一覧へ戻る

GABA(ギャバ)牛ミニ

商品詳細

届出番号 E121
商品名 GABA(ギャバ)牛ミニ
会社名 株式会社吉野家 他製品
ウェブサイト https://www.yoshinoya.com
表示しようとする機能性 ストレス・緊張の緩和;血圧のサポート
本品にはGABAが含まれます。GABAは、血圧が高めの方の血圧を下げる機能や仕事や勉強による一時的な精神的ストレスを軽減する機能が報告されています。
想定する主な対象者 疾病に罹患していない者(未成年、妊産婦、授乳婦を除く)
機能性関与成分名 GABA
  • GABA
  • 1日あたりの含有量 28mg
    摂取目安量 1日1袋を目安にお召し上がりください。
    摂取方法 成分が沈殿している場合があるので、よく振り混ぜて、汁もすべて食べてください。
    摂取をする上での注意事項 摂取目安量を守ってください。降圧剤を服用中の方は、使用前に医師、薬剤師に相談してください。アレルギー体質の方は、原材料名をよく確認してください。
    届出日 2019/05/29
    販売開始予定日 2020/01/31
    販売状況 販売休止中
    食品分類 レトルト食品
    加工食品(その他)【牛丼の具】
    安全性の評価方法 既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    2019/12/06:様式Ⅰ、様式Ⅲ、別紙様式Ⅲ-1および添付ファイル、様式Ⅳ組織図、様式Ⅵ表示見本、その他添付ファイルから参考表示見本を削除、様式Ⅶ、担当者連絡先
    2020/12/02:基本情報詳細(担当者連絡先,その他添付ファイルの削除)、様式IV(のお客様相談室時間,連絡フローチャート,基準,組織図)、様式V-11a(最新書式に)、様式VI(表示見本のお客様相談室時間・表示事項)
    2021/10/26:様式Ⅰ、様式Ⅲ別紙様式Ⅲ-1、様式Ⅳ組織図、連絡フローチャート、様式Ⅵ表示見本

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    本品は機能性関与成分GABAを一日摂取目安量あたり28mg配合した冷凍食品の牛丼の具である。

    GABAは野菜や果物、穀物などに多く含まれているアミノ酸の一種であり、例えばナスやトマトには100gあたりGABAが20~50mg含まれている。また、GABAは特定保健用食品の関与成分として知られており、GABAを配合した特定保健用食品が市販されている。食品安全委員会において、特定保健用食品の食品健康影響評価が審議されており、GABAを関与成分とする複数の特定保健用食品(1日摂取目安量あたりのGABA配合量10mg~80mg)について、適切に摂取される場合には、安全性について問題がないとの判断がなされている。

    本品に含まれるGABAと同じ原料メーカーのGABAを配合した食品は、2003年頃より多数の商品が販売されている。原料メーカーから発売されたGABA配合の錠剤形状食品(2003年発売、1日摂取目安量あたりのGABA配合量120mg)をはじめとして、1日摂取目安量あたりGABAを数mg~200mg程度配合した各種製品が日本全国で販売されているが、これまでにGABAが原因となる重篤な健康被害は報告されていない。
    さらに、GABAの安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、日本人を対象とした安全性試験が23報あった。11.5~1000mgのGABAを配合した食品を4週間~16週間摂取した場合に、軽度の自覚症状の変化を訴える事例はあるものの臨床上問題となる異常変動等はなく、23報すべての研究報告において安全性に問題はなかったことが報告されている。
    GABAは分子量103の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABAの性状は一定である。従って、各安全性試験で用いられたGABAと本品に含まれるGABAは同等であると言える。このため、安全性試験の結果を本品に含まれるGABAの安全性として判断することに問題はないと考えられる。

    以上のことから、機能性関与成分GABAを配合した本品の安全性に問題はないと考えられる。

    機能性

    【標題】GABAの血圧が高めの方の血圧を低下させる効果(血圧低下効果)についての研究レビュー
    【目的】血圧が正常または血圧が高めの人およびI度高血圧者が長期間GABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、血圧低下効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。
    【背景】本品を販売するにあたり、GABA配合の本品の血圧低下効果について検証するため、本研究レビューを行った。
    【レビュー対象とした研究の特性】2018年7月4日に、2018年7月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、血圧が正常または血圧が高めの人およびI度高血圧者を研究対象とし、無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)の形の査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は14報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。
    【主な結果】血圧低下効果は、収縮期血圧(心臓が収縮した時に指し示す最大血圧)および拡張期血圧(心臓が拡張した時に指し示す最小血圧)の各指標で評価された。どちらの指標でもGABAを含んだ食品はGABAを含まない食品と比較して有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。正常な血圧の人のみを対象にした場合は正常な血圧を維持し、血圧が高めの健常者のみを対象にした場合も1日あたり12.3mg以上の摂取で有意な血圧低下効果が認められた。
    【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は1日あたり12.3mg以上のGABAを摂取しており、これより少ない量ではGABAの効果は確認されておらず注意が必要である。

    【標題】GABAの、精神的負荷による一時的な精神的ストレスの軽減効果についての研究レビュー
    【目的】健康な成人日本人がGABAを含む食品またはGABAそのものを摂取した場合と、GABAを含まない食品を摂取した場合で、精神的負荷による一時的な精神的ストレスの軽減効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。
    【背景】GABAにはストレス軽減効果があることが一般的に知られている。本品を販売するにあたり、GABA配合の本品の機能について検証するため、本研究レビューを行った。
    【レビュー対象とした研究の特性】2017年7月3日に、2017年7月までに発表された論文を対象にして検索を行った。レビュー対象は、健康な成人を研究対象とした無作為化対照試験(GABAを含む食品を摂取する人とGABAを含まない食品を摂取する人を無作為に分け、それぞれの結果を照らし合わせて評価する試験)またはこれに準じる形の試験の査読付論文(専門家による審査を経た論文)とした。最終的に評価した論文は7報あった。利益相反(研究の結果に影響を与え得る利害関係)について、記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。
    【主な結果】脳波、副交感神経活動、唾液中のクロモグラニンA及びコルチゾール、主観的疲労感の各指標によりストレス、疲労感を評価した。これらの指標は一時的な精神的ストレス、疲労感を評価するのに一般的に用いられ、表示しようとする機能性を評価するのに適した指標である。結果として、28mg~100mgのGABAを含んだ食品は、GABAを含まない食品と比較して、精神的負荷による一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減する有意な効果(統計学上、偶然ではなく意味のある効果)が認められた。
    【科学的根拠の質】収集した論文の中には、研究方法に偏り(バイアス)があり、結果が正しく出ない可能性があるものがあった。また、効果がないとする研究結果が論文として発表されていない可能性があった。これらの問題点は残るものの、ほぼすべての論文で、適切な被験者数で、かつ、本研究レビューの目的に合った条件で試験がなされており、本研究レビューで評価した論文は直接的な科学的根拠として問題のないものであった。ただし、効果があったとする論文中では被験者は28mg~100mgのGABAを摂取しており、この量以下の量を摂取する場合にはGABAの効果は確認されておらず注意が必要である。

    関連コンテンツ


    一覧へ戻る