、研究数が少ないことから、科学的根拠の質を高めるため更なる研究が必要であると考えられます。しかしながら、パプリカ由来カロテノイドの摂取により過剰な骨吸収が抑制されるという試験結果は過去の疫学研究からも支持されるものであり、今後の研究によって効果に関する見解が大きく変更される可能性は低いと考えています。

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