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お~いお茶 カテキン緑茶スティック

商品詳細

届出番号 I123
商品名 お~いお茶 カテキン緑茶スティック
会社名 株式会社伊藤園 他製品
ウェブサイト itoen.jp
表示しようとする機能性 コレステロール値を改善;体脂肪を減らす
本品にはガレート型カテキンが含まれます。ガレート型カテキンには、食事の脂肪の吸収を抑えて排出を増加させることにより、BMIが高めの方の体脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らし、BMIを改善する機能や、LDL(悪玉)コレステロールを減らす機能があることが報告されています。
想定する主な対象者 健常成人(BMIが高めの方、コレステロールが高めの方)
機能性関与成分名 ガレート型カテキン
  • 茶カテキン
  • 1日あたりの含有量 394㎎
    摂取目安量 3本(2.4g)
    摂取方法 スティック1本分(0.8g)をお湯または水(300ml)によく溶かし、1日3本(2.4g)を目安に、食事と共にお飲みください。
    摂取をする上での注意事項 多量摂取により、より健康が増進されるものではありません。本品は、通常の緑茶同様のカフェインを含んでいるため、眠れなくなる方は夕方からの飲用を避けてください。
    届出日 2023/04/24
    販売開始予定日 2023/09/04
    販売状況 販売中
    食品分類 粉末飲料
    加工食品(その他)【緑茶(インスタント緑茶)】
    安全性の評価方法 喫食実績の評価;既存情報による安全性試験結果
    機能性の評価方法 機能性関与成分に関する研究レビュー
    確認を行った事業者団体等の名称
    消費者庁(届け出詳細内容)
    変更履歴

    (R5.6.22)様式Ⅵ 表示見本の変更

    撤回日
    届出撤回の事由

    届出者の評価

    安全性

    当該食品と類似する食品として機能性表示食品「まるごと健康粉末茶 濃いみどり」があります。「まるごと健康粉末茶 濃いみどり」は、株式会社伊藤園が2017年に日本国内で販売を開始したもので、1日摂取目安量当たりの機能性関与成分量は当該食品と同じガレート型カテキン394mgです。これまでに66万本(2021年9月時点)の販売実績がありますが、この商品に起因する重篤な健康被害は報告されていません。
    また、ガレート型カテキンは特定保健用食品「2つの働きカテキン緑茶」の関与成分でもあり、過剰量摂取試験が実施され、安全性審査も行われています。
    医薬品との相互作用に関する評価では、ブスピロン(抗不安薬:CYP3A基質)、ナドロール(β遮断薬)、ロバスタチン (脂質異常症治療薬:CYP3A4、BCRP基質)の血中濃度への影響に関する報告がありました。理論的に考えられる相互作用は十分に認められていませんが、茶類として摂取する場合はカフェインとの相互作用が報告されているため注意が必要です。 
    以上のことから、過剰摂取に注意して飲用する場合においては当該製品の安全性は確認されていますが、体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談して下さい。

    機能性

    ①BMIが高めの方の体脂肪を減らす機能
    【標題】
    「お~いお茶 カテキン緑茶スティック」に含有する機能性関与成分ガレート型カテキンの体脂肪低減効果に関する研究レビュー
    【目的】
    当該製品を販売するにあたり、ガレート型カテキンの体脂肪低減効果に関して科学的な根拠があるのか「健康な成人(BMIが高めの方を含む)がガレート型カテキンを含む食品を摂取すると体脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)およびBMIが低減するか」について文献を調査しました。
    【背景】
    ガレート型カテキンは緑茶に含まれるポリフェノールの一種で、エピガロカテキンガレート(EGCG)、エピカテキンガレート(ECG)、ガロカテキンガレート(GCG)、カテキンガレート(CG)の4種のカテキン類から成るものです。ガレート型カテキンには、リパーゼ阻害活性があることが報告されており、動物試験においても食後中性脂肪値の上昇抑制作用や内臓脂肪低減作用が示されています。
    一方で、BMIが高めの方を対象としていくつかのヒト試験が実施されていますが、ガレート型カテキンの体脂肪低減作用について網羅的に解析したレビューはありません。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    日本語の文献(1975年以降に書かれたもの)と英語の文献(1971年以降に書かれたもの)を調査しました。検索の際には健康な成人(BMIが30未満の者)を対象とした試験を実施している文献を探しました。調査の結果、4件の文献がヒットしました。
    【主な結果】
    採用した4件の文献の研究結果から、BMIが30未満の健康な成人を対象にガレート型カテキンを1日あたり149.5~633mg摂取させた場合、体脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)およびBMIを低下させることが示されました。
    【科学的根拠の質】
    ガレート型カテキンの体脂肪低減効果を確認した文献は4件あり、全てRCTでした。バイアス・リスクは低~中程度でしたが、直接性、不精確、その他バイアスは低く、体脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)およびBMIの研究の妥当性・信頼性は総じて中~高程度と考えられました。

    ②LDL(悪玉)コレステロールを減らす機能
    【標題】
    「お~いお茶 カテキン緑茶スティック」に含有するガレート型カテキンのLDL(悪玉)コレステロール低減作用について
    【目的】
    健康な方またはコレステロール値がやや高めの方がガレート型カテキンを含む食品を摂取するとLDLコレステロール値が低下するか。
    【背景】
    ガレート型カテキンは緑茶に含まれるポリフェノールの一種であるカテキン類のひとつであり、エピガロカテキンガレート(EGCG)、エピカテキンガレート(ECG)、ガロカテキンガレート(GCG)、カテキンガレート(CG)の4種が存在します。ガレート型カテキンにはコレステロール低下作用が報告されておりますが、それらを網羅的に解析したレビューは無かったため、今回調査いたしました。
    【レビュー対象とした研究の特性】
    日本語の文献(1975年以降に書かれたもの)と英語の文献(1971年以降に書かれたもの)を調査しました。文献はLDLコレステロール値がやや高めの方を対象としています。調査の結果4件の文献を採用しました。
    【主な結果】
    LDLコレステロールがやや高めの方がガレート型カテキン196.2mgを1日2回、食事と共に摂取すると、LDLコレステロール変化量が低減することが明らかとなりました。
    【根拠の質】
    ガレート型カテキンのコLDLレステロール低減効果を確認した文献は4件あり、全てRCTでした。バイアス・リスクは中程度でしたが、その他、重篤なバイアスリスクは無く、総じて研究の妥当性・信頼性は中程度と考えられました。

    よって、当該製品はガレート型カテキンを394mg含有しているため、BMIが高めの方の体脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らし、BMIを改善する機能やLDL(悪玉)コレステロールを低下させる機能が期待できます。

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