イチョウ葉エキス
商品詳細
届出番号 | C72 |
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商品名 | イチョウ葉エキス |
会社名 |
ユウキ製薬株式会社
他製品 |
ウェブサイト |
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
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表示しようとする機能性 | 記憶の精度を高める 本品にはイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンが含まれます。これらの成分には認知機能の一部である短期的な記憶の維持をサポートすることが報告されています。 |
想定する主な対象者 | 健康な熟年者 |
機能性関与成分名 | イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトン |
1日あたりの含有量 | イチョウ葉由来フラボノイド配糖体 28.8mg イチョウ葉由来テルペンラクトン 7.2mg |
摂取目安量 | 一日3粒を目安に、水またはぬるま湯と一緒にお召し上がりください。 |
摂取方法 | 一日3粒を目安に、水またはぬるま湯と一緒にお召し上がりください。(1日当たりの摂取目安量とともに表示) |
摂取をする上での注意事項 | 過剰に摂取することは避け、一日摂取目安量を守ってください。 血液凝固抑制薬やワルファリンなどの抗血栓薬を服用している方は摂らないでください。 |
届出日 | 2017/05/22 |
販売開始予定日 | 2017/07/21 |
販売状況 | 販売中 |
食品分類 | 栄養補助食品 加工食品(サプリメント形状)【イチョウ葉エキス末含有加工食品】 |
安全性の評価方法 | 既存情報による食経験の評価 |
機能性の評価方法 | 機能性関与成分に関する研究レビュー |
確認を行った事業者団体等の名称 | |
消費者庁(届け出詳細内容) | |
変更履歴 | (2017/07/19) 様式Ⅲ-3(4)添付ファイル変更
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撤回日 | |
届出撤回の事由 |
届出者の評価
安全性 | 【喫食実績による食経験の評価】
【既存情報を用いた食経験及び安全性試験の評価】
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機能性 | 標題:本品に含有する機能性関与成分イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンによる記憶向上効果の機能性に関する研究レビュー 目的:本研究レビューでは、健常者でのイチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトンの経口摂取における脳の記憶領域の機能性について合理的根拠の有無を集めることを目的とした。 背景:イチョウ葉エキスの活性成分はフラボノイド配糖体(主にケルセチン)やテルペンラクトン(主にビロバライドやギンコライドB)であることが明らかになっており、フラボノイド配糖体は24~27%、テルペンラクトンは5~7%と一般な成分規格がある。フラボノイド配糖体及びテルペンラクトンが規格化されたイチョウ葉エキスには、神経細胞増殖能による認知機能の改善に寄与する可能性が示唆されているが、研究成果全体をまとめたレビューはない。そこで本研究レビューを実施し、フラボノイド配糖体及びテルペンラクトンが規格化されたイチョウ葉エキスの摂取介入による記憶力改善について機能性を検証した。 レビュー対象とした研究の特性:国内の文献データベース2件及び海外の文献データベース1件で論文を検索した。採用する論文の研究デザインはランダム化並行比較試験(RCT)、ランダム化クロスオーバー試験、コントロール群のない介入試験とした。適格基準として、対象は健常人とし、フラボノイド配糖体及びテルペンラクトンが規格化されたイチョウ葉エキスの摂取介入が、プラセボなどのコントロール、摂取前値との比較により、記憶領域の指標の一つである反射時間が評価されていることとした。採用された論文について、バイアス・リスク、非直接性、非一貫性及びアウトカムを評価し、総合的に機能性の根拠となるかを検証した。 主な結果:適格基準に合致したのは5報だった。そのうち、有効性について肯定的論文は2報、否定的論文は3報あった。有効性の肯定的論文2報では、熟年者において、フラボノイド配糖体及びテルペンラクトンが規格化されたイチョウ葉エキス120mg/日の摂取によって、反射時間の有意な減少が報告されていた一方、否定的論文3報では若年者を対象としていた。このことから、フラボノイド配糖体及びテルペンラクトンが規格化されたイチョウ葉エキス120mg/日の摂取は、熟年者において脳の記憶領域のうち短期作業記憶能力の一つであるリアクションタイムを改善する作用が期待できる。 科学的根拠の質:本研究レビューの結果、フラボノイド配糖体及びテルペンラクトンが規格化されたイチョウ葉エキス120mg/日の摂取は、熟年者における脳の記憶領域のうち、短期作業記憶能力の一つであるリアクションタイムを改善させる機能があることが確認された。有効性がみられた文献2報のうち1報は日本で行われた研究、もう1報はイギリスで行われた研究であり、同様の結果が得られたことから、人種の違いによる影響は少ないものと考えられる。なお、適格基準に合致した5報の文献において、事前の臨床試験登録が確認できなかったことから、バイアス・リスクの可能性は否定できず、今後、さらなる臨床試験の実施が望まれる。 |