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GABA Select(ギャバセレクト)

商品詳細

届出番号 D18
商品名 GABA Select(ギャバセレクト)
会社名 カゴメ株式会社 他製品
ウェブサイト https://www.kagome.co.jp/products/functional-claims/
表示しようとする機能性 血圧のサポート
本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 血圧が高めの方
機能性関与成分名 GABA
  • GABA
  • 1日あたりの含有量 12.3mg
    摂取目安量 1日1個(可食部65g)を目安にお召し上がりください。
    摂取方法 1日1個(可食部65g)を目安にお召し上がりください。(一日当たりの摂取目安量とともに表示)
    摂取をする上での注意事項 多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。降圧剤等の医薬品を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。
    届出日 2018/05/11
    販売開始予定日 2018/10/01
    販売状況 販売休止中
    食品分類 野菜
    生鮮食品【トマト】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価;既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (H30.7.25)別紙様式(Ⅰ)  「摂取する上での注意事項」における記載追加
    (H30.7.25)別紙様式(Ⅱ)、(Ⅱ)-1 誤表記の参考文献および出典データベースの削除
    (H30.7.25)別紙様式(Ⅱ)  「医薬品との相互作用に関する評価」相互作用有りへと入力変更
    (H30.7.25)別紙様式(Ⅱ)-1 「医薬品との相互作用に関する評価」における記載追加
    (H30.7.25)別紙様式(Ⅴ)-4 「安全性・有害事象について」における記載追加
    (H30.7.25)別紙様式(Ⅴ)別添資料 PRISMA声明チェックリスト(報告頁、行番号)修正
    (H30.7.25)別紙様式(Ⅵ) 「摂取する上での注意事項」および「表示見本中の摂取上の注意」における注意喚起追加(元の表示見本削除)
    (H30.7.25)別紙様式(Ⅵ) 表示見本中、添付シールにおける補足文章追加
    (H30.7.25)別紙様式(Ⅶ) 情報開示するウェブサイトのURLの変更
    (2019.8.15)別紙様式Ⅱ-1 新様式への変更
    (2019.8.15)別紙様式Ⅳ その他必要な事項に記載するウェブサイトのURL変更
    (2019.8.15)別紙様式Ⅶ 情報開示するウェブサイトのURL変更
    (2019.9.19)分析方法を示す資料の変更

    撤回日 2021/09/14
    届出撤回の事由 後継商品販売となったため

    届出者の評価

    安全性

    トマトは、海外においては16世紀頃から一般的に食されているとの記載が古文書にあり、また18世紀になるとレシピに様々なトマト料理が記載されるようになった。さらに、ヨーロッパではトマトは18世紀中頃になって食用となったこと、日本においては食用としての栽培は明治初年以降であり、広く消費されるようになったのは20世紀中頃からということが知られている。いずれにしてもトマトは海外では数百年、国内においても100年を超える食経験があるものと考えられる。
    トマトは世界各国で生産され消費されている。国際連合食糧農業機関(FAO)のデータによると、2013年の世界のトマト生産量は約16,233万トンであり、野菜の中で最も生産量が多い。消費においては、世界の平均で1人当たり年間約20 kg、最も消費量の多い国では1人当たり年間約100 kgのトマトを消費しており、日本での1人当たりの年間消費量は10.06 kgとなっている。農林水産省の野菜生産出荷統計では、平成28年の国内でのトマトの収穫量は74万3,200トン、出荷量は67万200トンとなっている。また総務省の統計では、2016年の一世帯当たりの年間消費量は11.96 kgで、量の多寡はあるもののトマトはすべての都道府県で消費されている。
    以上のように、トマトは様々な地域であらゆる世代・性別の方々に食されているが、安全性を懸念するような報告はないことから、トマトは十分な喫食実績を有し、その安全性に問題は無いと判断する。

    機能性

    【標題】
     「GABA Select(ギャバセレクト)」に含まれる機能性関与成分「GABA」による血圧低下作用に関するメタ分析を含むシステマティックレビュー(*1)
    【目的】
     食品に含まれるGABAに、血圧を低下させる作用があるかを検証することを目的としました。
    【背景】
     現在、高血圧症、糖尿病、脂質異常症の患者は増加しており、19,400千人が、メタボリックシンドロームが強く疑われる者または予備軍と考えられています。このような疾患や症状に対して、その発症自体を予防すること、すなわち一次予防の重要性が注目されるようになっています。
     GABAは野菜や果実、発酵食品などに多く含まれるアミノ酸の一種で、血圧低下作用を示すことが報告されています。届出者は、GABAを含む食品の摂取に血圧低下作用があるかを検証し、その結果をお客様へお伝えすることがお客様の健康増進のために大切であると考えました。
    【レビュー対象とした研究の特性】
     ヒトの血圧に対するGABAの作用が記載されている研究論文について、バイアスを避けながら、血圧低下作用の有無や程度を深く、詳しく評価しました。対象者は疾病に罹患していない方(未成年者、妊産婦及び授乳婦を除く)としました。但し、血圧に関しては、血圧が正常の方(正常血圧者)、血圧が高めの方(正常高値血圧者)に加えて、軽症者(I度高血圧者)も対象としました(*2)。このような方に対して、GABAを含む食品の摂取が、GABAを含まない食品の摂取と比較して、収縮期血圧(SBP)および拡張期血圧(DBP)の低下作用を示すかを検証しました。また、論文として報告されている研究の妥当性と信頼性を評価しました。
    【主な結果】
    調査によって18編の研究論文が抽出されました。このうち12編の研究論文には、統計学的な解析方法であるメタ分析に使用出来ない明確な理由があったため、残りの6編の研究論文に示された結果についてメタ分析を行いました。その結果、1日あたり12.3 mgのGABAを12週間摂取することは、正常血圧者の血圧には影響を与えず、正常高値血圧者とI度高血圧者に対して血圧を低下させる作用があることが明らかとなりました。また、軽症者(I度高血圧者)を除いて解析したところ、血圧が高めの方(正常高値血圧者)のみでも同様に血圧を低下させる作用があることが明らかとなりました。
    【科学的根拠の質】
     全体を通して、解析に使用した研究は概ね信頼できるものでした。複数の論文から得られた結果の違いは小さく、GABAの血圧低下作用に関する情報には一貫性があると考えました。但し本調査には、対象となった個々の研究論文において、参加者の選定時にバイアスがなかったかどうかを厳密には評価できない、等の研究の限界もあります。

    (*1)システマティックレビューとは、研究論文にくまなくあたり、偏りを限りなく除きながら質の高い研究データを収集し、それらを評価、分析する調査のことです。
    (*2)正常血圧者はSBPが130 mmHg未満かつDBPが85 mmHg未満の方、正常高値血圧者はSBPが130~139 mmHg又はDBPが85~89 mmHgの方、I度高血圧者はSBPが140~159 mmHg又はDBPが90~99 mmHgの方のことです。

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