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ターミナリアベリリカタブレットT

商品詳細

届出番号 B7
商品名 ターミナリアベリリカタブレットT
会社名 株式会社東洋新薬 他製品
ウェブサイト http://www.caa.go.jp/foods/index23.html
表示しようとする機能性 中性脂肪を抑える
本品には、ターミナリアベリリカ由来ポリフェノール(没食子酸として)が含まれるので、食後に上がる中性脂肪を抑える機能があります。脂肪の多い食事を摂りがちな方、食後に上がる中性脂肪が気になる方に適した食品です。
想定する主な対象者 脂肪の多い食事を摂りがちな方、食後に上がる中性脂肪が気になる方
機能性関与成分名 ターミナリアベリリカ由来ポリフェノール(没食子酸として)
  • ポリフェノール
  • 1日あたりの含有量 20.8 mg
    摂取目安量 1日あたり4粒を目安にお召し上がりください。
    摂取方法 食事の前を目安に、噛まずに水またはぬるま湯でお召し上がりください。開封後は、お早めにお召し上がりください。
    摂取をする上での注意事項 1.医薬品との相互作用 「BOTANICAL SAFETY HANDBOOK Second Edition」において、「ターミナリアベリリカ」果実の医薬品との相互作用については「Class A(臨床的に関連のある相互作用は予想されないハーブ)」に分類されている。ただし、文献調査を行った結果、機能性関与成分の主成分である没食子酸が、医薬品の作用や鉄の吸収に影響を及ぼす可能性が否定できなかった。そのため、下記2.に示す通り摂取する上での注意事項を表示した。 2. 摂取する上での注意事項 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師とご相談ください。医薬品を服用している方は医師にご相談ください。鉄の吸収を阻害する可能性がありますので、貧血のお薬を服用している方はご注意ください。 3.本品を販売することの適切性について 上記2.のように注意喚起することで、本品の利用者に対して注意を促し、本品摂取により想定される健康被害を防止できると考えられる。
    届出日 2016/04/21
    販売開始予定日 2016/07/31
    販売状況 販売休止中
    食品分類 栄養補助食品
    加工食品(サプリメント形状)【ターミナリアベリリカ抽出物加工食品】
    安全性の評価方法 既存情報による食経験の評価;既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 最終製品を用いた臨床試験
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (2018.3.2)別紙様式Ⅲ-3添付資料を修正

    撤回日 2024/02/09
    届出撤回の事由 販売の予定がなくなったため

    届出者の評価

    安全性

    1.食経験の評価
    本品の機能性関与成分「ターミナリアベリリカ由来ポリフェノール(没食子酸として)」を含む原材料である「ターミナリアベリリカ抽出物」を、本品と同量以上配合した類似する食品が平成20年より製造・販売されているが、健康被害は報告されていない。
    本品に配合される「ターミナリアベリリカ抽出物」は、ターミナリアベリリカ果実の水抽出物である。ターミナリアベリリカ果実は、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダで用いられるハーブのひとつであり、インドやその近隣諸国で広範囲に利用されている。ターミナリアベリリカ果実は、単独で用いられるほか、トリファラと呼ばれる調合物に配合して用いられる。トリファラは、軽い胃腸症状などの様々な疾患に対して利用され、粉末をそのままハチミツや牛乳と混ぜたり、水で煮出したりするなどの方法で摂取されている。
    また、日本国内において、「ターミナリアベリリカ抽出物」の主成分である没食子酸は食品添加物(既存添加物)として認められており、酸化防止剤としてかつお節などの食品に用いられている。
    これらのことから、本品に用いられる「ターミナリアベリリカ抽出物」及びその成分は十分な食経験があり、安全性は十分に評価されていると考えられる。

    2.安全性試験に関する評価
    米国ハーブ製品協会が監修する「BOTANICAL SAFETY HANDBOOK Second Edition」において、ターミナリアベリリカの果実の安全性は「Class 1(適切に使用する限り安全に摂取することができるハーブ)」に分類されている。また、厚生労働省が実施した「既存添加物の安全性の見直しに関する調査研究(平成20年度調査)」において、没食子酸は「ヒトの健康に対して有害影響を及ぼすような毒性はないと考えられた」と結論づけられている。また、文献調査の結果、ターミナリアベリリカ果実の水抽出物の安全性試験に関する報告があったが、安全性の問題は認められなかった。
    これらのことから、本品に用いられる「ターミナリアベリリカ抽出物」の安全性に関して懸念はないと考えられた。

    3.まとめ
    「ターミナリアベリリカ抽出物」の安全性に関して懸念は認められなかった。また、本品の「ターミナリアベリリカ抽出物」以外の原材料は、販売実績が十分にある一般的な食品及び食品添加物である。したがって、本品を適切に摂取する上で安全性について懸念はないと考えられる。

    機能性

    1.標題
    「ターミナリアベリリカ抽出物」による食後血中中性脂肪上昇抑制作用の検討

    2.目的
    健常成人が「ターミナリアベリリカ抽出物」含有錠剤を摂取した場合の食後血中中性脂肪の上昇に及ぼす影響を、プラセボ錠剤(偽薬)と比較して検討することを目的とした。

    3.背景
    「ターミナリアベリリカ抽出物」は、試験管内の試験及び動物試験において、ポリフェノールの一種である没食子酸の作用により食後中性脂肪上昇抑制作用を示すことが報告されているが、実際にヒトで食後血中中性脂肪の上昇抑制を確認した知見はない。そこで本研究は、ヒトにおける「ターミナリアベリリカ抽出物」含有錠剤の食後血中中性脂肪に及ぼす影響を評価した。

    4.方法
    健常成人を対象に試験を行った。試験参加の同意が得られた42名を被験者として試験を開始した。スクリーニングに参加できなかった5名を除いた37名を無作為に3群に割付け、「ターミナリアベリリカ抽出物」を高用量含む錠剤(没食子酸として31.4 mg/日、高用量群)、「ターミナリアベリリカ抽出物」を低用量含む錠剤(没食子酸として20.8 mg/日、低用量群)又は「ターミナリアベリリカ抽出物」を含まない錠剤(対照群)いずれかを水とともに摂取させた後、負荷食品(コーンポタージュ、プレーンベーグル)(注)を摂取させた。負荷食品摂取前、摂取2時間後、3時間後、4時間後、6時間後に、血中中性脂肪を評価した。1週間以上の間をあけ、ランダムな順番で試験食品を変えた条件でも同様に評価を行った。

    5.主な結果
    試験参加の同意が得られた42名を被験者として試験を開始し、スクリーニングに参加できなかった5名を除いた37名を3群に割付けたが、3名が脱落したため、最終的な解析対象者は34名であった。

    血中中性脂肪は、対照群と比較して、高用量群では負荷食品摂取2時間後において、低用量群では負荷食品摂取2時間後及び4時間後において有意に低値を示した。また、中性脂肪の吸収の目安である摂取6時間後までの中性脂肪値の上昇曲線下面積は、対照群と比較して高用量群及び低用量群で有意に低値を示した。試験期間を通して有害事象は認められなかった。

    6.科学的根拠の質
    本試験結果より、健常者が「ターミナリアベリリカ抽出物」含有錠剤(没食子酸として20.8 mg/日)を高脂肪食摂取前に摂取することで、食後血中中性脂肪の上昇を抑制することが示された。

    (注釈)
    通常より脂質を多く含む高脂肪食を負荷食品として用いた

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