+GABA(プラスギャバ)たくあん ゆず
商品詳細
届出番号 | B606 |
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商品名 | +GABA(プラスギャバ)たくあん ゆず |
会社名 |
東海漬物株式会社
他製品 |
ウェブサイト |
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/
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表示しようとする機能性 | 血圧のサポート 本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を正常に維持する機能があることが知られています。 |
想定する主な対象者 | 日常的に沢庵を食べている血圧が高めの成人日本人。ただし、疾病に罹患しているもの、妊産婦および授乳婦を除く。 |
機能性関与成分名 | GABA |
1日あたりの含有量 | 12.3mg |
摂取目安量 | 10g(約2切れ) |
摂取方法 | 1日摂取目安量を参考にお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | 本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。塩分の過剰摂取をさけるため、摂取目安量を超えての摂取はお控えいただくとともに、普段ご利用のたくあんと置き換えてお召し上がりください。また、降圧剤を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。 |
届出日 | 2017/03/24 |
販売開始予定日 | 2017/06/01 |
販売状況 | 販売休止中 |
食品分類 | 野菜 加工食品(その他)【たくあん漬(薄切り)】 |
安全性の評価方法 | 既存情報による安全性試験結果 |
機能性の評価方法 | 機能性関与成分に関する研究レビュー |
確認を行った事業者団体等の名称 | |
消費者庁(届け出詳細内容) | |
変更履歴 | (H29.07.28) 様式Ⅳ 健康被害の情報の対応窓口名の変更
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撤回日 | 2018/10/15 |
届出撤回の事由 | 生産、販売中止のため |
届出者の評価
安全性 | たくあんはGABAを含む食品の一つであり、100gのたくあんに73~187mgのGABAが含まれる。2000年には約10万tのたくあんが生産されたことから、1食あたり10g摂取する場合、年間100億食が供給されたことになる。1食で食べるたくあんの量によってGABA量が異なるが、たくあんは江戸時代からの風習で2切れ食事に提供することが定番とされており、たくあん1切れあたり5~15g程度であることから、たくあんを1日1回以上食べる習慣のある人においては、本申請で1日当たりの機能性関与成分としたGABA12.3mgは日常的な摂取量の範囲内である。また、GABAは特定保健用食品の保健機能成分として茶飲料、乳飲料に活用されており、これまで特定保健用食品として認可を得た製品から1日当たりGABA10~20mgが摂取されてきた。さらに、GABAは野菜、果実、穀類に含まれることが知られており、たとえば100g中にジャガイモには61mg、ナスには24mg、ニンジンには21mgのGABAが含まれており、GABAは日常的に摂取されてきたと言える。
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機能性 | 標題: 血圧が高めの方に対するGABAの血圧低下効果についての研究レビュー 目的: 血圧が高めの成人日本人にGABAを含む食品を摂取させたとき、GABAを含まない食品を摂取させた場合と比較して血圧を低下させる作用があるか評価する。 背景: GABAは食品に含まれる機能性成分として研究されているが、それらの研究成果を調査分析した例はないため、GABAの食品への応用は最終製品で試験を行った特定保健用食品に限られる。ここではGABAの利用性を拡大するため血圧低下作用について研究レビューを行った。 レビュー対象とした研究の特性:論文検索は2016年5月13日に、検索日までの全ての期間を対象に行った。血圧が高めの日本人成人男女を対象に、GABAもしくはGABAを含まない食品を一定期間摂取させた後の血圧を比較した研究として14報が抽出された。利益相反については記述がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。 主な結果: 文献検索から14報の研究が抽出された。抽出された全ての研究報告においてGABAを摂取すると、GABAを摂取していない場合と比べて血圧を低下させる作用が認められた。研究報告によって試験参加者数は異なるが、有効量は1日あたりGABA12.3~120mgであった。健常者である正常高値血圧者に限定して解析された研究は8報抽出されたがいずれの研究でも血圧低下作用は認められ、正常血圧者に限定して解析された1報によると血圧は低下も上昇もせず、正常値を維持した。 科学的根拠の質: 評価対象とした14報の研究には試験群の割り付けの方法等、試験デザインの一部が未記載のものがあるといった問題点はあったが、全ての研究で一貫して血圧低下作用が認められたことから科学的根拠の質は担保されていると考えられる。一方で、一般的に否定的な結果は肯定的な結果と比べて公表され難い性質があるため、今後も継続的に調査を行い考察を更新していく必要がある。 |