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イミューズ アイ KW(ケーダブリュ)乳酸菌

商品詳細

届出番号 E170
商品名 イミューズ アイ KW(ケーダブリュ)乳酸菌
会社名 キリンホールディングス株式会社 他製品
ウェブサイト https://kirin-kyowahakko-bio.kirin.co.jp/
表示しようとする機能性 眼の機能をサポート
本品には、KW乳酸菌(L. paracasei KW3110)が含まれます。KW乳酸菌(L. paracasei KW3110)は目の疲れを感じている方の目の疲労感を軽減することが報告されています。
想定する主な対象者 目の疲れを感じている健常者
機能性関与成分名 KW乳酸菌(L. paracasei KW3110)
  • 乳酸菌
  • 1日あたりの含有量 50mg
    摂取目安量 1) 2024年9月10日以降届出:1回2粒 2) 2024年9月9日以前届出:1日1回2粒
    摂取方法 水などと一緒にお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 多量摂取によって、より健康が増進するものではありません。
    届出日 2019/06/14
    販売開始予定日 2019/09/20
    販売状況 販売中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【乳酸菌含有食品】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    R2.4.28:表示見本の追加、製品規格書、製造所名(様式Ⅲ、Ⅲ-1、Ⅶ)、消費者対応部局の連絡先(様式Ⅶ)の変更
    R5.4.25:様式(Ⅰ)、様式(Ⅱ)、様式(Ⅴ)、様式(Ⅶ)の変更
    R6.9.10:様式(Ⅲ)、様式(Ⅳ)、様式(Ⅵ)、様式(Ⅶ)の変更

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    ①喫食実績による安全性評価  
    当該食品は、2019年11月より日本全国で販売され、継続して販売されているが、当該食品に起因する重大な健康被害は報告されていない。このことから食経験上による一定の安全性は推察されるが、喫食実績が比較的短期であり安全性の評価が十分とは言えないと判断した。一方、KW乳酸菌(L.paracasei KW3110)を同等量(50 mg)含む複数の類似食品が、2003年から日本全国で販売され、継続して販売されている。これら類似食品で重大な健康被害は報告されていない。よって、類似食品の喫食実績による食経験から、当該食品に含まれる機能性関与成分であるKW乳酸菌(L.paracasei KW3110)には十分な安全性があると判断した。

    ②医薬品との相互作用に関する評価
     医薬品との相互作用について当該製品摂取で問題となるような報告は無かった。

    以上より、当該製品の安全性に問題ないものと考えられた。

    機能性

    ①標題
     「イミューズ アイ KW(ケーダブリュ)乳酸菌」に含まれるKW乳酸菌(L. paracasei KW3110)の目の疲労感軽減に関する研究レビュー
    ②目的
     目の疲れを感じている健常な成人がKW乳酸菌(L. paracasei KW3110)(以下、L. paracasei KW3110と示す)を含む食品を摂取した場合、含まない食品を摂取した場合と比較して目の疲労感が軽減されるか検証することを目的とした。
    ③背景
     L. paracasei KW3110は乳酸菌の一種で、これまでに国内でヨーグルトや清涼飲料等の加工食品として利用されるなど、豊富な食経験がある食品素材である。L. paracasei KW3110の目の疲労感軽減の効果に関する研究レビューは過去に実施されているが(届出番号E170)、現在では複数の試験で当該効果について報告されているため、再度研究レビューを実施することとした。
    ④研究レビュー対象とした研究の特性
     論文の検索は、3つのデータベースを用いて、2022年8月22日に、2022年8月22日までに公表された和文と英文の論文を対象に実施した。その結果、本研究レビューの対象となった論文が2報得られた。いずれの文献においても1日あたり50 mgのL. paracasei KW3110を含む食品と含まない食品の2つのグループを設けて8週間継続摂取させて効果を比較する試験方法で臨床研究が実施されており、評価は摂取開始前、摂取開始4週目、摂取開始8週目に実施されていた。対象者は目の疲れを感じている健常成人の男女であった。また、対象文献のうち1報目の文献では、全被験者を対象とした全体解析と、目の疲れを特に感じている被験者に限定した層別解析が報告されており、2報目の文献では、全被験者を対象とした全体解析のみ報告されていた。目の疲労感は、目の疲労感を誘導する作業負荷前後でフリッカー測定*を用いて客観的に評価されていた。利益相反については、適切に記載されていた。

     *フリッカー測定:高速で点滅させた光のちらつきが判別できるかできないかを調査する測定。目の疲労感を評価できる。

    ⑤主な結果
     1報目の文献について、全被験者を対象にした解析では、L. paracasei KW3110を含む食品摂取による有意な効果は認められなかった。一方、目の疲れを特に感じている方を対象とした解析では、L. paracasei KW3110を含む食品を摂取した群の方が、含まない食品を摂取した群より、摂取開始4週目で作業負荷前後の急性的な目の疲労感が有意に軽減された。2報目の文献について、全被験者を対象にした解析で、L. paracasei KW3110を含む食品を摂取した群の方が、含まない食品を摂取した群より、摂取開始4週目および8週目で作業負荷前の慢性的な目の疲労感が有意に軽減された。
    ⑥科学的根拠の質
     1報目の文献については、全体解析と層別解析で対象とされる被験者集団の特性を考慮した結果、層別解析の被験者集団特性の方がより本研究レビューにおける対象集団に近いため、全体解析よりも層別解析の結果を重視して評価した。2報目の文献については、作業負荷が目の疲労感を適切に誘導できなかったため、急性的な目の疲労感については評価不能とし、慢性的な目の疲労感のみ評価対象とした。本研究レビューで調査対象となった研究はいずれも研究の質に深刻な問題は認められず、L. paracasei KW3110を含む食品を摂取することで目の疲労感が有意に軽減することが報告されていた。よって、目の疲れを感じている方に対するL. paracasei KW3110の目の疲労感を軽減する作用について、中程度の根拠があると判断した。なお、対象となった文献が2報のみであり、両文献が同じ研究グループから報告されている点に研究の限界があると考える。

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