一覧へ戻る

ルテイン

商品詳細

届出番号 E809
商品名 ルテイン
会社名 株式会社サン・プロジェクト 他製品
ウェブサイト http://326229.jp
表示しようとする機能性 眼の機能をサポート;記憶の精度を高める
本品にはルテイン、ゼアキサンチンが含まれます。ルテイン、ゼアキサンチンには黄斑色素密度の増加によるブルーライトなどの光のストレスの軽減、色コントラスト感度の改善により、眼の調子を整える機能があることが報告されています。また、高齢者の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である注意力(一つの事に集中したり、複数の物事に注意を向けられる能力)や思考の柔軟性(変化する身の回りの状況に応じて適切に考え方を修正し対処する能力)を維持する機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 眼の調子を整えたい健常成人、注意力や思考の柔軟性を維持したい健常高齢者
機能性関与成分名 ルテイン、ゼアキサンチン
  • ゼアキサンチン
  • ルテイン
  • 1日あたりの含有量 ルテイン10mg、ゼアキサンチン2mg
    摂取目安量 1日1粒を目安にお召し上がりください。
    摂取方法 1日1粒を目安にお召し上がりください。(一日当たりの摂取目安量とともに表示)
    摂取をする上での注意事項 なし
    届出日 2020/03/10
    販売開始予定日 2020/05/15
    販売状況 販売中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【マリーゴールド色素含有加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による食経験の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (R2.11.2)
    様式Ⅵ添付資料(表示見本)の追加、販売状況の更新
    (R6.3.11)様式1、様式Ⅰ、様式Ⅱ、様式Ⅱ-1、様式Ⅲ-3、様式2の更新

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本届出食品の機能性関与成分はルテインおよびゼアキサンチンであり、一日摂取目安量あたりそれぞれ10mg、2mg含有しています。ルテイン、ゼアキサンチンを含む原材料「マリーゴールド色素」は、マリーゴールドの花から得られたキサントフィルを主成分とするものです。わが国において広く使用されており、長い食経験があるとして既存添加物名簿収載品目リストに収載されています。また、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)では、ルテインおよびゼアキサンチンについて評価を行い、幅広い研究で毒性が認められないことに基づいて、「一日許容摂取量を特定しない(Not specified)」※に設定した。

    機能性

    【標題】
    機能性関与成分ルテイン及びゼアキサンチンによる視覚機能における健康維持の機能性に関する研究レビュー
    【目的】
    健常者に対するルテイン及びゼアキサンチンの視覚機能に対する効果について、システマティックレビューの手法に基づいて評価することを目的としました。
    【背景】
    ルテイン及びゼアキサンチンは生体内で網膜の黄斑部に存在し、視覚機能調節に重要な役割を果たすことが報告されています。これまでに視覚機能に関する有効性が報告されていますが、摂取させたルテイン及びゼアキサンチンがフリー体またはエステル体など文献によって化学構造が異なっていたり、その他の成分を配合している報告が散見されました。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    リサーチクエスチョン、PICOSに基づいた検索式を設定し、日本語および英語の4種のデータベース(PubMed、The Cochrane Library、EBSCOhost、医中誌Web)にて検索を実施しました。検索の結果19報が抽出され、1次・2次スクリーニングの結果、最終的に1報を採用しました。摂取されたルテイン及びゼアキサンチンは、本届出食品との化学構造上の同一性を考慮してフリー体としました。
    【主な結果】
    研究レビューの結果、ルテイン10mg/日およびゼアキサンチン2mg/日の1年間の摂取で黄斑色素密度が増加し、色コントラスト感度の向上、光ストレスからの回復促進について有意な改善が確認されました。
    【科学的根拠の質】
    採用論文における試験参加者に潜在的なサンプリング・バイアスの可能性がありますが、これはシステマティックレビューに共通する限界です。採用文献は質の高いランダム化並行比較試験(RCT)でしたが、採用論文が1報であることからメタアナリシスを実施できませんでした。

    【標題】
    機能性関与成分ルテインおよびゼアキサンチンの認知機能の改善に関する研究レビュー
    【目的】
    ルテインおよびゼアキサンチンなどの黄斑色素は脳内にも存在し、認知機能にも影響を及ぼしていると言われています。そこで本研究レビューでは、ルテインおよびゼアキサンチンを摂取することによって認知機能の改善が図れるかどうか検証することを目的としました。
    【背景】
    ルテインおよびゼアキサンチンは有害な青色光を吸収し、酸化ストレスから網膜を保護するといった機能性に関する文献は数多く存在しますが、認知機能の改善に関する文献は少なく、研究レビューも実施されていません。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    リサーチクエスチョン、PICOに基づいた検索式を設定し、日本語および英語の3種の文献データベース(PubMed、JdreamⅢ、医中誌Web)にて検索を実施しました。その結果33報の文献を抽出し、1次・2次スクリーニングの結果、最終的に2報を採用しました。2報とも質の高い、プラセボを対照とした無作為化比較試験でした。文献の質およびエビデンス総体の質の評価を行い、それらの結果を表示しようとする機能性との関連において評価しました。
    【主な結果】
    研究レビューの結果、ルテイン10 mg/日およびゼアキサンチン2mg/日の12ヶ月の摂取で、認知機能に関して、視覚記憶、複雑性注意、認知的柔軟性の有意な改善が中等度のエビデンスで認められました。視覚記憶は若年者に限定され、複雑性注意および認知的柔軟性は高齢者に限定されることから、本届出食品の対象者である健常高齢者に対して「高齢者の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である注意力(一つの事に集中したり、複数の物事に注意を向けられる能力)や思考の柔軟性(変化する身の回りの状況に応じて適切に考え方を修正し対処する能力)を維持する機能がある」ことが支持されました。日本人におけるルテイン摂取と黄斑色素光学密度(MPOD)の考察から、日本人への外挿性に十分な根拠があると判断しました。
    【科学的根拠の質】
    文献検索で英語と日本語のデータベースに絞ったため、論文の収集の網羅性に問題が残っていることから出版バイアスは否定できないものと判断しました。認知機能の改善に関して、採用した2報で選択的アウトカム報告(効果指標の一部だけの報告)が強く見られたことから非一貫性が疑われ、効果指標の標準偏差が大きいことから中程度の不精確と判断しました。全体では中程度のエビデンスレベルと判断しました。

    関連コンテンツ


    一覧へ戻る