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還元型コエンザイムQ10(キューテン)

商品詳細

届出番号 F1014
商品名 還元型コエンザイムQ10(キューテン)
会社名 株式会社日本予防医学研究所 他製品
ウェブサイト https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
表示しようとする機能性 口腔内環境を良好に保つ
本品には還元型コエンザイムQ10が含まれます。還元型コエンザイムQ10にはお口の潤いを助ける機能があることが報告されています。年齢とともにお口の潤いが不足がちと感じる方に適した食品です。
想定する主な対象者 健常な成人(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
機能性関与成分名 還元型コエンザイムQ10
  • 還元型コエンザイムQ10
  • 1日あたりの含有量 100 mg
    摂取目安量 1日1粒を目安に水などでお召し上がりください。
    摂取方法 1日1粒を目安に水などでお召し上がりください。(一日摂取目安量と併せて表示)
    摂取をする上での注意事項 ●食物アレルギーのある方、薬を服用したり通院中の方は、お召し上がりになる前にお医者様とご相談ください。●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進したりするものではありません。一日摂取目安量を守ってください。●本品は口腔乾燥症を改善するものではありません。口腔乾燥症の方は医療機関の受診をお勧めします。
    届出日 2021/03/11
    販売開始予定日 2021/05/13
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【還元型コエンザイムQ10加工食品】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2023.03.10) 届出食品基本情報、別紙様式2、様式Ⅰ、別紙様式(Ⅲ)-1、別紙様式(Ⅲ)-3、様式Ⅳ、組織図、連絡フローチャート、様式Ⅶの変更
    (2024.06.20) 別紙様式2、様式Ⅰ、様式Ⅱ、別紙様式(Ⅱ)-1、別紙様式(Ⅴ)-4の変更
    (2024.10.07) 様式Ⅳの修正

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    <食経験(喫食実績)>
    本品は新たに販売する製品であり本品の食経験は評価できないが、本品と類似する食品が原料メーカー子会社から販売されており、その販売実績を食経験(喫食実績)として評価した。

    類似する食品:「還元型コエンザイムQ10」
    (販売者:カネカユアヘルスケア株式会社)
    喫食実績の評価
    ・摂取集団 国内在住の16歳~102歳(男性4割、女性6割)
    ・形状 ソフトカプセル
    ・1日摂取目安量 1粒(還元型コエンザイムQ10:100mg)
    ・販売期間 2010年2月~2021年9月
    ・販売量 6,630万食分(30食入りパウチ221万袋(2020年5月時点))
    ・健康被害 本品並びに機能性関与成分と因果関係があると判断された事例は報告されていない。

    以上、食経験(喫食実績)の評価により、当該製品の安全性に問題はないと判断した。また、補足として既存情報による安全性試験の評価や医薬品との相互作用も調べたが、下記の通り、これらについても特段問題ないと判断した。

    <既存情報による安全性試験の評価>
    本品の摂取量を上回る用量(1日200~300mg)の還元型CoQ10含有食品の長期摂取試験(26~96週間)など、既存情報による安全性試験の評価から、当該製品並びに機能性関与成分の安全性には問題がないと判断した。

    <医薬品との相互作用>
    公開データベースにおけるコエンザイムQ10と医薬品との相互作用に関する情報から、還元型CoQ10が医薬品との相互作用を引き起こす可能性は否定できない。しかし、医薬品を常用されている方は本品の想定している対象者ではなく、また、本品の摂取上の注意に医薬品との相互作用に関して特記する必要はないと判断した。
    また、製品パッケージやホームページ等で摂取上の注意事項を消費者へ提供するほか、本品における健康被害事例は「株式会社日本予防医学研究所」で収集し、問題が発生した場合には迅速に消費者庁や保健所等に連絡する体制を整えている。さらに、コエンザイムQ10に関する健康被害事例についても原料メーカーで継続して収集しており、十分な健康被害事例の収集体制を構築している。

    機能性

    ア)標題
    還元型コエンザイムQ10摂取がお口の潤いに与える影響

    イ)目的
    (P): 健康な中高年に、(I): 還元型コエンザイムQ10を含む食品を摂取させると、(C): 還元型コエンザイムQ10を含まない食品を摂取した場合と比較して、(O):お口の潤いに役立つかを検証した。

    ウ)背景
    唾液量は加齢やストレスが原因で低下し、口腔内の乾燥により口臭の発生や食物の嚥下に影響を及ぼしたり、不快感を増加させたりして生活の質を損なう可能性がある。最近、ドライマウス患者において還元型または酸化型コエンザイムQ10を摂取することにより唾液量が増えたという報告がされているが、健常者において、還元型コエンザイムQ10がお口の潤いに役立つかを検証した研究レビューは存在しない。そこで、還元型コエンザイムQ10 摂取が、健常者の唾液量に与える影響を調べた論文を検索し、お口の潤いに役立つかを評価した。

    エ)レビュー対象とした研究の特性
    本研究レビューの作成は、事前に規定したプロトコールに基づき行った。検索は2名で実施し、他1名が適宜確認し、対象となる文献を選定した。検索データベースはPubMedおよび医中誌Webとし、メタアナリシス(MA)、システマティックレビュー(SR)、RCTおよび準RCTを対象に検索を行った。採用文献と研究全体での各種バイアス・リスクや、アウトカムである「お口の潤い(唾液量を指標とした)」について、エビデンスの強さと重要度等を評価した。

    オ)主な結果
    本研究レビューでは、1報のRCT文献が採用された。この報告では、唾液量が2分間に2 g未満の口腔乾燥症等の疾病が疑われる方を除く、健康な中高年男女に還元型コエンザイムQ10を一日当たり100 mg摂取させた結果、プラセボ群と比較して唾液量が有意に増加した。以上から、還元型コエンザイムQ10にはお口の潤いを助ける機能があることが示された。

    カ)科学的根拠の質
    採用文献の各種バイアス・リスクはすべて低かった。エビデンス総体の評価において、お口の潤いに役立つ機能に関するエビデンスの強さは中と判断した。本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみでの検索による偏り)および出版バイアスが完全には否定できないことが挙げられる。

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